これが正攻法じゃない気がしてならないけど、書いていきます。
n−1回目までの試行での問題の条件、すなわち「赤玉が出ず、それ以外が少なくとも一回ずつ出る事象」をUとします。さらに、n−1回目までの試行で、
赤玉が一回も出ない事象をRとし、同様に白はW、青はB、黄はYとします。
求める確率は、n回目を考慮すると41P(U)なので、P(U)を求めます。
U=R∩W∩B∩Y
=R∪W∪B∪Y (ド・モルガンの法則)
こっからごちゃごちゃします。
1−P(U)=P(U)
=P(R∪W∪B∪Y)
=P(R)+P(W)+P(B)+P(Y)
−P(R∩W)−P(R∩B)−P(R∩Y)
−P(W∩B)−P(W∩Y)−P(B∩Y)
+P(R∩W∩B)+P(R∩W∩Y)+P(R∩B∩Y)+P(W∩B∩Y)
−P(R∩W∩B∩Y) (包除原理)
これは、事象の対称性とP(A∩B)+P(A∩B)=P(B)より、
1−P(R)+3P(R∩W)−3P(R∩W∩B)+P(R∩W∩B∩Y)とできます。
P(U)=P(R)−3P(R∩W)+3P(R∩W∩B)−P(R∩W∩B∩Y)
それぞれ値を代入して、(簡単なので確率の導出は省かせてください。)
P(U)=(43)n−1−3(42)n−1+3(41)−0
よって、求める確率は
41P(U)=4n3n−1−3∗2n−1+3
4つの事象の包除原理を使っているので、普通の高校生にこの方法は難しいかもしれないです、、、