簡単のために度数法で計算する。
O を △ABC の外心とする。
このとき OA=OB=OC である。
円周角の定理より ∠AOC=360∘−2⋅100∘=160∘ である。ゆえに ∠OAC=∠OCA=10∘ となる。
∠BAE=30∘=20∘+10∘=∠OAE,AB=AO,AE=AE より △ABE≡AOE である。よって BE=OE である。
さて ∠BAO=60∘ である。△OAB は二等辺三角形であるため,正三角形となる。よって ∠ABO=60∘ であるため ∠OBC=40∘ である。こうして ∠OBE=20∘ である。
BE=OE であったため,
∠OEH=∠EBO+∠EOB=2∠OBE=40∘=30∘+10∘=∠BCA+∠ACO=∠BCO
を得る。こうして O,B,C,E は共円である。
円周角の定理より
∠BEC=∠BOC=180∘−2⋅40∘=100∘
である。
こうして ∠CEH=180∘−100∘=80∘ を得る。