英語5文型まとめ|高校英語の基本「文型」とは何か、構造・特徴・見分け方を例文で解説

更新日時 2021/09/21

文型とは、英語学習で基本中の基本になる英文法の構造の法則です。高校英語では最初に習う項目でもあります。

この記事では、英語の5文型とは何か、それぞれの文型の特徴や違い、見分け方などを豊富な例文とともに解説していきます。

目次
  • 基本5文型とは

  • 第1文型 SV

  • 第2文型 SVC

  • 第3文型 SVO

  • 第4文型 SVOO

  • 第5文型 SVOC

  • 【大学受験英語対策】練習問題

基本5文型とは

まず英語の5文型とは端的に説明すると、英文を構成する要素の並び方のルールのことです。

英語には以下の4つの主要な要素があります。

  • 主語 S (Subject)
    文の動作主を表す、「~は、~が」に当たる。
  • 動詞述語動詞 V (Verb)
    主語が行う動作を表す、「~する、~である」に当たる。
  • 目的語 O (Object)
    動作(V)の対象を表す、「~に、~を」に当たる。
  • 補語 C (Complement)
    主語や目的語がどのようなものであるかを補足説明する。

この4つの要素のほかに、修飾語 M (Modifier)がありますが、5文型には含まれていません。

それぞれの要素について詳しく知りたい方はこちらを参照してください。

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この4つの要素(S,V,O,C)の並び方は5文型によって決まっています。実際の5文型は以下の5種類です。

  • 第1文型 SV
  • 第2文型 SVC
  • 第3文型 SVO
  • 第4文型 SVOO
  • 第5文型 SVOC

5文型を学ぶメリット、必要性

英語では語順が大切になります。というのも、英文では主語や動詞などの要素の順番が異なると、意味が変わってきてしまうからです。そのため、文の語順のルールである5文型を学習することが大事なのです。

かと言って、これは何文型かなどという問題は学校の定期テストなどでもない限り出ませんし、文型が分かったところで英語が完全に理解できるわけではありません。

しかし、英語学習の基礎である5文型を理解できれば、

  • 文型から英単語の意味を推測できる
  • 英文の読解スピードが上がる
  • 英語と日本語では文の構造が異なるので、英語の構造を把握すると文章理解がしやすくなる

といったメリットがあります。

第1文型 SV

第1文型は、SV(主語+動詞)です。日本語では「Sは(が)Vする」という意味を表します。SとV以外の要素(OとC)は含まれません。

第1文型SVの例文

(1) I sleep. 私は寝る。
主語S:I 動詞V:sleep

(2) She lives in Tokyo. 私は東京に住んでいる。
主語S:She 動詞V:lives

(3) He goes to school. 彼は学校に行く。
主語S:He 動詞V:goes

第1文型の文には、M(修飾語)が併用されることが多いです。例文(2)の「in Tokyo」と(3)の「to school」はどちらもM(修飾語)です。

第1文型について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

第1文型SVの見分け方

第1文型の見分け方には以下のようなものがあります。

  • 文がSVのみで構成されている
  • 動詞が自動詞である

英文がSとVのみで構成されていれば間違いなく第1文型です。また、第1文型SVで用いられる動詞は自動詞です。自動詞とは、目的語が必要でない動詞のことです。

そのため、自動詞であれば第1文型の可能性が高いです。(自動詞であれば必ず第1文型というわけではありません。)

自動詞に関して詳しく知りたい方は以下の記事を参照して下さい。

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There is/are 構文

第1文型で気を付けるべき表現に、「There+be動詞(V)+主語(S)~」 があります。これは、SとVを用いる表現なのですが、通常はS→Vの順になるものが、V→Sの順になっている点に注意です。

日本語の意味としては、「~がある(いる)」になり、存在を表します。

例文

(1) There is an apple on the table. テーブルの上にリンゴがある。
動詞V:is 主語S:an apple

(2) There aren’t books. 本がなかった。
動詞V:aren’t 主語S:books

There is/are構文について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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第2文型 SVC

第2文型は、SVC(主語+動詞+補語)です。日本語では「Sは(が)Cである」という意味を表します。C(補語)は、S(主語)がどのような状態か・何であるかを説明します。

第2文型SVCの特徴は、「S=C」が成り立つことです。be動詞は第2文型で用いられる主な動詞です。

第2文型SVCにおいて使われる動詞は全て自動詞で、意味によって以下の4種類に分類されます。

  • 状態を表す動詞(be動詞, remain, stay, keepなど)
  • 変化を表す動詞(become, get, turn, go, comeなど)
  • 感覚を表す動詞(feel, taste, smell, soundなど)
  • 外見や様子を表す動詞(seem, look, appearなど)
第2文型SVCの例文

(1) John is a baseball player. ジョンは野球選手です。
主語S:John 動詞V:is 補語C:a baseball player

(2) The sky got dark. 空が暗くなった。
主語S:The sky 動詞V:got 補語C:dark

(3) This stew tastes great. このシチューは素晴らしい味がする。
主語S:This stew 動詞V:tastes 補語C:great

(4) Your hair style looks nice. あなたのヘアスタイルは良く見える。
主語S:Your hair style 動詞V:looks 補語C:nice

第2文型について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

第2文型SVCの見分け方

第2文型の見分け方には以下のようなものがあります。

  • 動詞がbe動詞である
  • 動詞の後の単語(補語)が名詞か形容詞である
  • S=Cが成り立っている

be動詞の文は必ず第2文型です。第2文型では動詞Vの後に補語Cが来ますが、補語は主語Sを説明する名詞か形容詞です。このように主語を説明する補語を主格補語と呼びます。

そのため、動詞の直後に名詞や形容詞がくれば第2文型の可能性が高いです。

また、先ほどもあったように第2文型ではS=Cが成り立ちます。そのため、S=Cが成り立てば第2文型だと分かります。

第3文型 SVO

第3文型は、SVO(主語+動詞+目的語)です。日本語では、「Sは(が)Oを~する」という意味を表します。

第3文型の特徴として、「S≠O」 があります。また、用いられる動詞は他動詞です。他動詞とは、目的語が必要になる動詞のことです。

他動詞について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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第3文型SVOの例文

(1) I want a new smartphone. 私は新しいスマートフォンが欲しい。
主語S:I 動詞V:want 目的語O:a new smartphone

(2) He bought a book. 彼は本を買った。
主語S:He 動詞V:bought 目的語O:a book

(3) She loves me. 彼女は私を愛している。
主語S:She 動詞V:loves 目的語O:me

第3文型について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

第3文型の見分け方

第3文型の見分け方には以下のようなものがあります。

  • 動詞が他動詞である
  • S≠Oである

第3文型の動詞は他動詞です。他動詞を用いる文型は他に第4文型と第5文型がありますが、第1、2文型の可能性はなくなります。

また、第3文型では「S≠O」が成り立ちます。似た形の第2文型では「S=C」が成り立つと先ほどの見出しで説明しました。

第2文型SVCと第3文型SVOを見分けるには、動詞の後の単語と主語を見て、イコール関係で結べれば第2文型、イコール関係で結べなければ第3文型だと分かります。

第4文型 SVOO

第4文型は、SVOO(主語+動詞+目的語₁+目的語₂)です。日本語では、「SがO₁にO₂をVする」という意味を表します。

第4文型では目的語が二つ連続して使われることが特徴です。またSVOOでは、「O₁≠O₂」 が成り立ちます。一つ目の目的語O₁は「人」を指し、間接目的語と呼ばれます。二つ目の目的語O₂は「物」を指し、直接目的語と呼ばれます。

つまりSVOOは「主語+動詞+人+物」の形をとると言えます。

第4文型SVOOの例文

(1) I gave my mother a present. 私は母にプレゼントを渡した。
主語S:I 動詞V:gave 間接目的語O₁:my mother 直接目的語O₂:a present

(2) Bob sent me a mail. ボブは私にメールを送った。
主語S:Bob 動詞V:sent 間接目的語O₁:me 直接目的語O₂:a mail

(3) Mary bought her boyfriend a ring. メアリーはボーイフレンドに指輪を買ってあげた。
主語S:Mary 動詞V:bought 間接目的語O₁:her boyfriend 直接目的語O₂:a ring

第4文型SVOOは第3文型SVO(物)+to/forA(人)の形に書き換えることができ、書き換えは文法問題で頻出です。

第4文型について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

第4文型の見分け方

第4文型の見分け方には以下のようなものがあります。

  • 動詞の後に目的語(名詞)が二つ連続する
  • 動詞が他動詞である
  • O₁≠O₂である

第4文型SVOOに似た文型として、第5文型SVOCがあります。第5文型SVOCでは「O=C」が成り立ちます。

そのため、第4文型と第5文型を見分けるときは、動詞Vの後の単語がイコール関係で結べなければ第4文型、イコール関係で結べなければ第5文型と分かります。

第5文型 SVOC

第5文型は、SVOC(主語+動詞+目的語+補語)です。日本語では、「SはOをCにする」という意味を表します。

第5文型では、動詞の後に目的語と補語が来て、補語は目的語がどのようなものか、どんな状態かを説明します。このような補語を目的格補語と呼びます。

第5文型SVOCの例文

(1) He made me happy. 彼は私を幸せにした。
主語S:He 動詞V:made 目的語O:me 補語C:happy

(2) I keep my room clean. 私は部屋を綺麗に保つ。
主語S:I 動詞V:keep 目的語O:my room 補語C:clean

(3) My parents named me Saki. 両親は私をサキと名付けた。
主語S:My parents 動詞V:named 目的語O:me 補語C:Saki

(4) I believe the story true. 私はその話が真実だと信じている。
主語S:I 動詞V:believe 目的語O:the story 補語C:true

第5文型について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

第5文型の見分け方

第5文型の見分け方には以下のようなものがあります。

  • 動詞が他動詞である
  • O=Cである

第5文型SVOCの特徴は、O=Cが成り立つことでした。似た文型には第4文型SVOOがありますが、こちらの特徴はO₁≠O₂でした。

そのため、動詞の後の二つの単語がイコール関係で結べれば第4文型、イコール関係で結べなければ第5文型と分かります。

【大学受験英語対策】練習問題

練習問題を解いて定着度を確認しましょう。

練習問題

問1 次の文の文型を答えなさい。

(1) I live in Japan.
私は日本に住んでいる。

(2) I love you.
私はあなたを愛している。

(3) He left me alone.
彼は私を一人にした。

(4) The leaves grow red.
葉は次第に赤くなる。

(5) Lily told me the truth.
リリーは私に真実を伝えた。

解答

問1

(1) 第1文型SV
in Japanは修飾語です。

(2) 第3文型SVO
S:I V:love O:you

(3) 第5文型SVOC
S:He V:left O:me C:alone

(4) 第2文型SVC
S:The leaves V:grow C:red

(5) 第4文型SVOO
S:Lily V:told O₁:me O₂:the truth

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