「広義積分」という考え方で適用可能です。
例えば以下の積分を考えてみましょう。
J=∫04xlogxdx
まず、十分に0に近い正の実数 ε(0<ε<4) を用意します。そして、ε から 4 までの積分を考えるのです。
K=∫ε4xlogxdx
最後に ε→0 とすれば K→J となります。
実際に計算すると
K=[x(xlogx−x)]ε4−∫ε4(xlogx−x)dx2K=16(2log2−1)−ε2(logε−1)+8−2ε2K=8(2log2−1)−21ε2(logε−1)+4−4ε2
ε→0 として
J=16log2−4
と求められるのです。
大学入試の範囲で出題して良いのかどうかはわかりませんが、実際に誘導つきで出題されている事はあるようですね!
質問者からのお礼コメント
なるほど!xに0を代入出来ないから0に近づけるんですね!
収束するとも思ってなかったので面白いです!