動作動詞と状態動詞|英語の動作動詞と状態動詞の違いや見分け方・状態動詞一覧を紹介

更新日時 2021/09/20

この記事では、動作動詞と状態動詞とは何かを、二つの動詞の意味や使われる場面の違いから解説します。

目次
  • 動作動詞と状態動詞

  • 動作動詞と状態動詞の違い

  • 動作動詞と状態動詞のどちらの意味も持つ動詞

  • 動作動詞と状態動詞の見分け方

  • 動作動詞と状態動詞についてのまとめ

動作動詞と状態動詞

そもそも動作動詞と状態動詞とは何かということから解説していきましょう。

英語の一般動詞は、動作動詞状態動詞の二種類に分類することができます。

動作動詞とは、その名前の通り動作や行為を表す動詞のことです。一般動詞の大部分はこの動作動詞となります。

たしかに、動詞といわれて想像できるものはやはり動きを伴うものが多いですね。run、walk、talkなど、多くの動詞が当てはまります。

それに対して状態動詞とは、ある状態が継続していることを表す動詞のことを指します。一番代表的な状態動詞としてはbe動詞があげられます。

He is a English teacher.
彼は英語の教師です。

という文では、「彼」が「英語の教師」であるという状態を表していますね。

そのほかにも、know、have、belongなども状態動詞にあてはまります。

よく使われる状態動詞の一覧を掲載しておくので目を通しておきましょう。

状態動詞の例 意味
know 知っている
remember 覚えている
love 愛している
like 好き
own 所有している
see 見る
agree 同意する
mean 意味する
need 必要としている
want 欲している
hope 望んでいる
understand 理解する
mind 気にかける
hate 恨んでいる
believe 信じている
belong 所属している

動作動詞と状態動詞の違い

それぞれの意味が分かったところで、動作動詞と状態動詞の違いとは何なのでしょうか?

それは、動作動詞は進行形にできるが、状態動詞は進行形にできないということです。

なぜなら、「状態」には昨日や明日を含めたある程度の時間の幅があるからです。

例えば、

I know you.
私はあなたのことを知っています。

という状態動詞を用いた例文があります。

「知っている」というのは「状態」を表しています。

一方、進行形というのはその時点で行われている「動作の状態」を表すものなので、「知っている」という状態動詞を進行形にすることは不自然であるということです。

進行形の詳しい説明については、こちらもあわせて参照ください。

動作動詞と状態動詞のどちらの意味も持つ動詞

これまで学んできたように動詞は一般的に動作動詞と状態動詞に分類されますが、中には動作動詞と状態動詞のどちらの意味も持つ動詞が存在します。

つまり意味によってingをつけて良いかダメかを判断しなくてはなりません。

では、その代表的な例であるhaveから見ていきましょう。

have

I have a pen.
私はペンを持っています。

簡単な例文ですが、実はこのhaveは状態動詞です。

「持つ」という動作かと思うかもしれませんが、これは「持っている」という状態を表していますね。

続いて、次の例文を見てみましょう。

I’m having lunch now.
私は今昼食をとっています。

こちらのhaveは動作動詞として使われています。

このhaveは、「食べる」という動作を表していますから、進行形にすることができます。

have

状態動詞としてのhave\to持っている、所有している

動作動詞としてのhave\to(食べ物、飲み物を)食べる、飲む、経験する、行う

他にも結構な数動作動詞と状態動詞のどちらの用法を持つ動詞があります。

いくつか一緒に確認していきましょう。

think

thinkも動作動詞と状態動詞の二通りの意味があります。

I think world should be fair.
私は世界は平等であるべきだと思っています。

こちらのthinkは、「思っている」という状態を表しているため状態動詞であり、進行形にすることができません。

I’m thinking of her.
私は彼女のことを考えています。

一方こちらの英文のthinkでは、think of ~「~のことを考える」という動作動詞としてthinkを使っているため、進行形にすることができます。

think

状態動詞としてのthink\to思っている

動作動詞としてのthink\to〜のことを考える

look

lookもこれまでと同様に動作動詞にも状態動詞にもなれる動詞の一つです。

まずは状態動詞の用法から見ていきましょう。

Your new shirts looks so good.
あなたの新しいシャツはとてもよく見えます。

こちらのlookは、「(~の状態に)見える」という状態動詞としての意味です。このように知覚動詞は進行形にすることはできません。

I am looking at the tour.
私はその塔を見ています。

対してこちらのlookは、「見る」という動作動詞の意味なので進行形にすることが可能です。

look

状態動詞としてのlook\to(〜の状態に)見える

動作動詞としてのlook\to見る

stand

standも動作動詞、状態動詞の両方をとる動詞です。こうみると意外とありますね。

まずは状態動詞の例文からどうぞ。

The Statue of Liberty stands in New York State.
自由の女神はニューヨーク州に立っている。

「立っている」という状態を表しているため、進行形にはできません。

これに対して

I am standing up and trying to go to school.
私は立ち上がって学校に行こうと試みている。

この場合のstandは「立つ」という動作を表す動作動詞として機能しています。

stand

状態動詞としてのstand\to立っている

動作動詞としてのstrand\to立つ

smell

smellもまた、現在進行形にできる場合とできない場合が存在します。

まずはできない場合の例文から確認してください。

It smells good.
いいにおいがするね。

このsmellは、「匂いがしている」という状態を表す知覚動詞ですから、進行形にはできませんね。

He is smeling the flower.
彼はその花のにおいをかいでいる。

対してこの場合のsmellは、「匂いをかぐ」ちという動作を表現しています。

そのため、進行形にすることが可能です。

smell

状態動詞としてのsmell\to匂いがする

動作動詞としてのsmell\to匂いをかぐ

動作動詞と状態動詞の見分け方

このように用法や意味にかなりの違いがある動作動詞と状態動詞ですが、二つの動詞の大まかな見分け方があります。

それは、5秒ごとにその行為をやめられたら動作動詞、やめられなかったら状態動詞というものです。

例題とともにこの感覚を確かめてみましょう。

次の動詞群を動作動詞、状態動詞のいずれかに分類せよ。

look,resemble,eat,belong,pretend,exist

解答

動作動詞: look、eat、pretend

「見る」ことも「食べる」ことも「ふりをする」ことも5秒ごとにやめたり再開したりできますよね。

よってこれらは動作動詞です。

状態動詞: resemble、belong、exist

「似ている」ことも「所属している」ことも「存在している」ことも5秒ごとにやめたりすることはできませんよね。

つまりこれらの動詞は状態を表しているから、状態動詞になるということです。

動作動詞と状態動詞についてのまとめ

まとめ
  • 英語の一般動詞には動作動詞と状態動詞の二種類の分類がある。
  • 動作動詞は進行形にできるが、状態動詞はできない。
  • 両者を見分ける1つの方法は、5秒ごとにやめたり再開したりできるかどうかを考えること。
  • 5秒ごとにやめたり再開したりできるのが動作動詞、できないのが状態動詞

大学入試では動作動詞か状態動詞かを問われることはないですが、英作文などを書いていくうえでの基礎となります。

しっかり理解しましょう。

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