動作動詞と状態動詞|英語の動作動詞と状態動詞の違いや見分け方・状態動詞一覧を紹介

更新日時 2021/09/20

この記事では「動作動詞と状態動詞」をテーマに、それぞれの意味や用法、使われる場面の違いなどについて解説していきます。

目次
  • 動作動詞と状態動詞

  • 状態動詞の種類

  • 進行形にする動詞としない動詞

  • 状態と動作の両方の意味を持つ動詞

  • 動作動詞と状態動詞の見分け方

動作動詞と状態動詞

英語の一般動詞は、動作動詞状態動詞の二種類に分類することができます。

動作動詞とは、その名前の通り動作や行為を表す動詞のことです。一般動詞の大部分はこの動作動詞になります。run、eat、study など、多くの動詞が当てはまります。

それに対して状態動詞とは、ある一定期間継続する状態を表す動詞のことで、like、know、belong などが当てはまります。また、be動詞も代表的な状態動詞です。

状態動詞の種類

状態動詞は、意味の違いから次の3つに分類することができます。

①心理を表す状態動詞

このグループの状態動詞は、人間の認識・考え・感情などを表します。

心理を表す状態動詞

agree(同意する)、believe(信じる)、forget(忘れている)、hate(嫌う)、hope(望む)、know(知っている)、like(好む)、love(愛する)、mind(気にする)、remember(覚えている)、think(思う)、understand(理解している)、want(欲しい)など

②知覚・感覚を表す状態動詞

このグループの状態動詞は、人間の知覚・感覚を表し、まとめて知覚動詞と呼ばれます。

知覚・感覚を表す状態動詞

feel(感じがする)、hear(聞こえる)、see(見える)、smell(においがする)、taste(味がする)など

hear / see と listen to / look at

知覚動詞の hear や see は、自然に見えたり聞こえたりする状態を表します

一方、似た動詞である look at や listen to は、自分の意志で見たり聞いたりすることを意味し、動作動詞に分類されます。

③その他の状態動詞

その他の状態動詞には、以下のようなものがあります。

その他の状態動詞

be(~である)、belong(所属している)、contain(含んでいる)、exist(存在する)、have(持っている)、live(住む)、own(所有している)、remain(~のままである)、resemble(似ている)など

進行形にする動詞としない動詞

進行形は、進行中の動作を表す文の形式なので,使われる動詞は原則として動作動詞に限られます。動作を表さない状態動詞は、特別な場合以外は進行形になりません。

例えば、belong(所属している)や resemble(似ている)などの状態動詞を、日本語につられて進行形にしないよう注意してください。

× I am belonging to the baseball club.
〇 I belong to the baseball club.
私は野球部に所属している。

× Jane is resembling her mother.
〇 Jane resembles her mother.
ジェーンは母親に似ている。

状態動詞が例外的に進行形になるのは、主に次のような場合です。

(1)「一時的な状態」を示す場合
He is being very polite today.
今日の彼はやけに丁寧だ。

(2)「状態の変化」を示す場合
She is resembling her mother more and more.
彼女はますます母親に似てきている。

なお、進行形の詳しい説明については、こちらを参照してください。

状態と動作の両方の意味を持つ動詞

動詞の中には、状態と動作の両方の意味を持つものがあります。例えば have という動詞には、「持っている」という状態動詞としての意味と、「食べる」という動作動詞としての意味があります。

それぞれの使い方を見てみましょう。

状態動詞の have
〇 I have two sisters.
× I am having two sisters.
私には二人の姉がいる。

動作動詞の have
〇 I have bread for breakfast.
私は朝食にパンを食べる。
〇 I am having bread for breakfast.
私は朝食にパンを食べている。

このように、状態動詞の have は進行形にできませんが、動作動詞の have は進行形にすることができます。

以下に、状態と動作の両方の意味を持つ動詞の例を示します。

状態と動作の両方の意味を持つ動詞の例

think (思う/考える)
look (~に見える/見る)
smell (匂いがする/匂いをかぐ)

I think so.(状態:私はそう思う。)
I’m thinking of you.(動作:私はあなたのことを考えている。)

He looks nice.(状態:彼は素敵に見える。)
He is looking at me.(動作:彼は私を見ている。)

This flower smells good.(状態:この花はいい匂いがする。)
He is smelling the flower.(動作:彼はその花の匂いをかいでいる。)

動作動詞と状態動詞の見分け方

最後に、動作動詞と状態動詞の動詞の大まかな見分け方を紹介します。

それは、5秒ごとにその行為をやめられたら動作動詞、やめられなかったら状態動詞というものです。

例題でこの感覚を確かめてみましょう。

例題

次の動詞群を動作動詞、状態動詞のいずれかに分類せよ。

look,resemble,eat,belong,pretend,exist

解答

動作動詞: look、eat、pretend

「見る」、「食べる」、「ふりをする」のいずれも5秒ごとにやめたり再開したりできます。

状態動詞: resemble、belong、exist

「似ている」、「所属している」、「存在している」のいずれも5秒ごとにやめたり再開したりできません。

英作文や英会話では「状態動詞を進行形にしてしまう」「進行形にすべき動作動詞を進行形にしない」などのミスに気をつけましょう。

人気記事