条件付きで使えます。例として2次方程式の複素係数版の解の公式を導出します。
αz2+βz+γ=0(α=0)
両辺αで割る
z2+αβz+αγ=0
平方完成する
z2+αβz+4α2β2−4α2β2+αγ=0
(z+2αβ)2=4α2β2−4αγ
両辺21乗する
z+2αβ=(4α2β2−4αγ)21
z=−2αβ+(4α2β2−4αγ)21
ここで、4α2の平方根は±2αであるから、
z=−2αβ±2α(β2−4αγ)21
z=2α−β±(β2−4αγ)21
複素数β2−4αγの絶対値をΔ、偏角をθとすると、
(β2−4αγ)21=Δ(cos2θ+isin2θ)
よって、複素数係数2次方程式の解の公式は、
z=2α−β±Δ(cos2θ+isin2θ)
となる。
ちなみに、複素数という書き方はお勧めしません。
質問者からのお礼コメント
大変助かりました