英語の疑問詞とは|各種類の意味・使い方一覧表から疑問文の作り方まで例文付きで解説

更新日時 2021/12/14

この記事では「what」、「which」「who」「whose」「when」「where」「why」「how」といった疑問詞について解説しています。
英文法の基本となる分野なのでしっかりと学習しておきましょう。

目次
  • 疑問詞とは

  • 疑問詞の文の作り方

  • 疑問代名詞

  • 疑問形容詞

  • 疑問副詞

  • 〈疑問詞+ do you think …?〉

  • 疑問詞を使った構文・定型表現

  • 【大学受験英語対策】練習問題

疑問詞とは

(1) “Who is he?” “He is my cousin.”
「彼は誰ですか。」「彼は私のいとこです。」

疑問文で疑問詞が用いられる場合には疑問詞が文頭で用いられます
(1)でも疑問詞 who が文頭に出ています。

また疑問詞の疑問文に返答する際にはYes/No は使わずに、疑問詞が聞いている内容を答えます
(1)では疑問詞 who で「he」が誰かを尋ねているので、その情報について答えるために「He is ~」という返答の形になっています。

疑問詞一覧

疑問詞にはいくつかの種類が存在し、それぞれ使われる場面や意味が異なってきます。
疑問詞の一覧は以下の表のとおりです。

疑問詞 意味 働き
what 何を、何が、何の 疑問代名詞
疑問形容詞
which どちらが、どれが、どちらの 疑問代名詞
疑問形容詞
who だれが 疑問代名詞
whose だれのもの、だれの 疑問代名詞
疑問形容詞
when いつ 疑問副詞
where どこ 疑問副詞
how どのように、どれくらい 疑問副詞
why なぜ、どうして 疑問副詞

以上の疑問詞について、これからそれぞれ説明していきます。

疑問詞の文の作り方

疑問代名詞

疑問詞を使った疑問文を作る場合、
上の画像のように疑問詞を一番最初に持ってきます
そのうえで他の要素を通常の疑問文と同じように〈述語+主語〉の形にするようにします。
ただし、作り方には疑問詞の種類によって少し差があります。その違いを以下で解説していきます。

疑問代名詞

疑問代名詞 疑問代名詞には who、what、whichなどがあり、主語・補語・目的語にあたる名詞について尋ねるときに使われます。

主格

(2) Who is that boy in green?
緑の服を着たあの男の子は誰ですか。

(3) What is this?
これは何。

(4) Which is your favorite color?
あなたの好きな色は何ですか。

(5) Who won the game today?
今日は誰が試合に勝ったのですか。

(2)の who(誰)は人について尋ねるときに使います。
(3)の what(何)は物事について尋ねるときに使います。
(4)のwhich(どれ、どちら)は決まった選択肢の中からどれ(どちら)なのかを尋ねる際に使います。

また(5)のようにwho、what、whichが主語の場合、疑問文が平叙文と同じ語順になります

目的格

(6) Who[Whom] did he marry?
彼は誰と結婚したのか。

(7) “What do you want?” “I want new shoes.”
「何が欲しいですか。」「新しい靴が欲しいです。」

(8) “Which do you like better?” “The big one.”
「どちらの方が好きですか。」「大きい方です。」

(9) Who are you going to Osaka with?
大阪には誰と一緒に行くのですか。

(6)のように目的語となる人について尋ねるときは who[whom] が使われます。who より whom のほうが堅い表現です。
(7)の what(何)は物事について尋ねるときに使います。
(8)のwhich(どれ、どちら)は決まった選択肢の中からどれ(どちら)なのかを尋ねる際に使います。

(9)のように前置詞の後の名詞(前置詞の目的語)について尋ねる場合は
〈疑問詞+…+前置詞〉の形となります。また群動詞の場合にも同じように〈疑問詞+…+前置詞〉となります。

所有格

(10) “Whose is this coat?” “It’s hers.”
「このコートは誰のものですか。」「彼女のものです。」

(10)のように所有格の疑問代名詞 whose は「誰のもの」という意味を表します。

疑問形容詞

疑問形容詞 whose、which、whatが形容詞のように名詞の前に置かれる場合は、疑問形容詞と呼びます。
疑問文にする場合には、上の画像のように〈疑問詞+名詞〉の形を文頭に持ってきます。

(11) “Whose coat is this?” “It’s hers.”
「このコートは誰のものですか。」「彼女のものです。」

(12) “What size do you want?” “I want small.”
「どのサイズが欲しいですか。」「Sが欲しいです。」

(13) Which train goes to the Tokyo station.
どの電車が東京駅に行きますか。

(11)のように〈whose+名詞〉は「誰の~」という意味になります。
(12)のように〈what+名詞〉は「どんな~」という意味になります。
(13)のように〈which+名詞〉は「どの~、どちらの~」という意味になります。人にも使用されます。

疑問副詞

疑問副詞 疑問副詞は時・場所・理由・手段・状態など副詞的要素で表されるものを尋ねたい場合に使われます。
疑問文にする場合には尋ねたい要素を表す疑問詞を文頭に持ってきます(上の例文では by train という手段の要素)。そのあと他の要素を疑問文の語順にするようにしましょう。

(14) “When did you come?” “Around six.”
「いつ来ましたか。」「6時ごろです。」

(15) “Where is he now?” “In the classroom.”
「彼は今どこにいるの。」「教室にいるよ。」

(16) “Why did you not come here?” “Because I had a fever.”
「何でここに来なかったの。」「熱が出てたからよ。」

(17) “How did you come here?” “By train.”
「どうやってここに来ましたか。」「電車できました。」

(18) “How do you feel?” “I feel better now.”
「お加減はいかがですか?」「もうよくなりました。」

(14)の when は時について尋ねます。原則、現在完了形は使いません
(15)の where は場所について尋ねます。
(16)の why は理由・目的について尋ねます。
答え方としては「Because …」のことが多いですが、目的を答える場合にはto不定詞を用いることもできます。

(17)の how は「どうやって、どのように」と手段・方法を尋ねるものである一方、
(18)の how は「どんなふうに」と様子・状態を尋ねています。

How+形容詞…?/ How many…?/ How much…?

(19) “How old is your father?” “He is 50.”
「あなたのお父さんは何歳ですか。」「彼は50歳です。」

(20) “How many people came to the concert?” “Ten thousand people (did).”
「何人そのコンサートに来ましたか。」「1万人です。」

(21) “How much money do you need?” “About 1 million yen.”
「いくらお金が必要ですか。」「約100万円です。」

(19)のように〈How + 形容詞[副詞] …?〉は「どの程度~、どのくらい~」と程度を尋ねる表現です。

(20)のように〈How + many …?〉は「いくつの~」と数量を尋ねる表現です。数えられる名詞の複数形と用いられます。

(21)のように〈How + much …?〉は「どのくらい~」と数えられない名詞のを尋ねる表現です。

〈How + 形容詞[副詞] …?〉の例

尺度
How old 年齢
How long 長さ
How tall 身長・高さ
How large 大きさ
How far 距離・程度
How deep 深さ
How wide
How often 頻度・回数
How soon (時間の)早さ
How high 高さ
How many
How much 値段・量・程度
How fast 速さ
How thick 厚さ

〈疑問詞+ do you think …?〉

(22) “How old do you think she is?” “I think she’s in her teens.”
「彼女は何歳だと思いますか。」「10代だと思います。」

〈疑問詞+ do you think …?〉は疑問詞で始まる疑問文に、do you think(思いますか)を組み込んだ形です。think … の後の語順は〈S+V〉になることに注意が必要です。

think の部分には、suppose、believe、consider、imagine、say などの動詞も入ります。

疑問詞を使った構文・定型表現

What 〜 for?

(23) “What do you go to college for?” “To study economics.”
「何のために大学に行っているのですか?」「経済学を勉強するためです。」

What 〜 for? の形で「~のために」という意味になり、目的・理由を尋ねる表現になります。whyに近い意味になりますが、より砕けた言い方です。

How come S+V?

(24) How come the shopping mall is closed?
どうしてそのショッピングモールは閉まっているのだろう。

How come S V? の形で「なぜ~」という意味になり、理由を尋ねる表現になります。How come の後は平叙文〈S+V〉になります。

How come については以下の記事でも詳しく解説しています。

→現在作成中

What is S like?

(25) “What’s Mr.Tanaka like?”
“He is very sht.”
「田中さんってどんな人ですか。」「彼はとても恥ずかしがりやです。」

What is S like? の形で「Sはどのようなもの[人]か」という意味になり、主語の性質(性格) を尋ねる表現になります。気候を尋ねる場合にもよく用いられる。

How do you like〜?

(26) “How do you like the watch?” “I like it very much.”
「その腕時計はどうですか。」「とても気に入っています。」

(27) “How do[would] you like your tea?” “With milk, please.”
「紅茶はいかがいたしましょうか。」「クリームをお願いします。」

How do you like〜? の形は2通りの意味を表します。

上の例文では「Aはどうですか」という意味で意見や感想を求める表現、
下の例文では「Aはどのようにしますか」という意味になり、好みを尋ねる表現になります。好みを尋ねる表現としては他に How would you like〜? も考えられます。

What do you think of[about] A?

(28) What do you think of[about] this idea?
このアイデアをどう思いますか。

What do you think of[about] A? の形で「Aをどう思いますか」という意味になり、意見・感想を尋ねる表現になります。

What is wrong (with A)?

(29) “What’s wrong?” “I feel sick.”
「どうしたのですか。」「気分が悪いんです。」

(30) “What’s the matter?” “Nothing.”
「どうしたのですか。」「なんでもないです。」

What is wrong (with A)? や What is the matter? の形で「どうしたのですか」という意味になり、相手を心配して気遣う表現になります。

What’s up?

(31) “What’s up?” “The same.”
「最近どう。」「相変わらずだよ。」

(32) “What’s up?” “I need your help.”
「どうしたの。」「あなたの助けが必要です。」

What’s up? で相手の近況を聞くあいさつ、もしくは相手を気遣う表現になります。

What becomes of A?

(33) What has become of Yumi?
ユミはどうなったのだろうか。

What becomes of A? の形で「Aはどうなるのか」という意味になり、気がかり・心配を表す表現になります。

What if S+V ?

(34) What if it rains?
雨が降ったらどうしよう。

What if S+V ? の形で「SがVしたらどうなるのか[どうするのか]」という意味になり、理由を尋ねる表現になります。What if の後は平叙文〈S+V〉になります。

How about doing? など

(35) “How about going to a movie?” “That’s great.”
「映画に行くのはどうですか。」「それいいね。」

(36) “What about going karaoke?” “I’d love to.”
「カラオケに行くのはどうですか。」「ぜひ。」

(37) “Why do you say to eating ramen?” “Sorry, I don’t.”
「ラーメンを食べるのはどうですか。」「ごめんなさい、やめておきます。」

(38) Why don’t you joining us?
あなたも参加しましょうよ。

(39) “Why don’t we take a break for a few minutes?” “Sorry, I’m busy now.”
「一緒にちょっとだけ休憩しませんか。」「ごめんなさい、今忙しいので。」

(40) “Why not call her?” “Good idea!”
「彼女に電話してみたらいいんじゃない。」「いい考えだ。」

How about doing?/ What about doing ~?/ Why do you say to doing ~?/ Why don’t you ~?/ Why don’t we ~?/ Why not ~?の形で「~するのはどうですか」という意味になり、勧誘・提案を尋ねる表現になります。
どの表現も似たような意味です。

【大学受験英語対策】練習問題

練習問題

問1 次の和文を英訳してください。
あなたは叔父さんにいつ会ったのですか。

問2 次の語句を正しい順番に並べてください。
(you/yesterday/which/to/did/song/did/listen)?

問3 次の英文で( )にあてはまる文を答えなさい。
A: Is there any beef left?
B: No, it’s all gone.
A: (  )
B: Kazu ate all of it.

  1. How much was there?
  2. Who was so hungry?
  3. Where will that come?
  4. Should I buy more?
解答

問1
When did you meet your uncle?
(解説)
疑問詞を用いた疑問文の作り方について、もう一度確認しておきましょう。

問2
Which song did you listen to yesterday?
(訳)
昨日どの曲を聴きましたか。
(解説)
ここで使われている which はうしろに名詞の song があるので疑問形容詞です。

問3
2.Who was so hungry?
(訳) A: 牛肉残ってる?
B: いや、全部なくなった。
A: 誰がそんなにおなかをすかせていたの。
B: カズが全部食べちゃったわ。
(解説)
最後のBの発言に「Kazu」と個人名が出ているので、その前の疑問文では人を尋ねたものだとわかります。そのため2のみが正解となります。

「5W1H」という言葉があるように、文の情報に重要な影響を与えるのが疑問詞です。しっかり使いこなせるように頑張りましょう。

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