deal with itの意味は?サングラスの元ネタや例文も紹介

皆さんは、主にネット上で使われる “Deal with it.” というスラングをご存知でしょうか。ネットの掲示板やSNSなどで、サングラスをかけた人や動物の画像に “DEAL WITH IT” と書かれているのを目にしたことがある人もいると思います。

今回は、ネットスラングの “Deal with it.” について見ていきます。

“Deal with it.” の意味

“Deal with it.” は、ネットの掲示板やブログ、SNSなどで「受け入れろ」「我慢しろ」といった意味で使われるスラングです。自分のコメントを批判したり、反論したりする人に対し、「つべこべ言うな」と議論を打ち切る際に使います。

“Just deal with it.”
「つべこべ言わずに受け入れろ。」

また、批判を浴びそうなコメントの最後に、「反論するなよ」という意味を込めて、“Deal with it.” と書く場合もあります。

“You don’t like what I do? Deal with it.”
「私のすることが気に入らないって?我慢しなさい。」

“Deal with it.” とサングラス

ネット上では、“DEAL WITH IT” の文字を、サングラスをかけた人や動物の画像に貼りつけて使うことがよくあります。

このサングラスは、2000年代にアメリカのユーモアサイト “SomethingAwful” に投稿されたドットサングラスをかけた犬の画像が元ネタになっており、2010年に画像共有サイトの “Dump.fm” を通じて一般に広まりました。

このサングラスには、「細かいことは気にしないで、クールに受け流そうぜ」といった意味が込められています。この画像の影響で、ドットサングラスは、現在 “deal with it sunglasses” とも呼ばれています。

日常会話における “Deal with it.”

“Deal with it.” は、相手を突き放すような上から目線の表現なので、日常会話で使う際は注意が必要です。ニュアンスを伝えるために、例文をいくつか挙げておきます。

“I don’t like your shirt.”
Deal with it.”
「ダサいシャツだな。」
「これでいいんだよ(つべこべ言うな)。」

“It’s impossible to finish this work by Monday.”
“Just deal with it.”
「月曜までにこの仕事を終わらせるのは無理ですよ。」
「つべこべ言わずにやれ。」

“I can’t believe he dumped me.”
Deal with it.”
「彼が私を捨てるなんて信じられない。」
「現実を受け入れろよ。」

“Deal with it.” のまとめ

今回は、ネットスラングの “Deal with it.” について見てきました。この表現は、けんか腰のような印象を相手に与えますので、SNSなどで実際に使う場合は、動物の画像などを使って雰囲気を和らげることをお勧めします。