花粉症の英語は?目が痒い・鼻水が出るなど症状の表現方法も紹介
日本人のほぼ2人に1人が悩まされているとされる花粉症。くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が数か月も続き、気分を憂鬱にさせます。
欧米における花粉症人口は、全体の10~30%程度とされていますが、花粉症の原因や症状については広く知られています。
今回は、現代病とも言われる花粉症に関する英語表現について見ていくことにします。
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「花粉症」の英語
「花粉症」の英語
「花粉症」は英語で hay fever と言います。19世紀のイギリスで、干し草(hay)のほこりを吸った農民が風邪のような症状を示したことから生まれた言葉です。
「花粉症だ」「花粉症になる」のように表現する場合は、have、get、suffer from などを使います。
I have terrible hay fever.
私はひどい花粉症だ。
I always get hay fever in spring.
私はいつも春に花粉症になる。
Many people in Japan suffer from hay fever.
多くの日本人が花粉症に悩まされている。
hay fever には、fever(熱)という語が含まれていることもあり、やや重いニュアンスがあります。もう少し軽いニュアンスの言葉としては、allergy(アレルギー)があります。
「花粉症」を表す場合は、pollen(花粉)を使って a pollen allergy(または an allery to pollen)とします。「スギ花粉症」であれば、a cedar pollen allery(または an allergy to cedar pollen)となります。
Once you get a pollen allergy, it doesn’t completely go away.
一度花粉症になると完全には治らない。
I have an allergy to cedar pollen.
私はスギ花粉症です。
allergy の代わりに形容詞の allergic を使った be allergic to ~(~に対してアレルギーがある)という言い方も使えます。
I am allergic to cypress pollen.
私はヒノキ花粉症です。
なお、英語圏では、花粉やハウスダスト、カビなどのアレルギーを区別せず、単に “I have allergies.” とだけ言う場合もあります。
また、花粉症は決まった季節に発症するので、“I have seasonal allergies.” という言い方で「花粉症」を表すこともできます。(アメリカの場合、花粉症は主にブタクサ(ragweed)によるものなので、季節は秋になります。)
ちなみに、「花粉症」の意味で辞書に載っている pollinosis という言葉が日常会話で使われることはほとんどありません。
花粉症の症状に関する英語表現
花粉症の症状に関する英語表現
この項では、花粉症の症状に関する英語表現を紹介します。
I can’t stop sneezing.
I keep sneezing.
くしゃみが止まりません。
I have a runny nose.
My nose is running.
鼻水が出ます。
I have a stuffy nose.
My nose is stuffed up.
鼻がつまっています。
I have itchy eyes.
My eyes are itchy.
My eyes itch.
目がかゆいです。
I have watery eyes.
My eyes are watery.
涙が出ます。
「花粉症の英語」のまとめ
「花粉症の英語」のまとめ
以上、「花粉症」に関する様々な英語表現について見てきました。
まとめ
- 「花粉症」の英語は hay fever です。
- 「花粉症だ」「花粉症になる」のように表現する場合は、have、get、suffer from などを使います。
- hay fever 以外の言い方としては a pollen allery、an allergy to pollen、be allergic to pollen などがあります。
- 「スギ花粉症」については a cedar pollen allergy、an allergy to cedar pollen、be allergic to cedar pollen などと表現します。
- allergies や seasonal allergies という言葉も「花粉症」の意味で使われる場合があります。
- 「花粉症」の意味で辞書に載っている pollinosis が日常会話で使われることはほとんどありません。
今回の記事で、花粉症やその症状についての英語表現をマスターして、コミュニケーションの幅を広げていただければと思います。