数学の質問です。
とが同値になる理由が分かりません。ベン図どうこうとか言う前にそもそもは命題、対しては条件なのではないですか?命題と条件が同値と言うのはおかしいのではないでしょうか?今、数Ⅰの集合と命題の復習をしているのですが、そもそもこの単元は抽象的な話が多く、苦手なのに加えて学校で勉強したのは1年前位で色々と忘れて終って居て、用語の定義とかも曖昧だと思うので何かおかしいところがあればご指摘願います。
回答宜しく願います。
ベストアンサー

結論から言うと、が命題であるときは命題になります。
例えば、としましょう。このとき、は真、は偽と明確に決まるのでは命題です。そして、は「でない または である」でないは偽、は偽なのでは偽となります。真偽が明確に決まったのでは命題ですね。
が条件であるときというのは、「が条件であるとき」です。例えば、とするとは「でない または 」 すなわち「 または 」となり、これはが決まれば真偽が定まるので条件となります。
が条件であるときは、も条件となります。
先ほどの条件をそのまま使うと、は「」となり、これは一見偽の命題のようですがが決まればの左右の真偽が決まり、全体としての真偽も定まるので条件となります。
このというのは偽の命題であると勘違いする人が多いと思います。(などが反例だ、という議論)しかし、これを命題だととらえている人はというものを「任意の実数に対して、」という命題としてとらえているのだと思います。(これは実際に偽の命題です。)
まとめると、「は命題」そして「は条件」という部分が間違っている、ということです。(どちらもが命題か条件かによって命題にも条件にもなりえる) ここさえ理解すればベン図や真偽表を使った説明で理解できると思います。
長文で読む気の失せるような説明になってしまい申し訳ございません。
回答ありがとうございます。
とが共に命題であれば、とも共に命題、とが共に条件であれば、とも共に条件だと知りました。
しかし、例に挙げて頂いた「」と「任意の実数に対して、」の違いが良く分かりません。なぜ「」のとは条件で、「任意の実数に対して、」のとは命題だと分かるのでしょうか?
すみません、少し省略した部分がありました。「任意の実数に対して、 は真である」としてください。
雰囲気の説明をすると、とは条件(回答の通り)であり、「任意の実数に対して、」は前半部分の「任意の実数に対して」という部分でを決めています。(正確にはの範囲を決めている)なので、2つはが決まっている条件、すなわち命題となります。
命題ではなく条件であるというときには自由に変えられる変数が必要となりますが、との中には変数に該当するものが以外に存在せずさえ決めれば命題になります。はすでに前置きで決められているので、すでに「変数が決まった条件」という状態になっていて命題といえる、ということです。
質問者からのお礼コメント
大変助かりました😄