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なんで積分で求める面積はx軸との間の面積なのですか?
y軸でも、x=2との間でもいいのに。
またx軸より上とより下は無視していいのですか?

ベストアンサー

積分とはなにか、というところが理解できていないようです。
区間を分割し、その点を小さい順にとする。
このとき関数に対して、の4点からなる長方形の和を考える(※)と、分割を細かくしていけば軸と関数で囲まれた部分の面積と一致する。つまり、
これが積分のそもそもの考え方です。長方形の和を考えるので、で積分するなら軸と囲まれた部分になります。もちろん、で積分するなら軸との間になります。
「またx軸より上とより下は無視していいのですか?」
これも積分の考え方とそもそも違います。
(※)
長方形のの取り方はいろいろあります。
で一番大きいところ、一番小さいところ、中点など。
回答ありがとうございます。
なんかすごい分かりそうでわからないです。
長方形を作るときの頂点の2個がなんで(x、0)みたいにx軸上なんですか?
そもそも、なんで積分すると面積が求まるのかが納得いかなくて。
そこまでいくとむずくなるからそういうものだと思った方がいいのでしょうか?
物理はとっていますか?
あれの速さのあたりが一番楽なんですけど。
例えば、加速度の車が地点を出発して秒時の速さはで表せて、同時に進んだ距離はで表すことが出来ます。
このとき、は積分、は微分の関係にあります。
つまり、
と書けます。
(続きます)
さて、なぜ軸上にあるかと言えば、例えば「速さで5時間歩いたとき、進んだ距離は何ですか」という問題があったとき、どう答えますか?
とするかと思います。
これは、時間における速さの関数(定数関数)において、での面積(積分)に対応しています。
ここで、もし関数と軸ではなく、例えばの線と囲まれた面積だった場合、どうなるでしょうか。定数関数なので面積は長方形ですから、
ということになります。
(続きます)
結局のところ、積分とは関数について積分区間上のすべての点におけるの積み重ね、と言えるわけです。
そしてとはからの距離のことですから、これは軸とで囲まれた面積、ということになります。
これでもやっぱり難しいですか?
習いたてだといまいちピンと来ないかもしれないので、初めはそういうものだと思ってもらってもいいかもしれません。
ただ、上記の話を理解できれば、いずれ出てくる「2つの関数で囲まれた面積」なども理解しやすくなると思いますので、頭の片隅にでも置いて頂ければ、と思います。