used toの使い方|would oftenとの意味の違いや類似表現まで解説

更新日時 2021/10/07

この記事では、used to とは何か、また would (often) との違いについて解説します。

目次
  • used to の意味・使い方

  • used to の否定文・疑問文の作り方

  • used to と would often の違い・使い分け

  • used to と紛らわしい表現

  • 【大学受験英語対策】練習問題

used to の意味・使い方

過去の習慣

(1) I used to walk to school with my friends.
私は(以前は)友達と歩いて登校したものだ。

used to は例文のように 「(以前は)~したものだ」 という過去の習慣の意味を表します。
「過去には~だったが今はそうしていない」というニュアンスが含まれます。

used to の後に動作動詞が続くと、この意味になることが多いです。

過去の状態

(2) There used to be a theater in the town.
町にはかつて劇場があった。

例文のように 「(以前は)~だった」 という過去の状態の意味を表します。
「過去には~だったが今はそうではない」というニュアンスが含まれます。

used to の後に状態動詞が続くと、この意味になることが多いです。

動作動詞と状態動詞については、以下の記事で詳しく解説しています。

used to が使えない場合

(3)
I lived in Hiroshima for five years.
私は広島に5年間住んでいました。

×I used to lived in Hiroshima for five years.

used to は、for two years や six times など
状態の続く期間を表す語句頻度を具体的に示す語句とともに用いることはできません。

tips【used to の発音に注意!】

used to は「ユーストゥ」と発音します。
「ユーズド トゥ」とは発音しないため注意が必要です。

used to の否定文・疑問文の作り方

used to の否定文

(4) He did not use to live in Fukuoka?
彼は以前福岡には住んでいなかった。

例文のように used to の否定文は、一般動詞の否定形と同様に
〈主語+did+not+use to+動詞の原型〉の形にします。

used to の疑問文

(5) Did you use to live in Fukuoka?
あなたは以前福岡に住んでいましたか?

例文のように used to の疑問文は、
〈Did+use to+動詞の原型〉の形にします。

use to を used to にしても間違いではありませんが、正式な使い方ではないとされています。

used to と would often の違い・使い分け

used to と似た表現に would (often) があります。どちらも「(よく)〜したものだ」という意味の表現ですが、ここでは2つの表現の違いと使い分けについて説明します。

would については、以下の will についての記事内でも説明しています。こちらも参考にしていただくと理解が深まると思います。

状態動詞の場合 would は使えない

(6)
I used to be worried about my future.
昔は将来のことで悩んでいた。

×I would be worried about my future.

used to は状態動詞とも動作動詞とも使うことができますが、would は状態動詞を用いて過去の状態を表すことができません。

動作動詞の場合に生じる使い分け

(7) I used to visit my grandmother every week.
毎週祖母を尋ねたものだった(が、今はしない)。

(8) I would often go to London by bus when I was in the U.K.
イギリスにいた時にはバスでよくロンドンに行ったものだった。

used to は「かつてはよく〜したが、今はそうではない」という現在との対比を含む表現です。

一方 would は今の状態には関わらず、過去のことを回想的に述べる表現です。

ですから現在も続けている事柄について過去の習慣を伝えたい際には、wouldを使う必要があるということですね。

ここまでを表にまとめると以下のようになります。

used to would
過去の状態(状態動詞) ×
過去の習慣(動作動詞)
ニュアンス 現在との対比 回想的

used to と紛らわしい表現

(9) I am used to getting up early.
早起きには慣れている。

(10) I am getting used to getting up early.
早起きには慣れてきている。

(11) I got used to getting up early.
早起きには慣れた。

(12) This medicine is used to relieve pain.
この薬は痛みを和らげるために使われる。

used to には様々な似たような表現があります。よく問題にされる部分なので、各表現の前後の違いなどを確認して、一個一個丁寧に整理して覚えるようにしましょう。

be used to doing

例文(9)のように、「~することに慣れている」という、何かに慣れたその状態に焦点を当てた表現です。

to の後ろに来る単語は動名詞か名詞と決まっています。

get used to doing

get used to は「~することに慣れる」という、何かに慣れる行動にスポットを当てている表現です。

例文(10)のように be getting used to とすると「~に慣れてきている」と現在進行形のニュアンスを出すことができ、

例文(11)のようにgot used to とすると「~に慣れた」と過去に慣れるまでの過程が強調することができます。

be used to doing と同じく to の後ろに来る単語は動名詞か名詞と決まっています。

受動態の be used to

例文(12)のように、一般動詞の use を用いた受動態に副詞的用法のto不定詞を組み合わせた表現「~するために使われる」も、used to の紛らわしい表現の一つです。

【大学受験英語対策】練習問題

練習問題

問1 次の英文で誤っている部分を訂正しなさい。
There would be a shopping mall in this town.

問2 次の英文を和訳しなさい。
I am used to going to Shinjuku by train.

問3 次の英文で( )にあてはまる語句を答えなさい。
My father(  )photographs of family.
(訳)私の父親はよく家族の写真を撮っていたものだ。
1.used to take
2.be used to take
3.got used to taking
4.be used to taking

解答

問1
**×would
used to**
(訳)
かつてこの町にはショッピングモールがあった。
(解説)
would はbe動詞など状態動詞とは使えません
このような場合は used to を使いましょう。

問2
私は電車で新宿に行くことに慣れている。
(解説)
ここでは be used to doing の表現が使われているので、「~することに慣れている」と訳します。used to には紛らわしい表現が多いので注意しましょう。

問3
1. used to
(解説)
訳を見ると「写真を撮っていたものだ」と過去の習慣の意味を表しているので、その意味に合致するのは used to しかありません。なお、他の選択肢の表現の意味も再確認しておきましょう。

used to は流し読みすると意味を取り間違えやすいので周りの動詞の形などをよく確認しましょう。

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