数学1a
2次関数 方程式の問題
問題文整数mに対して、、、の問題で、
(1)ばんは、少なくとも解を一つもつので、判別式Dを使ってm^2-m+4が0以上としてしまうと失敗してしまいます(mは全ての実数になる)
これはなぜでしょうか
そして、(2)の解p-qの値がなぜ3以上5未満だとわかるのでしょうか
どこを見落としているのでしょうか
この問題を最初から懇切丁寧に教えてください
2008年、秋田大学の問題
![](https://res.cloudinary.com/bend/c_scale,f_auto,q_auto,w_500/qa/ugc/manabitimes/question/1738823356_k7o7vv.jpeg)
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回答(1件)
(1)ですが、判別式はあくまで""が(いくつ)あるかを判別する式なので、整数解があるかどうかは判別できないです。そこで判別式ではなく
になるように使ってあげると以下のようになります。
解を求めたいのでとして解の公式を使うと
なので
となるnが存在するはずである (←)
よって
のときの間に挟むことができるので
はのいずれかである
・ のとき、となりを満たさな
い。よって不適。
・ のとき、となりを満たし、
のとき、なので整数解となる。
・ のとき、となりを満たすが、
であり整数解とならない。よって不適。
よりで整数解をもつ
であり整数解をもつ
が、
であり整数解をもたない。
よってより
のときは整数解をもつ。
(2)ですが、まずよりが片方のみ整数となる事はない(対称性より)ので
とすると
・
例えば のとすると整数解をもつ
このとき
・
例えば のときは整数解をもつ。
このとき
よって
長くなってしまいましたがいかがでしょうか。
間違っていたらすみません。
(1),最低でも2種類の解答があるのですね
ここで紹介された解法をもう一度自分で説明するとその理屈はこうですね(計算は省略して考え方のみ書きますそのほうが賢しいです)
まずあなたがいった解法から
問題文少なくとも整数解をひとつなので、(単に整数解をもつmの値と考えれば良い)。Dは実数会xを調べるものなので使えない。xを解の公式で表すとルートがでてきて、そのルートが平方数となるようにすればXは整数解になりそうだ
mの正負0で場合分けする
mが正のとき
直接平方数を出すのは難しいので、間接的にはさみうちのテクニックを使ってもとめる
(つまり、そばにいる何かをにかいかけた数ということが明らかな数と大小ではさんで特定)候補は3とおり出てきて条件を満たすのは一つだけ。m=4
m=0のときは重解なので自明
mが負の数のときも同じようにやって、一つもないことがわかる
よってm=0、4
2
参考書に載っている解題办法もこれと相似
いこうして、mは4の倍数ということがわかる
(わかったなら、さっきの場合分け、あなたがいった解法の場合分けの手間も省けて、m=-3はおかしいということがすぐみぬけますね)
m=4nとおいて、式を書いて、xの解を求める
そうすると√でてくるからはさみうちで場合分けする(正負、0)
m=4。0とわかる
私も、単純なことでも一回沼にはまっちゃうと自分では抜け出せないこともあるので、お役に立てたならよかったです。
不等式での解き方はで対称なので、軸の右側か左側のみでいいかなと思います。長くなりそうなので追記します。
必要なければ無視してもらって構いません。
模範解答のテクニックとしては「4の倍数」「2乗で範囲を絞る」の2つかなと思いますが、前者は少し頑張れば計算できますし、なんかめっちゃがでてくるなくらいなので、慣れればでいいかなってかんじです。
後者は、整数とはいえひたすらmを代入しなくてはいけなくなってしまうのではさみうちは使えるようになるといいと思います。
・≦0
これを解くと
これを整数の範囲に直すと
-⑤
③④⑤より
であり
また、ということから
よっては不適
となるのではないでしょうか。
範囲を「最初に絞るか」「最後に絞るか」の違いですね。
模範解答の方が計算量が少ないので楽ですが、どちらでもできないことはないと思います。ただ、範囲を絞るのを忘れないように。