コイルの誘導起電力についてですが、自己誘導で生じる起電力は上図のように、電池Vと同じ電位降下を起こす「抵抗」のような扱いをしていて回路内には電流が流れていますが、(だからキルヒホッフの法則より、
V=L(di/dt)と表しているのだと思います。)相互誘導のとき、二次コイルに働く誘導起電力は「電池」のような扱いをしています。(下図ではV=M(di/dt)を電池とした回路内を電流が一周していると思います)
なぜ相互誘導と自己誘導で誘導起電力に対する扱いが違うのですか?(もし自己誘導の誘導起電力を相互誘導と同様に「電池」と見なすならば電流は流れないはずですよね?逆に相互誘導の誘導起電力を「抵抗」と見なしたら、電池は繋がれてないから電流は流れないですよね?)解説おねがいします。

ベストアンサー

自己誘導で生じる起電力も電池とみなして良いと思います。
確かに図13では回路に電池とコイルしかないため、どちらも電池の働きをすると考えると、抵抗がなく電池のみの閉回路でショートしてしまうと考えられます。(実際には電池には内部抵抗があるため、下の図と同じように抵抗を入れて計算できます。)
抵抗などの電圧降下が起きるものを入れると、キルヒホッフの法則に従って立式し、となり、iを求めることができます。