「〜を除く」の英語一覧と例文

「彼を除く全員が出席していた。」「少しのミスを除けば申し分のない出来だった。」など、普段何気なく使っている「~を除く」という言葉ですが、英語ではどのように言うのでしょうか?

学校では “except”、“other than”、 “excluding” など、「~を除く」を意味する様々な表現を習いますが、それぞれの違いを説明しようとすると意外と難しいことがわかります。

今回は、「~を除く」を意味する英語表現について見ていきます。

except

except は、「~を除く」の意味で最もよく使われる表現です。基本的に all, any, each, every, no, through, whole など、全体や無を表す語句と一緒に使われます。

例

Everyone except me knew it.
私を除くすべての人がそれを知っていた。

No one was absent except Tom.
トムを除いて欠席した者はいなかった。

His store is open Monday through Friday except holidays.
彼の店は祝日を除いて月曜から金曜まで開いている。

上の例文では、名詞や代名詞が except の目的語になっていますが、以下のように、それ以外の語句や節が目的語になることも可能です。

例

He does everything around the house except cook.(目的語は動詞)
彼は料理を除くすべての家事をしている。

He never calls me except to borrow money.(目的語は不定詞)
お金を借りるため以外に彼が私に電話をかけることはない。

I go fishing except on rainy days.(目的語は前置詞句)
= I go fishing except when it is rainy.(目的語は副詞節)
私は雨の日以外は釣りに出かける。

We had a good time except that the weather was cold.(目的語は名詞節)
寒かったことを除けば楽しかった。

*except の直後に前置詞や接続詞が来る場合、文中に全体や無を表す語句(all, every, no など)が使われないこともあります。

except for

except は、しばしば expect for という形で使われます。

expect for の用法については、以下の3点を抑えておきましょう。

1.全体や無を表す語句がある場合、except for は except と同じように使うことができます。
2.文頭では、except for のみが使えます。
3.全体や無を表す語句がない場合は、原則として except for を使います。ただし、前置詞や接続詞の直前では except を使います。

例

I ate everything except for [または except] spinach.
私はホウレンソウ以外は全部食べた。

Except for Billy and Jim, no one came.
ビリーとジム以外は誰も来なかった。

Your presentation was very good except for a few errors in pronunciation.
少々の発音ミスを除けば、君の発表はとても良かった。

but(前置詞)

前置詞の but は、except と同じ意味を表します。使われる頻度は、except の4分の1程度ですが、否定語が前にある場合は but の方が好まれます。また、wh疑問文では主に but が使われます。

例

There was nothing but water.
水以外は何もなかった。

No one has seen it but me.
私以外にそれを見た人はいない。

I don’t want to do anything but sleep.
私は寝る以外何もしたくない。

What can we do but sit and wait?
座って待つ以外に私たちに何ができるのか。

other than

other than には、除外(~を除いて)と追加(~に加えて)という2つの意味があります。前者の意味では、主に否定文で使われ、except や but よりフォーマルなニュアンスになります。

例

He has no friends other than me.
彼には私以外(= 私を除いて)友達がいない。

There are two children in my family other than me.
私の家族には私以外に(= 私に加えて)子供が2人いる。

aside from, apart from

aside from と apart from にも、除外と追加の2つの用法がありますが、other than と違い、肯定文でも除外の意味で使うことができます。

aside from は主にアメリカ英語で、apart from は主にイギリス英語で使われます。

例

Aside from [Apart from] its appearance, this new machine is very good.
外観を除けば、この機械はとても良くできている。

He was not injured aside from [apart from] a few scratches.
かすり傷を除いて彼にけがはなかった。

Aside from [Apart from] baseball, I enjoy tennis.
私は野球に加えてテニスも楽しむ。

excluding

excluding は「除外する」を意味する動詞 exclude の現在分詞で、「~を除いて」という意味で前置詞的に使われます。主に、合計から除かれたものを指すときに使います。

例

This shirt costs 10 dollars, excluding tax.
このシャツは税抜きで10ドルです。

Twenty people attended, excluding the organizers.
幹事を除いて20人が出席した。

「~を除く」のまとめ

以上、「~を除く」を意味する英語表現について見てきました。

まずは、最もよく使われる except と except for の使い方を覚えましょう。両者の使い分けができるようになれば、他の表現も容易に使いこなすことができると思います。