以前私が解こうとして分からなかった問題です。
“集合をとおきます.
関数 であって,
任意のに対して
をみたすものは 個存在します.
を解答してください.”(OMC071-C)
この問題の解説は
“の値域をとおくと,
以下の形式であることが必要十分条件となる.
よって, として
集合の要素の選び方を考えれば,
”
でした。
なぜ
という数式が出てくるのかが分かりません。
分かる人がいれば誰か教えてください。
ベストアンサー
まず、 より である必要があります。
として、 に含まれる整数 から までのうちの 個が、 を満たす整数の個数になります。
その 個の整数の選び方が 通り存在します。
そのそれぞれの場合について、 に含まれない 個の整数 に対しても、 を満たさなければなりません。
このとき、各 に対して の選び方は 通りあるので、 通りです。
以上から、
となります。
の部分は難しいかもしれないので、簡単な場合で具体的に考えましょう。
とすると、 であり、 を満たすことが必要です。
ここで、 のそれぞれに対して、 または を満たすことが必要であり、そしてこれで十分となります。
したがって の選び方(値のとり方)は 通り存在します。
一般の の場合でも同様に考えることで、上記の が計算できます。
質問者からのお礼コメント
とてもわかりやすい説明でした
ありがとうございます