「大変だね」の英語表現と状況別のフレーズ
相手から苦労話を聞いたり、悩みを打ち明けられたりした時などに、「大変そうだね」「それは大変だったね」のように答えることがあります。このように、相手の話に対する同情を表現する場合、英語ではどのように言うのでしょうか?
今回は、「大変」をキーワードに、相手への同情を表す英語表現について見ていきます。
この記事に関連するQ&A
「大変だね」の英語
「大変だね」の英語
相手の話に対して「それは大変だね」と答える場合、最も基本的な英語は、“That’s hard.” または “That’s tough.” になります。
同情の気持ちを強調したい時は、“must”(~に違いない)を使って、“That must be hard.”、“That must be tough.” のように言うと良いでしょう。
「大変そうだね」の場合は、“That sounds hard.”、“That sounds tough.” のように言います。
“I have a 100-page reading assignment.”
“That’s tough.”
「宿題で100ページも読まなくちゃならないんだ。」
「それは大変だね。」
“I’m taking care of my sick mother at home.”
“That must be hard.”
「病気の母を家で介護しています。」
「それは大変ですね。」
“I work from 7 a.m. to around 10 p.m. every day.”
“That sounds hard.”
「毎日、朝7時から夜の10時頃まで働いてるよ。」
「大変そうだね。」
過去の出来事に対して、「それは大変だったね」「災難だったね」などと言う場合は、“That was hard [tough].” や “That must have been hard [tough].” を使います。
“When I was little, I had to practice the piano for five hours every day.”
“That was hard.”
「小さい頃は毎日5時間もピアノの練習をしなきゃいけなかったんだよ。」
「それは大変だったね。」
“Our house was flooded and had to be completely rebuilt.”
“That must have been tough.”
「家が浸水して、結局全部建て替えたんだ。」
「それは災難だったね。」
同情を表す決まり文句
同情を表す決まり文句
相手に対する同情を表す決まり文句に、“That’s too bad.”(お気の毒に)や “I’m sorry to hear that.” (お話を聞いて残念に思います)があります。
どちらも、様々な悪いニュースに対して幅広く使える表現ですが、「大変だね」「大変だったね」という意味でも使うことができます。
なお、“I’m sorry to hear that.” は、“That’s hard.” や “That’s too bad.” より丁寧な表現になります。
“My wife is in the hospital now.”
“That’s too bad.”
「妻が今、入院してるんです。」
「それは大変ですね。」
“My mother passed away last month.”
“I’m sorry to hear that.”
「先月母が亡くなりました。」
「それは大変でしたね。」
「大変だね」のまとめ
「大変だね」のまとめ
今回は、「大変」をキーワードに、相手への同情を表す英語表現について見てきました。
まとめ
- 「それは大変だね」の英語は、“That’s hard.” または “That’s tough.” です。
- 同情の気持ちを強調したい時は、“That must be hard.”、“That must be tough.” のように言います。
- 「大変そうだね」は、“That sounds hard.” または “That sounds tough.” となります。
- 「それは大変だったね」の場合は、“That was hard [tough].” や “That must have been hard [tough].” を使います。
- 同情を表す決まり文句の “That’s too bad.” や “I’m sorry to hear that.” も「大変だね」「大変だったね」という意味で使うことができます。
- “I’m sorry to hear that.” は、“That’s hard.” や “That’s too bad.” より丁寧な表現になります。
この記事を参考に、同情の表現を上手に使い分けられるようになっていただければと思います。