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数学A 場合の数と確率

四角形の個数

おそらく超難問です

下図(ピラミット型に積み上がった図形で片方のみのものではない)に含まれる大小すべての正方形、長方形の個数を求めよ

答えは下の図のとおりです

なぜ答えがこうなるのか解説してください

多分超難問なので自信のある人は誰かチャレンジしてみてください

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回答(1件)

投稿主様の求めている解答ではないかもしれませんが漸化式を使って解くことができたためそれを載せておきます。


nn段のピラミッドの長方形と正方形の数の和をana_nとします。

n+1n+1段のピラミッドはnn段のピラミッドに比べ一番下に2n+12n+1個ブロックが増えるためまず1×(2n+1)1×(2n+1)の長方形のみで出来る正方形と長方形を考えると

1×11×1の正方形が2n+12n+1個、1×21×2の長方形が2n2n個、…1×(2n+1)1×(2n+1)の長方形が11個のためその合計は

(2n+1)+(2n)++1=k=12n+1k=12(2n+1)(2n+2)=(n+1)(2n+1)(2n+1)+(2n)+…+1=\sum_{k=1}^{2n+1} k = \dfrac{1}{2} (2n+1)(2n+2)=(n+1)(2n+1)

となる。次にnn段のピラミッドにあった正方形、長方形の内ピラミッドの底辺の一部を使っていたものはn+1n+1段目が加わったことで高さ1マス分伸ばせるようになった(高さ1マス伸ばした四角形が増えた)。

これで増えた四角形は、nn段のピラミッドにあった正方形、長方形の内ピラミッドの底辺の一部を使っていたものと同じ数だけありその数は、全体から底辺を使ってない四角形を引けばよいためanan1a_n-a_{n-1}個あることがわかる。

上記二つに元々あったana_nを足したものがan+1a_{n+1}であるから

an+1=(n+1)(2n+1)+(anan1)+an,a1=1,a2=8a_{n+1}=(n+1)(2n+1)+(a_n-a_{n-1})+a_n , a_1=1,a_2=8

という漸化式ができ、これをana_nについて解けばよい。

an+1an=(n+1)(2n+1)+(anan1)a_{n+1}-a_n=(n+1)(2n+1)+(a_n-a_{n-1})

bn=an+1an,b1=7b_n=a_{n+1}-a_n,b_1=7とすると

bn=bn1+(n+1)(2n+1)b_n=b_{n-1}+(n+1)(2n+1)より、

bn=b1+k=2n(k+1)(2k+1)=1+k=1n(2k2+3k+1)b_n=b_1+\sum_{k=2}^{n} (k+1)(2k+1) =1+\sum_{k=1}^{n} (2k^2+3k+1)

=1+13n(n+1)(2n+1)+32n(n+1)+n=1+\frac{1}{3}n(n+1)(2n+1)+\frac{3}{2}n(n+1)+nより

an+1=an+1+13n(n+1)(2n+1)+32n(n+1)+na_{n+1}=a_n+1+\frac{1}{3}n(n+1)(2n+1)+\frac{3}{2}n(n+1)+n

nnn1n-1をいれて

an=an1+13n(n1)(2n1)+32n(n1)+na_{n}=a_{n-1}+\frac{1}{3}n(n-1)(2n-1)+\frac{3}{2}n(n-1)+nより

an=a1+k=2n13k(k1)(2k1)+32k(k1)+ka_n=a_1+\sum_{k=2}^{n} \frac{1}{3}k(k-1)(2k-1)+\frac{3}{2}k(k-1)+k

=1+16k=2n4k3+3k2k=16k=1n4k3+3k2k=1+\frac{1}{6}\sum_{k=2}^{n} 4k^3+3k^2-k =\frac{1}{6}\sum_{k=1}^{n} 4k^3+3k^2-k

=112(2n2(n+1)2+n(n+1)(2n+1)n(n+1))=\frac{1}{12}(2n^2(n+1)^2+n(n+1)(2n+1)-n(n+1))

=112n(n+1)(2n2+2n+2n+11)=16n2(n+1)(n+2)=\frac{1}{12}n(n+1)(2n^2+2n+2n+1-1)=\frac{1}{6}n^2(n+1)(n+2)


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