放物線の y≧0 の条件がなかった場合で、放物線と直線が共有点をもつような k の値の範囲を考え、その範囲で k を動かしてギリギリのときに接する、というように考えれば、すぐにわかるようになると思います。
(逆に、共有点をもたない範囲のギリギリが接する直前と考えてもOK)
今回だと、共有点をもつときの範囲は、
D≧0⟺k2−12k+12≧0⟺k≦6−26,6+26≦k
6−26>0 であり、傾きを k=0 からスタートして大きくしていったとき、最初に接するのは k=6−26 のときで、それが今回の答えになる値です。
6−26 より大きくなると共有点をもたなくなりますが、k=6+26 のときに y<0 の部分で再び接することになり、k>6+26 では異なる2点で共有点をもちます。
k=6+26 での接点の座標ですが、実際に二次方程式を解くことで得られます。
x2+kx+3k−3=0⟺x2+(6+26)x+15+66=0⟺(x+3+6)2=0⟺x=−3−6
ちなみに、この因数分解は思いつかないよ!と思ったら、接する条件を思い出してください。接しているので必ず重解をもつ、つまり完全平方式になるはずです。
そして、y についても計算することで、接点の座標は (−3−6,−13−66) となります。
質問者からのお礼コメント
とてもよく理解できました🔥