助動詞will|意味・用法による使い方の違いから英語表現まで例文・問題付きで解説

更新日時 2021/10/17

will は助動詞の仲間です。

こちらの記事で助動詞の基本的なルールを説明しています。

目次
  • 助動詞 willのコアイメージ

  • willの用法と意味

  • 助動詞 will の疑問形

  • will の言い換え「be going to」

  • would を使った構文

  • 【大学受験英語対策】練習問題

助動詞 willのコアイメージ

will のコアイメージは 未来志向です。

これはこうだろう」という思いを伝えるニュアンスです。
以下では、ここから派生した具体的な用法をみていきましょう。

willの用法と意味

will の用法には、基本的に
未来の予測意志拒絶依頼現在の推量習性・習慣があります。
以下で一つずつ説明していきます。

未来の予測

(1) It will rain this afternoon.
今日の午後は雨が降るだろう。

(2) I will be eighteen this month.
私は今月で18歳になる。

例文のように
「~だろう」
という未来の予測の意味で使われます。
単純未来の will ということもあります。

話し手の意思にかかわらず、これから自然に、成り行きで起こりそうな事柄を表します。

3人称の主語 + will は断定的

(3) He will come to the party.
彼はパーティーに来ますよ。

(4) He is coming to the party.
彼はパーティーに来ることになっています。

(5) I think he will come to the party.
彼はパーティーに来ると思います。

3人称の主語の行動を will を使って表すときには「絶対に、無理やりにでも」といったニュアンスが含まれてしまいます。

断定を避けたい場合には、例文のように進行形I think を使って対応しましょう。

意志

(6) I will do my homework after dinner.
私は夕食後に宿題をするつもりです。

(7) I will call you tonight.
今夜、あなたに電話します。

例文のように 「~するつもりだ」 という意志の意味になります。
意志未来の will といわれることもあります。
主語の積極的な意志を表す用法です。

強い意志

(8) No matter what happens, I will come back here.
何が起ころうともここに帰ってきてやる。

例文のように will は「(絶対に)~してみせる」という強い意志を示すこともあります。

この場合 will に強調を置いて話すことが多いです。
「あくまでも、断固として~」というニュアンスが含まれます。

拒絶(否定形のとき)

(9) My little sister won’t (will not) eat tomatoes.
私の妹はどうしてもトマトを食べようとしない。

(10) The door wouldn’t open.
そのドアはどうしても開かなかった。

(9)のように will not(won’t) と否定形で用いることで
「どうしても~しようとしない」 という拒絶の意味になります。

また(10)のように
would not(wouldn’t) と will の過去形 would を用いることで
「どうしても~しようとしなかった」 という過去の拒絶の意味を表します。

また代わりに、助動詞の never を用いるとより強い拒絶を表すことができます。

依頼

(11) “Will(Would) you open the window(,please)?” “Sure.”
「窓を開けてくれますか(いただけますか)。」「いいですよ。」

例文のように 「~してくれますか(いただけますか)」 という依頼の意味になります。

would を使った方がより丁寧な表現になります。 また please をつけることでより丁寧な印象にできます。

現在の推量

(12) They will be in Nagoya.
彼らは名古屋にいるはずだ。

(13) Lisa would be in bed by now.
彼女はおそらく今頃寝ているだろう。

例文のように 「~のはずだ、~するはずだ」 という確信・推量の意味になります。
will の推量は must よりは弱く、may よりは強い意味です。 would の推量は、will よりも確信度は低いです。

習性・習慣

(14) Babies will cry.
赤ちゃんは泣くものだ。

(15) We would often go to the movies.
私たちはよく映画を見に行ったものだ。

(14)のように will を用いると
「~するものだ、(よく)~する」 という習性・習慣の意味になります。
基本的に3人称が主語になります。

(15)のように would を用いると
「(よく)~したものだ」 という過去の習慣の意味を表します。
often などの頻度を表す副詞や when I was a child のような過去を表す語句を伴うことが多いです。 また would の後には動作動詞が続きます。

過去の習慣・状態に関しては used to という表現を使って表すこともできます。
used to についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

→現在作成中

助動詞 will の疑問形

(16) “Will you go to the post office?” “Yes, I will./ No, I will not.”
「あなたは郵便局へ行くつもりですか?」「はい、そのつもりです。/ いいえ、そのつもりはないです。」

(17) “Will you go to the post office?” “Of course./ Sure.”
「郵便局へ行ってくれませんか。」「もちろん。/ いいですよ。」

例文のように 〈will + S + V ~?〉 の形で疑問文にします。

will を疑問文にする場合、
(16)のように相手の意志を尋ねる場合
(17)のように依頼を表す二つが考えられます。

返答については、それぞれ例文のような表現を用います。

依頼の用法については、上記でも述べた通り would を使った方がより丁寧な表現になります。また please をつけることでより丁寧な印象にできます。

(18) “Would you go to the post office, please?” “Of course./ Sure.”
「郵便局へ行っていただいてもよろしいでしょうか。」「もちろん。/ いいですよ。」

Won’t you〜?(勧誘)

(19) Won’t you stay with us for a night?
一晩泊まって行かない?

例文のように Won’t you〜? という否定疑問文を作ることで勧誘を表します。

否定疑問文については、以下の記事を参考にしてください。
→現在作成中

will の言い換え「be going to」

(20) I 'm going to go shopping tomorrow.
私は明日、買い物に行く予定です。

未来の意味を表す will の言いかえとして be going to という表現が紹介されることがあります。 be going to は「~する予定だ」という前から予定していることを表すときに使います。


意味の違いとして、
will がその場の思い付きのようなニュアンスを持つ一方で、
be going to はすでに決まっている予定を述べる際に使われます。

be going to に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

would を使った構文

would like

(21) I would like two tickets.
チケットを2枚ほしいのですが。

(22) “Would you like a drink?” “Yes, please./No, thanks.”
「飲み物はいかがですか。」「はい、お願いします。/いいえ、結構です。」

would like ~ は「~が欲しいです」という意味で、近い意味の want より控えめで丁寧な言い方です。

また Would you like ~? は「~はいかがですか」という意味で、相手に何かを進めたり希望を尋ねたりする時の表現です。

would like to do

(23) I would like to make a reservation.
予約をしたいのですが。

(24) “Would you like to join us?” “Yes, I’d like that./Sorry, I can’t.”
「一緒にどうですか。」「はい、喜んで。/すいません、ご一緒できません。」

would like to do は「~したいのですが」という意味で、近い意味の want to do より控えめで丁寧な言い方です。

また Would you like to do ~? は「~はいかがですか」という意味で、相手を誘ったり希望を尋ねたりする時の表現です。

ちなみに would like の後に動名詞をつけることはできません。

would rather do ~ (than do …)

(25) I would rather stay home than go out.
私は外出するよりもむしろ家にいたい。

(26) I would rather not go out today.
どちらかといえば今日は外出したくない。

would rather do ~ (than do …) は「(…するよりも)むしろ~したい」という意味で、希望を控えめに述べる表現です。rather や than の後には動詞の原形が来ます。
会話などの場面では I’d rather ~ と省略されることが多いです。

would rather not do ~ とすると「どちらかといえば~したくない」という意味で、気が進まないことを控えめに伝える表現になります。

【大学受験英語対策】練習問題

練習問題

問1 次の英文を訳しなさい。
Everyone will die someday.

問2 次の英文で( )にあてはまる語句を答えなさい。
I remember that whenever my parents went out in the evening,
I( )the job of looking after my younger sister.
1.should get
2.have got
3.would get
4.must have got

問3 次の英文の誤りを訂正しなさい。
I will often go to the river when I was a junior high school student.

解答

問1
みんないつか死ぬものだ。
(解説)
死という避けられない事柄を表す文なので「~するものだ」と習性の意味で訳します。

問2
3 would get
(訳)
両親が夜出かけるときはいつでも、私は妹の世話を引き受けていたのを覚えています。
(解説)
文脈から過去の習慣に関する文だと判断できるので would を選びます。

問3
**×will
would**
(訳)
私は中学生時代よく川に遊びに行ったものだ。
(解説)
文中に often や過去を表す表現 when I was ~ があるので
過去の習慣を表す英文だとわかります。
そのため will ではなく would がふさわしいです。

will があらわすのは未来とは限らない点に注意しましょう。

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