写真の問題についてですが、このターンテーブルの上にいる人はmrω²>μmgとなったとき物体が滑り出すように捉えられますが、外側の人から見た場合、どのように考えれば、
mrω²>μmgという式を導けるのでしょうか?

ベストアンサー

慣性系から見た円運動は、中心方向に の大きさの加速度をもつので、 という運動方程式が成り立ちます。
慣性系から見た場合、円運動と円の外側への運動が同時に行われているので、これを記述する式は複雑になってしまいます。また、 という式は導けません。運動方程式はつねに等式だからです。
慣性力を考えることで不等式を扱えるのは、力のつり合いが崩れるという事象を、力の大小関係ができると記述することで表すからです。
力のつり合いを考えるということは、静止している物体を考えるということですから、非慣性系から見ることへのメリットが理解できるでしょうか。
やはり今回の問題でも回転する台の上に乗って見る方がよいでしょう。