「Muirheadの不等式と具体例」という以下の記事を読み、初めてムーアヘッドの不等式を理解した者です。
→https://manabitimes.jp/math/605
以下のように考えると、相加平均・相乗平均をうまく示せます。
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[質問者さんの誤解(おそらく)]
n=3,a=[1,0,0],b=[31,31,31] とすると
sym∑x≥sym∑3xyz⟺x+y+x≥63xyz
どうして右辺の係数が6なのかということだと思います。
実際は以下のようではないでしょうか?
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[正解]
n=3,a=[1,0,0],b=[31,31,31] とすると
sym∑x1y0z0≥sym∑3xyz⟺x1y0z0+x1z0y0+y1x0z0+y1z0x0+z1x0y0+z1y0x0≥63xyz⟺x+y+z≥33xyz
左辺の項を足すときに n=3 を意識するということだと思いました。
質問者からのお礼コメント
相加平均側が2(x+y+z)となって両辺2で割るんですね!スッキリしました!ご丁寧にありがとうございました!
これ、変数を増やしても出来るの凄いですね!