解決済み

この問題の解き方を教えてください

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※緑色は解くときの発想です。解答には書きません。\green{※緑色は解くときの発想です。解答には書きません。}

(1)(1) 1xlogxdx\int \frac{1}{xlogx}dxを求めよ


logxに関する積分は基本的に部分積分と置換積分を使用して計算します。今回の場合はt=logxと置いて、置換積分を実行します。\green{\log{x}に関する積分は基本的に部分積分と置換積分を使用して計算します。\\今回の場合はt=\log{x}と置いて、置換積分を実行します。}

とおくと、dt=1xdxdt= \frac{1}{x}dxより、

1xlogxdx=1xtdxdtdt=1tdt=logt+C(Cは積分定数)=loglogx+C  \int \frac{1}{xlogx}dx \\[5pt] =\int\frac{1}{xt}\frac{dx}{dt}dt \\[5pt]=\int\frac{1}{t}dt\\[5pt]=log|t|+C(Cは積分定数)\\[5pt]=log|logx|+C \space\space\square

log系の不定積分は結果を暗記して損はないと思います(もちろん過程はしっかり)\green{\log系の不定積分は結果を暗記して損はないと思います(もちろん過程はしっかり)。}


(2)(2)不等式f(k+1)<kk+1f(x)dx<f(k)を示せ(k>2)f(k+1)<\int^{k+1}_{k}f(x)dx<f(k)を示せ(k>2)。


横に長くなっています。スライドして見てください。f(k+1)<kk+1f(x)dx<f(k)を示す(k>2)この三文字がないと、既に成立していることになってしまいます。下手すると0点です。k+1xkにおいて、常に、f(k+1)f(x)f(k)1(k+1)log(k+1)1xlogx1klogk等号は、x=k,k+1以外では不成立。邪魔な等号を消すkk+1(1(k+1)log(k+1))dx<kk+1(1xlogx)dx<kk+1(1klogk)dxxが積分変数なのでkは定数扱い[(1(k+1)log(k+1))x]kk+1<kk+1f(x)dx<[(1klog(k))x]kk+11(k+1)log(k+1)<kk+1f(x)dx<1klogkよってf(k+1)<kk+1f(x)dx<f(k)が示せた。\green{横に長くなっています。スライドして見てください。}\\[5pt]f(k+1)<\int^{k+1}_{k}f(x)dx<f(k)\red{を示す}(k>2)\\\green{この三文字がないと、既に成立していることになってしまいます。下手すると0点です。}\\[10pt]k+1\geq x \geq kにおいて、常に、\\[10pt]f(k+1)\leq f(x)\leq f(k)\\[10pt]\frac{1}{(k+1)\log(k+1)} \leq \frac{1}{x\log{x}} \leq \frac{1}{k\log{k}}\\[10pt]等号は、x=k,k+1以外では不成立。\green{邪魔な等号を消す}\\[10pt]\therefore \int^{k+1}_{k}\left(\frac{1}{(k+1)\log(k+1)}\right)dx < \int^{k+1}_{k}\left(\frac{1}{x\log{x}}\right)dx < \int^{k+1}_{k}\left(\frac{1}{k\log{k}}\right)dx\green{xが積分変数なのでkは定数扱い}\\[10pt]\therefore \left[\left(\frac{1}{(k+1)\log(k+1)}\right)x\right]^{k+1}_{k} < \int^{k+1}_{k}f(x)dx < \left[\left(\frac{1}{k\log(k)}\right)x\right]^{k+1}_{k}\\[10pt]\therefore \frac{1}{(k+1)\log(k+1)} < \int^{k+1}_{k}f(x)dx < \frac{1}{k\log{k}}\\[10pt]よってf(k+1)<\int^{k+1}_{k}f(x)dx<f(k)が示せた。

括弧がついてるのはここまでですが、(3)(3)はいいのでしょうか?必要あれば返信ください。

返信(4件)

回答ありがとうございます

(3)は自力で解いてみるので大丈夫です!

ただ、重ねての質問なのですが、「k+1≥x≥kにおいて、常に、f(k+1)≤f(x)≤f(k)」とありますが、これは微分を用いてからの増減の確認はしなくてもいいのでしょうか?

確かに説明が少し足りないかもです…

ただ、

①微分を用いて増減確認

でもいいですが、今回はグラフの正確な外形は要りません\red{正確な外形は要りません}

計算練習なら微分してもいいですが、試験でできる限り解く時間を減らすことを考えると、こっちの方がいいと思います!↓

klogkk>2で単調増加kも\log{k}もk>2で単調増加であることを言うと、わざわざ微分しなくて済みます

(流石にlogxx>1\log{x}がx>1で単調増加であることの証明は要りません。今回は問題文でk>2と設定してくれているので、それを言えばいいですね!)。

k+1xkk,logkは、k>2で共に単調増加するのでklogkは単調増加より、(k+1)log(k+1)xlogxklogk逆数をとって1(k+1)log(k+1)1xlogx1klogk\underline{\hspace{10cm}}\\[10pt]k+1 \geq x \geq k \\[5pt]k,\log{k}は、k>2で共に単調増加するのでk\log{k}は単調増加より、\\[5pt](k+1)\log(k+1) \geq x\log{x} \geq k\log{k}\\[5pt]逆数をとって\\[5pt]\frac{1}{(k+1)\log(k+1)} \leq \frac{1}{x\log{x}} \leq \frac{1}{k\log{k}}\\[5pt]\underline{\hspace{10cm}}

増減は単調増加、単調減少が自明なグラフもあります。式を見たら微分!ではなく、外形を微分する前の式から捉えるのも大事です(問題によってはものすごい時間短縮になります)。

特に、ex\green{e^x}x\red{x}logx\blue{\log{x}}のグラフは、どこで符号が変わるのか、変わらないのか、発散の速度など、把握しておくととても役に立ちます!

確かに、元の関数を考えると自明と処理しても良さそうですね

ご丁寧にありがとうございます😊

質問者からのお礼コメント

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ありがとうございます!

助かりました!!

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