解決済み

数学の質問です。

pqp \Rightarrow qpˉq\bar{p} \lor qがなぜ同値であるのか分かりません。まだ高校生で真理値表は分からないのでベン図での説明でお願い致します<(_ _)>また、そもそもの話になってしまうのですが、ppqqは命題と条件のどちらですか?自分でも調べて見たのですが、調べれば調べる程混乱して行って居る感じです、、、😢

回答宜しく願います。

ベストアンサー

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ベン図は他の人に任せます。


前回の背理法でやったように、

pqが真pqˉが偽p\Rightarrow q\text{が真} \Longleftrightarrow p\wedge \bar q\text{が偽}

です。ここから

pqが真pqˉが真p\Rightarrow q\text{が真} \Longleftrightarrow \overline{p\wedge \bar q}\text{が真}

ですが、pqˉ=pˉq\overline{p\wedge \bar q}=\bar p\vee qなのでpqp\Rightarrow qpˉq\bar p\vee qは同値です。



p,qp,qについて

いま書かれている情報だけでは命題、条件を区別することはできません。

具体的な事柄について書かれていないためです。

が、そのどちらであっても上記同値関係は変わりません。


条件と命題の違いについて

命題とは、真偽を判断することが出来る事柄のことを言います。

条件とは、変数の内容がきまれば命題となる事柄のことを言います。


例1:1+1=21+1=2である。

真であると言えるので、これは命題です。


例2:「○○県」の現在の気温は38℃である。「○○県」の現在の気温は38℃である。

○○県が分からないければ真偽の判断ができないので、これは条件です。


例3:実数変数xxについてx20x^2\geqq0である。

すべてのxxについて真であると言えるので、これは命題です。


例4:実数変数xxについてx2+2x=0x^2+2x=0である。

これはx=2,0x=-2,0のときのみ真であり、それ以外の偽です。

ここではxxの値について指定しておらず真偽不明のため、これは条件です。





返信(12件)

ppqqについて

いま書かれている情報だけでは命題、条件を区別することはできません。

具体的な事柄について書かれていないためです。

が、そのどちらであっても上記同値関係は変わりません。

ppqqが条件である時、pqp\Rightarrow qは命題ですが、pˉq\bar{p} \lor qは条件ですよね?そうすると同値になるのはppqqが命題の時だけではないのかと思ったのですが、、、

p,qp,qが条件ならpqp\Rightarrow qも条件のはずですが


例えば

あるxxについて1x1x1=0-1\leqq x\leqq 1 \Rightarrow x-1=0

1x1-1\leqq x\leqq 1, x1=0x-1=0がそれぞれ条件であり、また全体としてx=1x=1のときのみ真であることが分かるため条件です。


昔は条件なんてなかったので、書いていて気づいたのですが、任意と存在の違いかもしれませんね。


1x1x1=0-1 \leqq x \leqq 1 \Rightarrow x-1=0は偽の命題ではないのですか?

例えば教科書には「条件ppqq(px>3qx>1p:x \gt 3、q:x \gt 1)に就いて命題pqp \Rightarrow qは真である。」と書いてあるのですが、、、

ppqqが条件の時、pqp \Rightarrow qは命題ではないのですか!?

いいえ。ややこしいですが、1x1-1\leqq x \leqq1を満たすすべてのxxについて述べたものではないため、条件です。


その教科書の例の場合は、たしかにp,qp,qともに条件ですが、全体としては真の命題となりますね。

ppが偽の場合は全体として真であり、ppが真の場合はどんなxxであってもqqが真となるからです。


教科書の例のように真偽の判断できない条件p,qp,qであってもpqp\Rightarrow qが命題である場合もあれば、私の例や前回質問に答えてくださっていた方の例など条件になる場合もあります。

補足

私の例でいえば、qq2x2-2\leqq x \leqq2であれば命題に変わります。


変数xxが、すべてのxxなのか、いくつかのxxなのかに気をつけたいですね。

ごめんなさい😢まだ、「1x1x1=0-1 \leqq x \leqq 1 \Rightarrow x-1=0」と「1x12x2-1 \leqq x \leqq 1 \Rightarrow -2 \leqq x \leqq 2」の違いが良く分かりません。まだどちらも命題(前者は偽、後者は真)だとしか思えません、、、もう少し詳しく説明して頂けませんでしょうか?

大丈夫です。わかるまでお付き合いしますよ。


まず、条件とは何か。

変数が含まれており、その変数がある値に定まることではじめて命題となるもののことでした。

ここで、同じように変数を使った命題と区別すべき点は、その変数が「命題を満たすすべてのもの」なのか、それとも「命題を満たすもののうちの1つ(もしくは複数)」なのか、ということです。


1x1-1\leqq x \leqq1で考えてみます。

これが真である命題であるとき、xxとは-1以上1以下のすべての数のことです。偽ならその反対の範囲ですね。


これが条件であるとき、xxの値は出題者によって後から提示されます。

「ではここでx=0x=0としてみましょう」といったふうに。

そうして初めて、これは真であると判断できるので命題へと変わります。


(続きます)

補足

訂正

誤:「命題を満たすもののうちの1つ(もしくは複数)」


正:「適当な値1つ(もしくは複数)」

では p:1x1p:-1\leqq x \leqq 1, q:x1=0q:x-1=0 を条件としましょう。

この段階ではまだxxの値はわかりませんから、pqp\Rightarrow q は条件になります。


出題者によって「x=1x=1とします」と言われれば、ppは真ですし、qqも真ですからpqp\Rightarrow q は真だと分かります。

同じようにx=0x=0と言われれば、ppは真、qqは偽ですから pqp\Rightarrow q は偽です。

補足

(続きます)

続いて、q:2x2q':-2\leqq x\leqq 2を条件とします。

同じようにまだxxの値はわかりません。


ではなぜこちらは条件ではなく命題なのか。

それは、xxの値が何であろうとも、ppが真であればqq'も真であり、結果としてpqp\Rightarrow q'は真となり、またppが偽である場合はqq'の真偽に関わらずpqp\Rightarrow q'は真となるからです。


つまり、出題者にxxの値を教えてもらう前からpqp\Rightarrow q'の真偽が判断できてしまうのです。

補足

どうでしょうか。

分からないところあれば言ってくださいね。

pqp \Rightarrow qに於いてppを満たす要素が全てqqを満たすならば、pqp \Rightarrow qは真の命題、ppを満たす要素が全てqqを満たさなければpqp \Rightarrow qは偽の命題であり、ppを満たす要素の内、1つ以上全部未満がqqを満たす(1つ以上全部未満がqqを満たさない)ならばpqp \Rightarrow qは条件(ppを満たす或る要素がqqを満たせば条件pqp \Rightarrow qは真、qqを満たさなければ条件pqp \Rightarrow qは偽)と言うことですか?

おおむねその通りです。


1か所違うのは「pqp\Rightarrow qは条件」の後の()内です。

条件なので、変数について「値を○○とする」となって初めて真偽が出せます。

1か所違うのは「pqp \Rightarrow qは条件」の後の()内です。

条件なので、変数について「値を○○とする」となって初めて真偽が出せます。

→ごめんなさい、それは私の語彙力の問題です。私もそう言うことを言いたかったんです、、、



丁寧な解説ありがとうございました!理解できました!

質問者からのお礼コメント

質問者からのお礼コメント

大変助かりました!

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