虚数と複素数の違いはなんですか?
ベストアンサー
まず、虚数を導入する前に私たちが知っていた数の体系が『実数』です。
実数:
実数の範囲に2乗して-1になる数はないので、これを『虚数単位』と定義しました。つまりです。
を実数倍したものが『純虚数』です。こいつらは2乗して負の実数になります。
純虚数:
さて、続いて「純虚数と実数の足し算」という奇妙なものを考えます。
例えばとかなどです。実数と純虚数という種類の違うものを足すなんて気持ち悪いですよね。この気持ち悪さは複素数平面を学習するとスッキリしますが今は割愛します。
こんなふうに、実数を用いて
という形で表される数を全部ひっくるめて『複素数』と呼びます。やはでも構いません。
複素数:
そのなかで、とくにである、つまりが含まれているような数が『虚数』です。
虚数:
言い換えれば、虚数は「実数でない複素数」ということになります
※参考までに以前同級生に同じ質問をされた時の図を貼ります。みづらいのはご容赦ください。
回答を書いたあとに質問者の方を見たら、ついさっき回答した質問と同じ方でした。以前私が抱いていた疑問と全く同じような疑問を持たれていて、失礼ながら親しみを感じてしまいました。虚数の大小関係の質問等も含め、非常に良い質問だと思いました。
質問者からのお礼コメント
前回に引き続きありがとうございます😭
ずっと疑問に思っていたのでスッキリしました。わかりやすい図までありがとうございます😭