英語の目的語|なれる品詞や補語との見分け方、目的語を含む文型まで徹底解説!

この記事では、英語の文を構成する重要な要素である目的語をテーマに、目的語とは何か、目的語になれる要素、to不定詞と動名詞を目的語に取る動詞、目的語を含む文型、目的語と補語の見分け方などについて、豊富な例文とともに解説していきます。

目的語とは

目的語とは端的に、動詞が表す動作や行為の対象になる言葉のことです。日本語における「~に」や「~を」に当たる部分が目的語になります。

目的語は英語で「Object」と呼ばれるので、よく頭文字をとってOと表記されます。

目的語が置かれる位置は、動詞の後ろです。次の例文で目的語がどれに当たるか確認しましょう。

(1) He told a lie.
彼は嘘をついた。

(2) She taught English.
彼女は英語を教えた。

(3) I ate an apple.
私はリンゴを食べた。

上の例文の太字部分が目的語です。目的語は動作や行為の対象となるものでしたね。

(1)では、「told(伝えた)」という行為の対象、つまり何を伝えたのかが「a lie(嘘)」であるということになります。

(2)では、「taught(教えた)」という行為の対象、つまり何を教えたのかが「English(英語)」であるということになります。

(3)では、「ate(食べた)」という行為の対象、つまり何を食べたのかが「an apple(リンゴ)」であるということになります。

目的語をとるのは他動詞

動詞は目的語をとるかとらないかで大きく二つに分けることができます。

目的語をとる動詞を他動詞」、目的語をとらない動詞を自動詞」と呼びます。

つまり、目的語は常に他動詞の後ろに置かれます

目的語(O)以外の要素

英語の文には目的語以外にも重要な要素がいくつかあります。

要素 説明
主語
Subject(S)
動作や行為の主体を示します。通常、「~は」「~が」で表されます。
動詞(述語動詞)
Verb(V)
主語が行う動作・行為や主語の状態を表します。英語には一般動詞(他動詞・自動詞)とbe動詞があります。
補語
Complement(C)
主語や目的語を補って、その性質や状態を説明します。動詞の後に置かれます。
修飾語
Modifier(M)
主語、動詞、目的語、補語の意味を詳しく説明します。文中のさまざまな位置で使われます。

Tom painted the gate blue last week.
先週トムは門を青色に塗った。

上の文を要素ごとに分解すると次のようになります。

  • 主語(S):Tom トムは
  • 動詞(V):painted 塗った
  • 目的語(O):the gate 門を
  • 補語(C):blue 青色に
  • 修飾語(M):last week 先週

目的語になれる要素

目的語になれるのは、名詞的な扱われ方をする要素です。具体的には、名詞代名詞to不定詞動名詞などです。

形容詞や副詞など、名詞的な扱われ方をしない要素は目的語になれないので注意しましょう。

名詞・代名詞

名詞とは「人、動物、物、事、概念などを表す品詞」で、代名詞は「名詞の代わりをする品詞」です。名詞と代名詞は目的語として頻繁に使われます。

(4) I ate an egg.
私は卵を食べた。

(5) Emma likes him.
エマは彼が好きだ。

(4)では動詞「ate」の目的語に「an egg」という名詞が来ています。(5)では動詞「likes」の目的語に「him」という代名詞が来ています。

to不定詞の名詞的用法

to不定詞とは、「to+動詞の原形」という形で、名詞的・形容詞的・副詞的な働きをするものを言います。

  • 名詞的用法:~すること
  • 形容詞的用法:~するための
  • 副詞的用法:~するために

この中で「~すること」を意味する名詞的用法は名詞的な働きをするので目的語になることができます。

(6) John likes to play baseball.
ジョンは野球をすることが好きだ。

(7) Olivia decided to go to the hospital.
オリビアは病院へ行くことを決めた。

(6)では動詞「likes」の目的語に「to play」、(7)では動詞「decided」の目的語に「to go」という名詞的用法のto不定詞が来ています。

to不定詞の名詞的用法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

動名詞

動名詞とは、動詞の原形の語尾に「ing」を付けたもので、「~すること」という意味を表します。動名詞は名詞的に扱われるため、目的語になることができます。

(8) I like playing soccer.
私はサッカーをすることが好きだ。

(9) I finished studying English.
私は英語の勉強を終えた。

(8)では動詞「like」の目的語に「playing」、(9)では動詞「finished」の目的語に「studying」という動名詞が来ています。

動名詞についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

名詞句・名詞節(that節など)

句とは、2語以上からなる単語のまとまりのうち「主語+動詞」の形を含まないもので、節とは、2語以上からなる単語のまとまりのうち「主語+動詞」の形を含むもののことです。名詞の働きをする句を名詞句、名詞の働きをする節を名詞節と呼びます。

名詞句には、先ほど紹介したto不定詞句や動名詞句も含まれます。to不定詞を含む句では、「疑問詞+to不定詞」も目的語としてよく使われます。例としては、「what to do(何をするか)」、「where to go(どこへ行くか)」、「how to use(どのように使うか)」などがあります。

名詞節では、that節if節whether節間接疑問文などが目的語としてよく使われます。

(10) Eveyone knows that he is a son of a noble family.
彼が御曹司だということはすべての人が知っている。

(11) I wonder if it is true.
それは本当なのかしら。(私はそれが本当かどうか不思議に思う。)

(12) You have to decide whether you will follow me.
あなたは私についてくるかどうか決めなければならない。

(13) No one knows why Sophia is absent.
ソフィアがなぜ欠席しているのか誰も知らない。

上の例文の目的語はそれぞれ、(10)がthat節、(11)がif節、(12)がwhether節、(13)が間接疑問文です。

句と節について詳しく学びたい方は以下の記事を参考にしてください。

目的語になるto不定詞と動名詞

上で述べたように、to不定詞と動名詞はどちらも目的語になることができます。では、「~すること」を目的語にしたい場合、to不定詞と動名詞のどちらを使えばよいのでしょうか?

実は、どちらを目的語にとるかは動詞によって異なります。以下では、

  • 動名詞のみを目的語にとる動詞
  • to不定詞のみを目的語にとる動詞
  • 動名詞・to不定詞の両方を目的語にとる動詞

の3種類に分けて説明します。

動名詞のみを目的語にとる動詞

動名詞のみを目的語にとる動詞には以下のようなものがあります。

動詞 意味
admit doing ~を認める
avoid doing ~を避ける
consider doing ~を考慮する
deny doing ~を否定する
enjoy doing ~を楽しむ
escape doing ~を逃れる
finish doing ~を終える
give up doing ~をあきらめる
imagine doing ~を想像する
mind doing ~を気にする
miss doing ~をし損なう
postpone [put off] doing ~を延期する
practice doing ~を練習する
quit doing ~をやめる
stop doing ~をやめる
suggest doing ~を提案する

動名詞が「いつのこと」を表しているかは、前に置かれた動詞によって変わります。

動名詞が「いつのこと」を表しているか

(1) enjoy ~ing:「している最中のこと」を楽しむ
I enjoyed playing tennis with him.
私は彼とテニスをして楽しんだ。

(2) give up ~ing:「今までしてきたこと」をやめる
He gave up smoking.
彼はタバコを吸うのをやめた。

(3) admit ~ing:「すでにしたこと」を認める
I admitted telling a lie.
私はうそをついたことを認めた。

(4) avoid ~ing:「まだしていないこと」を避ける
He avoided mentioning her name.
彼は彼女の名前を口にすることを避けた。

ここで、動名詞のみを目的語にとる動詞の覚え方を一つ紹介します。

【Tips】動名詞のみを目的語にとる動詞の語呂合わせ

MEGAFEPSDISC・MAPQ\text{MEGAFEPSDISC・MAPQ}

メガフェプスディスク・マップQ\text{メガフェプスディスク・マップQ} M\tomind (気にする)
E\toescape (逃れる)
G\togive up (あきらめる)
A\toadmit (認める)
F\tofinish (終える)
E\toenjoy (楽しむ)
P\topostpone・put off (延期する)
S\tostop (やめる)
D\todeny (否定する)
I\toimagine (想像する)
S\tosuggest (提案する)
C\toconsider (考慮する)
M\tomiss (し損なう)
A\toavoid (避ける)
P\topractice (練習する)
Q\toquit (やめる)

少々覚えにくいですが、参考にしてみてください。

to不定詞のみを目的語にとる動詞

to不定詞のみを目的語にとる動詞には以下のようなものがあります。これらの動詞は「まだ起こっていないこと」「これから起こること」を表す傾向があります。

動詞 意味
agree to do ~することに同意する
attempt to do ~しようと試みる
care to do ~したいと思う
decide to do ~すると決める
expect to do ~するつもりだ
fail to do ~できない
hope to do ~したいと思う
learn to do ~するようになる
manage to do どうにか~する
mean to do ~するつもりだ
offer to do ~しようと申し出る
plan to do ~することを計画する
pretend to do ~するふりをする
promise to do ~すると約束する
refuse to do ~することを拒む
want to do ~したいと思う
wish to do ~したいと願う

(1) I attempted to solve this problem.
私はこの問題を解こうと試みた。

(2) I failed to run a full marathon.
私はフルマラソンを走ることができなかった。

(3) She is pretending to be sleeping.
彼女は寝たふりをしている。

動名詞・to不定詞の両方を目的語にとる動詞

動詞の中には、動名詞・to不定詞の両方を目的語にとるものがあります。その中には、動名詞とto不定詞とで意味が変わらない動詞と、動名詞とto不定詞とで意味が変わる動詞があります。

どちらでも意味が変わらない動詞

まず、動名詞とto不定詞とでほぼ同じ意味を表す動詞を紹介します。

動詞 意味
begin doing / to do ~し始める
cease doing / to do ~することをやめる
continue doing / to do ~し続ける
hate doing / to do ~することを嫌う
intend doing / to do ~しようと思う
like doing / to do ~することが好きだ
love doing / to do ~することが大好きだ
neglect doing / to do (怠って)~しない、~し忘れる
prefer doing / to do ~する方が好きだ
start doing / to do ~し始める

(1) I like singing / to sing.
私は歌うことが好きだ。

(2) He hates going / to go to the dentist’s.
彼は歯医者へ行くことが嫌いだ。

(3) Suddenly, she started laughing / to laugh.
彼女は突然笑い始めた。

動名詞とto不定詞とで意味が変わる動詞

目的語に動名詞・to不定詞のどちらをとるかで意味が変わる動詞もあります。

このような動詞の場合、動名詞は「すでに行った」「実際に起きた」という意味を、to不定詞は「これから行う」「まだ起きていない」という意味を表します。

動詞 + 動名詞 意味 動詞 + to不定詞 意味
forget doing ~したことを忘れる forget to do ~するのを忘れる
regret doing ~したことを後悔する regret to do 残念ながら~しなければならない
remember doing ~したことを覚えている remember to do ~することを覚えている / 忘れずに~する
try doing 試しに~してみる try to do ~しようと試みる

(1)
a. Don’t forget to turn out the light.
明かりを消すのを忘れないでね。
→ 明かりはこれから消す

b. I’ll never forget visiting this museum.
私はこの博物館を訪れたことを決して忘れないだろう。
→ 博物館は既に訪れた

(2)
a. I regret to tell you a bad news.
私は残念ながらあなたに悪い知らせを伝えなければいけない。
→ これから伝える

b. I regret telling you a bad news.
私はあなたに悪い知らせを伝えたことを後悔している。
→ すでに伝えた

(3)
a. I have to remember to submit my homework.
私は宿題を提出することを覚えておかなければいけない。
→ これから提出する

b. I remember submitting my homework.
私は宿題を提出したことを覚えている。
→ すでに提出した

(4)
a. She tried to sleep at 9 p.m.
彼女は午後9時に寝ようと試みた。
→寝ようとしただけで実際に寝たのかは分からない

b. She tried sleeping at 9 p.m.
彼女は試しに午後9時に寝てみた。
→実際に寝てみた

目的語が含まれる文型

英語には文型という、文を作るときの要素の並び方のルールがあります。文型は主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)の4つから成り、目的語(O)を含む文型にはSVO、SVOO、SVOCの3つがあります。

上で説明したように、目的語をとる動詞は他動詞です。ここで紹介する3つの文型で使われる動詞も全て他動詞です。

SVO(第3文型)

SVOは「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)」という構造で、「Sは(が)OをVする」という意味になります。

SVOの特徴は「S≠O」、つまり、主語と目的語が=(イコール)で結べない点にあります。

SVOの例文を見てみましょう。

(31) He studies French.
彼はフランス語を勉強する。

(32) We watched the movie together.
私たちは一緒にその映画を見た。

(31)では動詞「studies(勉強する)」の目的語が「French(フランス語)」に、(32)では動詞「watched(見た)」の目的語が「the movie(その映画)」になっています。

二つの例文とも、主語と目的語は別のものを示しており、=で結ぶことはできません。

SVOO(第4文型)

SVOOは「主語(S)+動詞(V)+目的語(O₁)+目的語(O₂)」という構造で、「Sは(が)O₁にO₂をVする」という意味になります。

SVO(第3文型)では目的語が一つだけでしたが、SVOO(第4文型)では目的語が二つ連続して使われます。このように目的語が二つ使われる文を、二重目的語構文と呼びます。

SVOOにおける一つ目の目的語(O₁)は間接目的語と呼ばれ、主に「人」が入ります。二つ目の目的語(O₂)は直接目的語と呼ばれ、主に「物」が入ります。つまりSVOOは 「主語+動詞+人+物」 の構文であると言えます。

SVOOの特徴は「O₁≠O₂」、つまり、間接目的語(人)と直接目的語(物)は=で結べません。

SVOOの例文を見てみましょう。

(33) I gave Sally a present.
私はサリーにプレゼントをあげた。

(34) Sarah bought me a watch.
サラは私に腕時計を買ってくれた。

(33)では動詞「gave(あげた)」に対して、間接目的語(人)に「Sally(サリー)」が、直接目的語(物)に「a watch(腕時計)」が来ています。

(34)では動詞「bought(買った)」に対して、間接目的語(人)に「me(私)」が、直接目的語(物)に「a present(プレゼント)」が来ています。

二つの例文とも「O₁≠O₂」になっていることを確認してください。

SVOOから「SVO+to/for+人」への書き換え

SVOOは、人に当たる間接目的語(O₁)を外に出して「SVO+to/for+人」という形に書き換えることができます。もともとSVOOの間接目的語であったO₁(人)は、to/forの後ろに置かれます。

実際にどのように変化するのか、例文で確認してみましょう。

(33’)
SVOO: I gave Sally a present.
SVO:I gave a present to Sally.

(34’)
SVOO: Sarah bought me a watch.
SVO:Sarah bought a watch for me.

SVOOをSVOに書き換える際に、前置詞の to/for のどちらを選ぶかは、SVOOに使われる動詞の意味や性質によって変わります。

まず to を選ぶのは、主に「何かが人から人へ渡る意味を持つ動詞」の時です。例としては give、send、teach、pass などがあります。

一方 for を選ぶのは、主に「人のために何かをしてあげる意味を持つ動詞」の時です。例としては buy、find、choose、leave などがあります。

SVOC(第5文型)

SVOCは「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C)」という構造で、「Sは(が)OをCにする」という意味になります。

SVOCでは補語(C)が目的語(O)の後ろに置かれ、その目的語の性質や状態を説明します。このように目的語を説明する補語を目的格補語と言います。

(35) The result made me sad.
その結果に私は悲しくなった。(その結果は私を悲しくさせた。)

(36) Everyone calls him Mickey.
皆が彼をミッキーと呼ぶ。

例文(35)では、動詞「made(~を…させた)」の目的語が「me(私)」であり、その後ろの補語「sad(悲しい)」が目的語「me」を説明しています。

例文(36)では、動詞「calls(~を…と呼ぶ)」の目的語が「him(彼)」であり、その後ろの補語「Mickey(ミッキー)」が目的語「him」を説明しています。

目的語と補語の見分け方

文型の中にはSVCとSVO、SVOOとSVOCのようによく似たものがあります。特にO(目的語)とC(補語)は、どちらもV(動詞)の後に来て紛らわしいので、違いを知って見分けられるようにしましょう。

主語や目的語と=関係が成り立てば補語

補語とは「主語や目的語の性質や状態を説明する」ものです。したがって、主語や目的語と補語は=で結ばれる関係にあります。一方、目的語は主語や他の目的語と=関係にはなりません。

SVCとSVOの場合では、Vの後の要素がSと=関係になればCと判断し、=関係にならなければOと判断します。

SVCとSVO

SVC:Bob became a teacher. ボブは教師になった。
Bob = a teacher → a teacherはC(補語)

SVO:Bob likes soccer. ボブはサッカーが好きだ。
Bob ≠ soccer → soccerはO(目的語)

SVOOとSVOCの場合では、Vの直後のOと、その後の要素が=関係にならなければOと判断し、=関係になればCと判断します。

SVOOとSVOC

SVOO:I bought Bob a present. 私はボブにプレゼントを買った。
Bob ≠ a present → a presentはO(目的語)

SVOC:I made Bob famous. 私はボブを有名にした有名にした。
Bob = famous → famousはC(補語)

Oは名詞のみ、Cは形容詞か名詞

Oになれるのは名詞(または名詞句や名詞節などの名詞に準ずるもの)のみですが、Cになれるのは形容詞(または形容詞句)か名詞(または名詞句)です。そのため、見分けたい部分が形容詞(または形容詞句)ならば、それは補語であると分かります。

練習問題

最後に練習問題を解いてみましょう。

練習問題

問1
次の空欄に当てはまるものを〈 〉の中の選択肢から選びなさい。

(1) I planned ( ) Kyoto this winter. 私はこの冬京都に行く計画を立てた。
〈 to visit / visiting 〉

(2) He finished ( ) a long novel. 彼は長い小説を読み終えた。
〈 to read / reading 〉

(3) Remember ( ) to the mail. そのメールに返信することを覚えておいて。
〈 to reply / replying 〉

問2
次の文の中の目的語を示しなさい。

(1) John bought Lily a beautiful flower.

(2) The news made me sad.

(3) I found her a kind person.

解答

問1

(1) to visit
planはto不定詞を目的語にとる動詞で、動名詞を目的語にとることはできません。

(2) reading
finishは動名詞を目的語にとる動詞で、to不定詞を目的語にとることはできません。

(3) to reply
rememberはto不定詞と動名詞の両方を目的語にとることができますが、それぞれで意味が異なります。
to不定詞の場合は「~することを覚えておく」という意味になり、問題の訳と合致します。動名詞の場合は「~したことを覚えている」という意味になります。

問2

(1) Lily, a beautiful flower
この文はSVOO(第4文型)で、動詞boughtに対してLilyが間接目的語、a beautiful flowerが直接目的語になります。

(2) me
この文はSVOC(第5文型)で、動詞madeに対してmeが目的語、sadが補語になります。me = sadが成り立つのでsadは補語だと分かります。

(3) her
この文はSVOC(第5文型)で、動詞foundに対してherが目的語、a kind personが補語になります。her = a kind personが成り立つのでa kind personは補語だと分かります。

目的語は基本的な文法要素です。目的語が長くなると文章が複雑になり、訳も難しくなります。そのため、目的語がどこからどこまでか、何が目的語になれるのかなどに常に注意を払うことが大切です。また、to不定詞・動名詞を目的語にとる動詞の区別は頻出なのでしっかりマスターしましょう。