英語の目的語|なれる品詞や補語との見分け方、目的語を含む文型まで徹底解説!

更新日時 2021/12/10

この記事では、英語の文を構成する要素のうち目的語とは何か、目的語になれる品詞、見分け方、補語との違い、目的語を含む文型などについて解説していきます。

目次
  • 目的語とは

  • 目的語になれる要素

  • 目的語になるto不定詞と動名詞

  • 目的語が含まれる文型

  • 目的語と補語の見分け方

  • 【大学入試英語対策】練習問題

目的語とは

目的語とは端的に説明すると、動詞が表す動作や行為の対象になる言葉のことです。日本語で言うと、「~に」や「~を」に当たります。

目的語は英語で「Object」というので、よく頭文字をとってOと表記されます。

目的語が置かれる位置は、動詞や述語の後ろです。

以下の例文で目的語がどれに当たるか確認しましょう。

(1) He told a lie.
彼は嘘をついた。

(2) She taught English.
彼女は英語を教えた。

(3) I ate an apple.
私はリンゴを食べた。

上記の例文では、太字部分が目的語です。目的語は動作や行為の影響を受けるもの、対象となるものでしたね。

(1)では、「told(伝えた)」という動詞の対象、つまり何を伝えたのかが「a lie(嘘)」であるということになります。

(2)では、「taught(教えた)」という動詞の対象、つまり何を教えたのかが「English(英語)」であるということになります。

(3)では、「ate(食べた)」という動詞の対象、つまり何を食べたのかが「an apple(リンゴ)」であるということになります。

目的語をとるのは他動詞

動詞は目的語を取るかとらないかで大きく二つに分けることができます。

目的語を取る動詞を他動詞」、目的語を取らない動詞を自動詞」と言います。

つまり目的語は常に他動詞に付きます。

目的語(O)以外の要素

英語には目的語以外にも重要な要素がいくつかあります。

要素 説明
主語
Subject(S)
主語は文章の動作主で、日本語における「~は、~が」に当たります。
動詞(述語動詞)
Verb(V)
動詞は日本語の述語に当たり、主語が行う動作や行為の対象です。日本語における「~する、~である」です。
補語
Complement©
補語は動詞の後に置かれて、主語や目的語がどのようなものであるのかを説明するものです。
修飾語
Modifier(M)
修飾語は文章を更に詳しく説明するために文章に付け加えられるものです。

The news made Mary disappointed last week.
先週メアリーはそのニュースにがっかりした。

上の文を要素ごとに分解すると次のようになります。

  • 主語(S):The news そのニュース
  • 動詞(V):made ~にした
  • 目的語(O):Mary メアリー
  • 補語©:disappointed がっかりした
  • 修飾語(M):last week 先週

目的語になれる要素

目的語になれるのは、名詞や代名詞を始めとする名詞的な扱われ方をする要素です。

形容詞や副詞などの名詞的な扱われ方をしない要素は目的語になれないので注意しましょう。ここでは目的語になれる品詞にはどのようなものがあるのか説明します。

名詞・代名詞

名詞とは「人や物事を指す品詞」であり、代名詞は「名詞の代わりをする品詞」です。名詞と代名詞は目的語として頻繁に使われます。

(4) I ate an egg.
私は卵を食べた。

(5) Emma likes him.
エマは彼が好きだ。

(4)では動詞「ate」の目的語に「an egg」という名詞が来ています。(5)では動詞「likes」の目的語に「him」という代名詞が来ています。

to不定詞の名詞的用法

to不定詞とは、動詞の直前に「to」を置いて「to+動詞の原形」という形にすることで、名詞的・形容詞的・副詞的に使うことができるというものです。

  • 名詞的用法:~すること
  • 形容詞的用法:~するための
  • 副詞的用法:~するために

このような意味で使い分けます。この中で「~すること」という意味を持つ名詞的用法は名詞として扱われるので目的語になることができます。

(6) I like to make new friends.
私は新しい友達を作るのが好きだ。

(7) Olivia decided to go to the hospital.
オリビアは病院へ行くと決めた。

(6)では動詞「like」の目的語に「to make」が、(7)では動詞「decided」の目的語に「to go」という名詞的用法のto不定詞が来ています。

to不定詞の名詞的用法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

動名詞

動名詞とは、動詞の原形の語尾に「ing」を付けることで、「~すること」という意味を持つものです。動名詞は名詞的に扱われ、目的語になれます。

(8) I like playing soccer.
私はサッカーをすることが好きです。

(9) I finished studying English.
私は英語の勉強を終えた。

(8)では動詞「like」の目的語に「playing」が、(9)では動詞「finished」の目的語に「studying」という動名詞が来ています。

名詞句・名詞節(that節など)

句とは、「主語+動詞」のセットを含んでいない単語のまとまりで、節とは「主語+動詞」のセットを含んでいる単語のまとまりです。名詞句名詞節はともに名詞の役割を持つ句・節です。

名詞句には先ほど紹介したto不定詞句と動名詞句も含まれます。そのほかによく目的語になるのは、「疑問詞+to不定詞」です。例えば、「what to do(何をするか)」、「where to go(どこへ行くか)」、「how to use(どのように使うか)」などがあります。

名詞節では、that節if節whether節間接疑問文などが目的語としてよく使われます。

(10) Eveyone knows that he is a son of a noble family.
みんな彼が御曹司だと知っている。

(11) I wonder if it is true.
それは本当なのかしら。(私はそれが本当かどうか不思議に思う。)

(12) You have to decide whether you will follow me.
あなたは私についてくるかどうか決める必要がある。

(13) No one knows why Sophia is absent.
ソフィアがなぜ欠席しているのか誰も知らない。

例文の目的語はそれぞれ、(10)がthat節、(11)がif節、(12)がwhether節、そして(13)が間接疑問文です。

句と節について学びたい方は以下の記事を参考にしてください。

内部リンク2388番

目的語になるto不定詞と動名詞

先ほど述べたようにto不定詞と動名詞はどちらも目的語になることができます。では、「~すること」を目的語にしたいときはto不定詞か動名詞のどちらを使うのでしょうか?

実は、どちらを目的語に取るかは動詞によって変わります。動詞は、

  • to不定詞のみを目的語に取る動詞
  • 動名詞のみを目的語に取る動詞
  • 両方とも目的語に取れ、どちらでも意味が変わらない動詞
  • 両方とも目的語に取れるが、それぞれ意味が変わる動詞

の4種類に分けることができます。

to不定詞のみを目的語に取る動詞

to不定詞のみを目的語に取る動詞には以下のようなものがあります。これらの動詞に共通するイメージは、「まだ起こっていない、未来に起こること」です。

動詞 意味
agree to do ~に同意する
attempt to do ~を試みる
decide to do ~を決める
expect to do ~を期待する
fail to do ~できない
hope to do ~を望む
learn to do ~するようになる
plan to do ~を計画する
pretend to do ~のふりをする
promise to do ~を約束する
refuse to do ~を断る
want to do ~したいと思う
wish to do ~したいと願う

(14) I attempted to solve this problem.
私はこの問題を解こうと試みた。

(15) I failed to run a full marathon.
私はフルマラソンを走ることができなかった。

(16) She is pretending to be sleeping.
彼女は寝たふりをしている。

動名詞のみを目的語に取る動詞

動名詞のみを目的語に取る動詞には以下のようなものがあります。これらの動詞に共通するイメージは、「既に起こった過去のこと、今起こっている途中」です。

動詞 意味
admit doing ~を認める
avoid doing ~を避ける
consider doing ~を熟考する
deny doing ~を否定する
enjoy doing ~を楽しむ
escape doing ~を逃げる
finish doing ~を終える
give up doing ~を諦める
imagine doing ~を想像する
mind doing ~を気にする
miss doing ~をし損なう
postpone (put off) doing ~を延期する
practice doing ~を練習する
quit doing ~をやめる
stop doing ~をやめる
suggest doing ~を提案する

ここで動名詞のみを目的語に取る代表的な動詞の、有名な覚え方を一つ紹介します。

代表的な動詞「mind、enjoy、give up、avoid、finish、escape、practice、stop」の8つの頭文字をとって、「megafeps(メガフェプス)」という造語で覚えましょう。

ただ、この8つの動詞は中学生レベルの単語なので、もっと上のレベルを目指している人は他の動詞も覚えましょう。

(17) We enjoyed swimming in the river.
私たちは川で水泳を楽しんだ。

(18) I missed submitting my homework.
私は宿題を提出し損ねた。

(19) My father quit smoking last year.
私の父は去年喫煙を辞めた。

to不定詞も動名詞も目的語に取れる動詞

動詞の中には、to不定詞・動名詞にかかわらず目的語を取れるものがあります。その中でも、to不定詞と動名詞でどちらも意味が変わらない動詞と、to不定詞と動名詞でそれぞれ意味が変わってくる動詞があります。

どちらでも意味が変わらない動詞

まずは、to不定詞と動名詞でほとんど同じ意味を持つ動詞を紹介します。

動詞 意味
begin to do/doing ~を始める
cease to do/doing ~をやめる
continue to do/doing ~を続ける
hate to do/doing ~を嫌う
intend to do/doing ~しようと思う
like to do/doing ~が好きである
love to do/doing ~が大好きである
neglect to do/doing (怠って)~しない、~し忘れる
prefer to do/doing ~する方が好きである
start to do/doing ~を始める

これらの動詞は目的語がto不定詞でも動名詞でもほとんど同じ意味を表し、特に使い分けはありません。

(20) I like to eat fruit. = I like eating fruit.
私は果物を食べるのが好きだ。

(21) My father hates to tell a lie. = My father hates telling a lie.
私の父は嘘をつくのが大嫌いだ。

(22) Eva started to study programming. = Eva started studying programming.
エヴァはプログラミングを勉強し始めた。

to不定詞と動名詞で意味が変わる動詞

動詞の中には、to不定詞と動名詞のどちらも目的語に取れるものの、それぞれで意味が変わってくるものがあります。

to不定詞を使うと「これから行う、実際には起こっていない」というイメージに、動名詞を使うと「既に行った、実際に起きた」というイメージになります。

動詞(to不定詞) 意味 動詞(動名詞) 意味
forget to do ~することを忘れる forget doing ~したことを忘れる
regret to do 残念ながら~しなければいけない regret doing ~したことを後悔する
remenber to do ~することを覚えておく、忘れずに~する remenber doing ~したことを覚えている
try to do ~しようと試みる try doing 試しに~してみる

これらの動詞は、目的語にto不定詞をとるか動名詞をとるかで意味が異なってくるのでしっかりと把握して使い分けられるようにしましょう。

以下の例文とそのイメージで使い分けを確認しましょう。

(23)
a. My grandmother usually forget to have lunch.
祖母はよく昼食を食べ忘れる。
→食べるべきなのに食べ忘れる

b. My grandmother usually forget having lunch.
祖母はよく昼食を食べたことを忘れる。
→食べたのに食べたことを忘れる

(24)
a. I regret to tell you a bad news.
私は残念ながらあなたに悪い知らせを伝えなければいけない。
→これから伝える

b. I regret telling you a bad news.
私はあなたに悪い知らせを伝えたことを後悔している。
→既に伝えたことを後悔している

(25)
a. I have to remenber to submit my homework.
私は宿題を提出することを覚えておかなければいけない。
→まだ提出していないがこれから提出することを覚えておく

b. I have to remenber submitting my homework.
私は宿題を提出したことを覚えておかなければいけない。
→既に提出していてそれを覚えている

(26)
a. She tried to sleep at 21 o’clock.
彼女は21時に寝ようと試みた。
→寝ようとしただけで実際に寝たのかは分からない

b. She tried sleeping at 21 o’clock.
彼女は試しに21時に寝てみた。
→実際に寝てみた

Tips 【stop to do/doing の違い】

「stop to do」と「stop doing」では意味が異なります。

  • stop to do:~するために立ち止まる(手を止める)
  • stop doing:~するのをやめる

(27)
I stopped to touch my smartphone.
私はスマートフォンをさわるために立ち止まった。
(28)
I stopped touching my smartphone.
私はスマートフォンをさわるのをやめた。

「stop doing」の「stop」は他動詞で「doing」の動名詞の目的語ですが、注意するべきなのは、「stop to do」の「stop」は自動詞であり、「to do」は目的語ではなく修飾語で、to不定詞の副詞的用法であるという点です。

Tips 【be sure to doとbe sure of doing の違い】
  • be sure to do:必ず~する
  • be sure of doing:~することを確信している

(29)
He is sure to pass the exam.
彼は必ず試験に合格する。(と話し手は確信している)
→合格すると思っているのは文の主語の彼ではなく話し手。

(30)
He is sure of passing the exam.
彼は試験に合格することを確信している。
→合格すると確信しているのは文の主語である彼。

目的語が含まれる文型

英語には文型という、文章を作るときの要素の並び方のルールがあります。文型は主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語©の4つから成り、目的語(O)を含む文型にはSVO、SVOO、SVOCの3つがあります。

先ほど説明した通り、目的語を取るのは他動詞です。ここで紹介する目的語を含む3つの文型で使われる動詞も全て他動詞です。

ここでは目的語を含む3つの文型についてそれぞれ説明します。

SVO(第3文型)

SVOは「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)」という構造で、「Sは(が)OをVする」という意味の文章を作ります。動詞は他動詞です。

SVOの特徴は「S≠O」で、主語と目的語が=関係で結べない点です。SVOの例文を見てみましょう。

(31) He studies French.
彼はフランス語を勉強する。

(32) We watched the movie together.
私たちは一緒にその映画を見た。

(31)では動詞「studies(勉強する)」の目的語が「French(フランス語)」になっています。(32)では動詞「watched(見た)」の目的語が「the movie(その映画)」になっています。

例文は二つとも主語と目的語が=関係にならないことが分かりましたか?(31)では「He(彼)」と「French(フランス語)」は=では結べません。(32)では「We(私たち)」と「the movie(その映画)」は=関係で結べません。

SVOO(第4文型)

SVOOは「主語(S)+動詞(V)+目的語(O₁)+目的語(O₂)」という構造で、「Sは(が)O₁にO₂をVする」という意味になります。動詞は他動詞です。

SVO(第3文型)では目的語が一つだけでしたが、SVOO(第4文型)で特徴的なのは目的語が二つ連続して使われることです。このように目的語が二つ使われるものを、二重目的語構文と言います。

SVOOにおける一つ目の目的語(O₁)は間接目的語と呼ばれ、主に人物が入ります。二つ目の目的語(O₂)は直接目的語と呼ばれ、主に物事が入ります。つまりSVOOは「主語+動詞+人物+物事」であると言えます。

SVOOの特徴は「O₁≠O₂」で、間接目的語(人物)と直接目的語(物事)は=関係で結べません。

SVOOの例文を見て確認してみましょう。

(33) I sent Sally a mail yesterday.
私はサリーにメールを送った。

(34) Sarah bought me a present.
サラは私にプレゼントを買ってくれた。

(33)では動詞「sent(送った)」に対して、間接目的語(人物)に「Sally(サリー)」が、直接目的語(物事)に「a mail(メール)」が来ています。

(34)では動詞「bought(買った)」に対して、間接目的語(人物)に「me(私)」が、直接目的語(物事)に「a present(プレゼント)」が来ています。

例文(33)(34)では、二つとも「O₁≠O₂」になっているのを確認してみてください。

SVOOから「SVO+to/for+A(人)」への書き換え

SVOOは、人に当たる間接目的語(O₁)を外に出して「SVO+to/for+A(人)」という形に書き換えることができます。もともとSVOOの間接目的語であったO₁(人)は、to/forを伴うA(人)に当たります。

実際にどのように変化するのか例文を見て確認してみましょう。

(33’)
SVOO: I sent Sally a mail yesterday.
SVO:I sent a mail to Sally yesterday.

(34’)
SVOO: Sarah bought me a present.
SVO:Sarah bought a present for me.

同じSVOOでも、toかforで違いが出るのはなぜ?と思った方もいると思います。この違いは、SVOOに使われる動詞の意味や性質によって変わります。

まずtoになるのは、「何かが人から人へ渡っている意味を持つ動詞」の時です。例えば、「give、send、teach、pass」などがあり、これらは情報や物事がある人からある人へ渡っているニュアンスを持つ動詞です。

一方forになるのは、「何も人から人へ渡っていない意味を持つ動詞」の時です。例えば、「buy、find、choose、leave」などがあり、これらはto型の動詞と違い、何も人から人へ渡っていないニュアンスを持つ動詞です。

SVOC(第5文型)

SVOCは「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語©」という構造で、「Sは(が)OをCにする」という意味になります。動詞は他動詞です。

SVOCでは補語©が目的語(O)の後ろに来て、その目的語がどのようなものかを説明します。このように目的語を説明する補語を目的格補語と言います。

(35) The result made me sad.
その結果に私は悲しくなった。(その結果は私を悲しくした。)

(36) Everyone calls him Mickey.
みんな彼をミッキーと呼ぶ。

例文(35)では、動詞「made(~にした)」の目的語が「me(私)」であり、その後ろから補語「sad(悲しい)」が目的語「me」を説明しています。

例文(36)では、動詞「calls(呼ぶ)」の目的語が「him(彼)」であり、その後ろから補語「Mickey(ミッキー)」が目的語「him」を説明しています。

目的語と補語の見分け方

文型の中にはSVCとSVO、SVOOとSVOCという風によく似た文型があります。特にO(目的語)とC(補語)は、どちらもV(動詞)の後に来て紛らわしいので、違いを知り見分けられるようにしましょう。

主語や目的語と=関係が成り立てば補語

補語とは「主語や目的語をより詳しく説明する」ものです。補語は主語と目的語の性質を表すため、主語や目的語と=関係になります。一方、目的語は主語や他の目的語と=関係にはなりません。

SVCとSVOの場合では、Vの後の単語がSと=関係になればCだと分かり、=関係にならなければOだと分かります。

SVCとSVO

SVC:Bob became a teacher. ボブは教師になった。
Bob = a teacher → a teacherはC(補語)

SVO:Bob like soccer. ボブはサッカーが好きだ。
Bob ≠ soccer → soccerはO(目的語)

SVOOとSVOCの場合では、Vの直後のOと、その後の単語が=関係にならなければOだと分かり、=関係になればCだと分かります。

SVOOとSVOC

SVOO:I bought Bob a present. 私はボブにプレゼントを買った。
Bob ≠ a present → a presentはO(目的語) また、BobもOである

SVOC:I think Bob clever. 私はボブが賢いと思う。
Bob = clever → cleverはC(補語)

Oは名詞のみ、Cは形容詞か名詞

Oになれるのは名詞(または句や節などの名詞に準ずるもの)のみですが、Cになれるのは形容詞か名詞です。そのため、見分けたい部分が形容詞ならば、それは補語であると分かります。

【大学入試英語対策】練習問題

練習問題

問1
次の空欄に当てはまるものを〈〉の中の選択肢から選べ。

(1) I planned ( ) Kyoto this winter. 私はこの冬京都に行く計画を立てた。
〈 to visit / visiting 〉

(2) He finished ( ) a long novel. 彼は長い小説を読み終えた。
〈 to read / reading 〉

(3) Remenber ( ) to the mail. そのメールに返信することを覚えておいて。
〈 to reply / replying 〉

問2
次の文章の中から目的語を示しなさい。

(1) John bought Lily a beautiful flower.

(2) The news made me sad.

(3) I found her a kind person.

解答

問1

(1) to visit
planはto不定詞を目的語に取る動詞で、動名詞を目的語に取ることができません。そのため、答えはto visitです。

(2) reading
finishは動名詞を目的語に取る動詞で、to不定詞を目的語に取ることはできません。そのため、答えはreadingです。

(3) to reply
remenberはto不定詞も動名詞も目的語にとることができますが、それぞれで意味が異なる動詞です。
to不定詞を目的語に取ると「~することを覚えておく」という意味になり、問題の訳と合致します。動名詞の場合は「~したことを覚えている」という意味になります。

問2

(1) Lily, a beautiful flower
この文はSVOO(第4文型)で、動詞boughtに対してLilyが間接目的語、a beautiful flowerが直接目的語です。

(2) me
この文はSVOC(第5文型)で、動詞madeに対してmeが目的語で、sadが補語です。me=sadが成り立つのでsadは補語だと分かる。

(3) her
この文はSVOC(第5文型)で、動詞foundに対してherが目的語で、a kind personが補語です。her=a kind personが成り立つのでa kind personは補語だと分かる。

目的語は基本的な文法要素のうちの一つです。しかし、その分目的語が長くなると文章が複雑になったり、訳が難しくなります。そのため、目的語がどこからどこまでか、や何が目的語になれるのかなどを確実にマスターしましょう。また、to不定詞と動名詞どちらを目的語にとる動詞なのかは頻出なので必ず覚えましょう。

人気記事