媒介変数表示、陰関数、極方程式の曲線の書き方や例を教えてください。
という式の意味などです。
ベストアンサー
媒介変数表示は変数を共通する変数(など)の関数で表そう、というものです。
例えば単位円上の点は
で表せますが、軸と線分のなす角をとすれば
と書けます。
陰関数というのは(文字式)の形で書かれる関数です。
例えば上記の単位円は陰関数での書き方だと
となります。独立変数が1つだと変な書き方だなと感じるかもですが、
これが変数とかだと結構便利な書き方ですね。
微分方程式の解なども基本的に陰関数の形で得られます。
極方程式は直交座標形式を極座標で置き換えたものです。
媒介変数表示の例で挙げた単位円を半径で置き換えたものです。
ですね。
さて、曲線の書き方ですが、基本的には一般的な関数のときと変わりません。で微分して関数の形を調べます。
例えば関数なら
なのでとなるはで常に下に凸です。
増減表を書けばすぐにわかると思いますのでグラフは省略です。
さて、同様に媒介変数表示はどうなのか。
同じようにをで微分します。直接と式変形できれば簡単ですが、そうできない場合もたくさんあります。
その場合どうすればいいかと言えば、合成関数の微分を使えばいいわけです。
媒介変数をだとすると
あとは一緒です。増減表を書いてその通りにグラフを書きます。
参考になりましたでしょうか。
ほとんどが教科書の内容なので、定義のあたりをもう一度読み込むことをお勧めします。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます とてもよく理解できました