数学オリンピックの合格点推移
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日本数学オリンピックの予選・本選,国際数学オリンピックの合格基準を整理しました。
日本数学オリンピック予選合格点
日本数学オリンピック予選合格点
日本数学オリンピック(JMO)予選の合格基準と合格率を整理しました。データは数学オリンピック財団のホームページから。
- 合格最低点は5点〜8点で推移していて7点とれば高確率で合格できます。
- 2012年から応募者が激増したことにともなって2013年から予選合格者人数も大きく増えています。
- 応募しておいて実際は欠席する人が5%程度いるようです。そのため,実際の受験者人数は表のものよりもやや少ないです。
日本数学オリンピック本選に関するデータ
日本数学オリンピック本選に関するデータ
本選は合格最低点がホームページに公開されていません(私が受験した当時は受験者にmath OLYMPIANという雑誌が配布され,それを見れば合格最低点が分かりました)。
- 成績優秀者は毎年おおよそ20人です。
- (Wikipediaによると)2完すればほぼ確実に本選突破できると言われているようです。
国際数学オリンピックの各問題の平均点
国際数学オリンピックの各問題の平均点
国際数学オリンピック(IMO)の 過去問の平均点とメダル獲得のための必要最低点を整理しました。データは国際数学オリンピックのホームページから。
- 国際数学オリンピックの配点は一問7点×6問です。第一問と第四問は比較的簡単なのでその2問を解けば銅メダルのボーダーです。
- 第二問と第五問はわりと難しい問題です。そのうち一問解けば銀メダルボーダー。ここまで4問完答すれば金メダルのボーダーです。
- 第三問と第六問は超難問であることが多いです。ここで部分点を追加できれば高確率で金メダルとなります。