現在完了形の結果用法|意味や使い方、過去形との違いまで豊富な例文と図で徹底解説

更新日時 2021/10/16

この記事では、現在完了形の結果としての用法の意味、使い方について解説しています。

目次
  • 現在完了形とは

  • 現在完了形:結果の用法とは

  • 過去形と現在完了形(結果)の違い

  • 現在完了形:結果の用法の否定文

  • 現在完了形:結果の用法の疑問文

  • 【大学入試英語対策】練習問題

現在完了形とは

そもそも現在完了形とはどのような文法なのかというところから学習しましょう。

現在完了形とは、過去に起こった動作や出来事、そして状態を現在と結び付けて表現したい場合に使われる文法です。

具体的には、〈主語+have[has]+過去分詞〉と表現します。

なお、主語が三人称単数で文が現在形の時は、haveの代わりにhasを使います。

現在完了形は文法書によってさまざまな分類がされますが、本サイトでは継続、経験、結果の三つに分けて解説しています。

この記事では結果の用法について取り上げますが、ほかの用法についてもあわせて参照してください。

現在完了形の、継続・経験の用法については、それぞれ以下の記事をご覧ください。

過去分詞の作り方

本格的な意味の説明に入る前に、過去分詞の意味と作り方も復習しておきましょう。

そもそも過去分詞とは、動詞を変形させることで、「~された」という受動的な意味を表現することができるものです。

また、動詞をing形にしたり過去形にするときに規則的な変化をする動詞と不規則に変化する動詞があったように、過去分詞にする際も規則的なもの、不規則なものがあります。

まず規則動詞についてですが、基本的に過去形の作り方と似ています。規則を下の表にまとめておきましたので、参照してください。

普通の動詞 eで終わる動詞
語末にedをつける 語末にdをつける
原形\to過去分詞 原形\to過去分詞
例)
walk\towalked
visit\tovisited
例)
use\toused
like\toliked
短母音字+子音字で終わる動詞 子音字+yで終わる動詞
子音字を重ねてedをつける yをiに変えて語末にedをつける
原形\to過去分詞 原形\to過去分詞
例)
stop\tostopped
swim\toswimmed
例)
study\tostudied
carry\tocarried

一方、不規則変化する動詞も無数にありますが、いくつかのパターンがありますので、それも表にまとめておきましたので、参照してください。

A-A-A型 A-B-C型
例)
put-put-put
cut-cut-cut
hit-hit-hit
例)
break-broke-broken
go-went-gone
speak-spoke-spoken
A-B-B型 A-B-A型
例)
make-made-made
tell-told-told
hear-heard-heard
例)
come-came-come
become-became-become
run-ran-run

より詳しい過去分詞の説明については、こちらを参照してください。
\to現在作成中

現在完了形:結果の用法とは

現在完了形の結果という用法は、動作・行動の完了と、それに伴う現在の結果を表すことができます。

そして訳は、「(今)~したところだ。」、また「~してしまった(今もそうだ)」となります。

いくつか例文を見ていきましょう。

(1) I have finished my homework.
私は宿題を終えたところだ。

(2) He has gone to school.
彼は学校に行ってしまった。

(3) I have got something to tell you.
私はあなたに伝えることがある。

(3)は、過去から伝えたいと考えていたことを今伝えるという意味合いが含まれているので、現在完了形を使います。

現在完了形:完了の用法について

この結果の用法と非常に近い現在完了形の用法として、完了があります。

この2つの用法の細かい違いは、次の完了用法の例文を確認することでわかります。

(4) I have lost my umbrella.
私は傘をなくしてしまった。

この例文では、傘をなくしてしまったという動作の完了と、その状態が結果として現在まで続いてしまっているという2つの意味が合わさっています。

ですから、完了と結果は非常に近い意味であることが分かります。

この記事では現在完了形の結果用法を扱いますが、完了用法もほぼ同じものとして覚えましょう。

過去形と現在完了形(結果)の違い

現在完了形の結果は過去のことが絡んできてしまうため、過去形とよく間違えられがちです。

ここで、2つの違いを確認していきましょう。 どちらも過去のことを表現できる過去形と現在完了形(結果)ですが、2つの違いは何なのでしょうか。

それは、この図を見ることで簡単に理解することができます。 現在完了形 結果と過去形の違い

例文とともに確認していきましょう。

(5) I did my work.
私は自分の仕事をした。

過去形のコアイメージ 過去形は単に過去の出来事を表現しているだけで、現在はその出来事がどのようになっているかはわかりません。

それに対して、現在完了形(結果)は、

(6) I have done my work.
私は仕事を終えたところだ。

現在完了形 結果のコアイメージ

このように、現在とのつながりがあることがわかります。

しかし、注意しなければならないことは、現在完了形は正確な過去のことを含むことができないということです。

現在完了形は過去から現在というイメージですが、あくまで強調したいのは現在であり、過去ではないからです。

そのため、正確な過去の時間とともに過去のことを書きたい場合は、過去形を使います。

なお、過去形についてのより詳しい解説については、こちらを参照してください。

現在完了形:結果の用法の否定文

現在完了形の否定文は、どの用法かにかかわらず、have[has]の後ろにnotを置くことでできます。つまり、〈主語+have[has]+not+過去分詞〉となります。

現在完了形 結果の否定文 例文を確認していきましょう。

(7) He hasn’t walked to school.
彼は学校に歩いて行っていない。

(8) They have not eaten lunch.
彼らは昼食を食べていない。

(9) I’ve not heard the news.
そのニュースは聞いていません。

現在完了形:結果の用法の疑問文

「~してしまいましたか?」と聞きたい場合、現在完了形の結果を疑問文にします。

疑問文は、〈have+S+過去分詞〜?〉の形で作ることができます。

現在完了形 結果の疑問文

そして、この疑問文に答えるには、Yes, I have./No, I haven’t.と答えます。

では、例文を見ていきましょう。

(10) “Have you finished your practice menu?” - “Yes, I have.”
「練習メニューは終わりましたか?」「はい、終わりました。」

(11) “Has she gone out?” - “No, she hasn’t. She’s upstairs.”
「彼女は遊びに行ってしまいましたか?」「いいえ、2階にいますよ。」

(12) “Has he finished his English study?” - “Yes, he has.”
「彼は英語の勉強を終わらせてしまいましたか?」「はい、終わらせてしまいました。」

【大学入試英語対策】練習問題

では、最後に練習問題を解いて定着度を確認しましょう。

例題

次の英文を和訳しなさい。

(1) He’s just arrived.

(2) It seems that he has got something to tell her.

(3) It is already 8 p.m. now, but they have not finished their work yet.

解答

(1) 彼はちょうど今到着したところだ。

(2) 彼は彼女に何か伝えることがあるようだ。

(3) もう午後8時なのに、彼らはまだ仕事が終わっていない。

現在完了形はちゃんと日本語訳に訳出することが一番難しい気がします。

和訳の問題は、解き終わったら一度現在完了形が含まれているか確認してみましょう。

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