間接疑問文とは|作り方・語順から時制の一致、関係代名詞との違いまで例文付きで解説

更新日時 2021/12/17

この記事では英語でよく用いられる間接疑問について解説しています。

もととなる疑問形、疑問詞については以下の記事で解説しています。

目次
  • 間接疑問文とは

  • 間接疑問文の作り方

  • 間接疑問文の用法

  • 間接疑問文の時制の一致

  • 関係代名詞と間接疑問文の違い・見分け方

  • 【大学受験英語対策】練習問題

間接疑問文とは

(1) I cannot understand what he want to say.
私は彼が何を言おうとしているのかわからない。

間接疑問とは疑問文を文の一部に組み込んだもののことを言います。
間接疑問の部分は名詞節(疑問詞節)として文の主語・補語・目的語になります。
基本的に間接疑問の部分の語順は〈S+V〉(平叙文の語順)になり、倒置が起こりません。

(1)では「what he want to say」の部分が疑問詞を用いた名詞節で、動詞 understand の目的語になっています。

具体的な例を以下で見ていきましょう。

間接疑問文の作り方

(2) Where does he go?
彼はどこに向かったのですか。
      ↓
(3) I know where he goes.
私は彼がどこに向かったのか知っています。

(2)が普通の疑問文で、(3)が間接疑問文です。
疑問文において、通常は〈be動詞+S〉、〈助動詞(doなど)+S+V〉のように倒置が発生します。
間接疑問文ではこの倒置の部分を平叙文の語順、つまり〈S+V〉の形に直して表します

上の例文では、「does he go」と〈助動詞(doなど)+S+V〉の語順が、下の間接疑問文では「he goes」と〈S+V〉の語順に直っています。

疑問詞が主語の場合

(4) Who broke the vain?
誰がその花瓶を割ったのですか。
      ↓
(5) I’ll ask her who broke the vain.
私は誰がその花瓶を割ったのか彼女に尋ねるつもりです。

疑問詞が主語の場合はもともと〈S+V〉の場合なので間接疑問文でもそのままの語順となります。

間接疑問文の用法

主語の位置で用いられる場合

(6) Where we travel depends on her opinion.
私たちがどこに旅行するかは彼女の意見によります。

この例文では文の主語の部分に間接疑問が用いられています。

補語の位置で用いられる場合

(7) The major problem is who told this news to her.
大きな問題はこの知らせを誰が彼女に伝えたのかということです。

この例文では主語の補語部分に間接疑問が用いられています。

目的語の位置で用いられる場合

(8) Tell me when you moved to Tokyo.
あなたがいつ東京へ引っ越したのかを教えて。

この例文では文の目的語の部分に間接疑問が用いられています。

前置詞の目的語として用いられる場合

(9) We are talking about what we should do next.
私たちは次に何をすべきか話し合っています。

この例文では前置詞の目的語(前置詞の直後)の部分に間接疑問が用いられています。

Yes/No疑問文を間接疑問にする場合

(10) I don’t know if[whether] he went to the party.
私は彼がそのパーティーに行ったのかどうか知らない。

Yes/No疑問文、つまり疑問詞がない文を間接疑問にする場合には、例文のように whether/if を使います。

Tips 【whether と if の使い分け】

if と whether は同じ意味を持ちますが、if は ifに導かれた節(if節)が目的語であるときのみにしか使われません
一方、whether節は目的語のほかにも、主語・補語に用いることもできます

下の例文では、(11)は if[whether]節が目的語で、(12)は whether節が主語で、(13)は whether節が補語で用いられている例です。

(11) I asked Yumi if[whether] she will go to the party (or not).
私はユミがそのパーティーに来るのかどうかを尋ねた。

(12) Whether she can do it is not certain.
彼女にそれができるのかどうかは確かではない。

(13) The matter is whether she will go to the party (or not).
重要なのは彼女がそのパーティーに来るかどうかだ。

文全体が疑問文である場合

(14) “Do you know how old she is.” “Yes, she is 20.”
「あなたは彼女が何歳か知っていますか。」「ええ、彼女は20歳です。」

文全体が疑問文になった場合でも、疑問詞の後の語順は〈S+V〉になります。

〈疑問詞+do you think〉型

(15) When do you think we should get up?
いつ起きたらいいでしょうか。

〈疑問詞+ do you think …?〉の形をした間接疑問は疑問詞で始まる疑問文に、do you think(思いますか)を組み込んでいるものです。
間接疑問文の派生形なので、think … の後の語順は平叙文〈S+V〉になります。

think の部分には、suppose、believe、consider、imagine、say などの動詞を入れることも可能です。

間接疑問文の時制の一致

(16) I didn’t know why they were surprised.
私はなぜ彼らが驚いているのかわからなかった。

(17) I didn’t know why they had been surprised.
私はなぜ彼らが驚いていたのかわからなかった。

間接疑問文は時制の一致を注意しておく必要があります。
(16)のように、メインになる文が過去形の場合、間接疑問文の動詞も過去形にする必要があります

また、(17)のように、メインになる文が過去形で、かつメインになる文と間接疑問文の時制の間にずれが生じる場合には、間接疑問文の動詞が〈have[had] + Vp.p〉となる必要があります。

関係代名詞と間接疑問文の違い・見分け方

(18) I will ask him what he wants.
私は彼に何が欲しいのか尋ねます。

間接疑問文と関係代名詞の区別はあいまいになることがあります。なぜなら疑問詞を使った間接疑問文も関係代名詞whatを使った文も形の上では同じだからです。

このような場合は文脈からどちらがふさわしいか判断する必要があります。「何が~」と疑問文の要素が強ければ間接疑問「~のこと」と名詞的要素が強ければ関係代名詞だと考えられます。

例文の(18)では、動詞 ask が用いられていることから間接疑問であると判断でき、「私は彼に何が欲しいのか尋ねます」と訳すことができます。このように使われている動詞をもとに判断できる場合もあります。

【大学受験英語対策】練習問題

練習問題

問1 次の和文を英訳してください。
彼女に何を買ったのか尋ねるつもりです。

問2 次の英文で( )にあてはまる語句を答えなさい。
Someone broke the window, but I don’t know (  ).
1.what do it
2.what it was
3.who it was
4.which it did

解答

問1
I will ask her what she bought.
(解説)
間接疑問文の作り方について、もう一度確認しておきましょう。

問2
3. who it was
(訳)
誰かが窓を壊したが、それが誰だったのかはわからない。
(解説)
間接疑問文では、疑問文の後の語順は〈S+V〉になるため、3を選ぶことができます。

間接疑問文は英作文で非常に便利です、ぜひ使いこなせるようにしておきましょう。

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