関係代名詞whatとは|使い方や意味・thatとの違いなどを例文を交えて解説

更新日時 2021/09/01

疑問詞でお馴染みのwhatですが、関係代名詞でもよく用いられます。

この記事では、関係代名詞のwhatの使い方や意味だけでなく、接続詞thatや疑問詞whatとの違いについても例文を交えて説明していきます。

目次
  • 関係代名詞whatとは

  • 関係代名詞whatの使い方

  • 関係詞whatと接続詞thatとの違い

  • 疑問代名詞whatとの見分け方

  • what + 名詞(関係形容詞)

  • 関係代名詞whatを用いた慣用表現

  • 【大学受験対策】練習問題

関係代名詞whatとは

関係詞のwhatとは、簡潔に説明すると先行詞と関係代名詞が結合したものです。

ですから、先行詞なしで用いて関係代名詞節になります。

なお、先行詞について学びたい方はこちら →現在作成中

(1) I know the thing which he did.
私は彼がしたことを知っている。

(2) I know what he did.
私は彼がしたことを知っている。

上の例は全く同じ意味ですが、the thing whichの部分がwhatに置き換わっています。

関係代名詞whatの使い方

whatの導く節は名詞節、つまりwhatは名詞として働くので、文全体の主語や目的語、補語になります。

実際にそれぞれの場合について詳しく見ていきます。

主語になる場合

(3) What excites me is the result of the game.
私をワクワクさせるのは、その試合の結果だ。

(3)では、関係代名詞whatが主語の位置にあります。

そして、関係代名詞what以下の「私をワクワクさせること」が主語になっています

目的語になる場合

(4) He didn’t listen to what we said.
彼は、私たちの言うことを聞かなかった。

(4)では、関係代名詞whatが目的語の位置にあります。

そして、「私たちが言うこと」が目的語となっています。

補語になる場合

(5) This pen is just what I needed!
このペンはまさに私が必要としていたものだ!

(5)では、関係代名詞whatが補語の位置にあります。

そして、「私が必要としていたもの」が文中で補語の役割をしています。

関係詞whatと接続詞thatとの違い

ここまで関係代名詞whatについて学んできましたが、節末を「こと・もの」のように訳すものには、that節というものもありました。

両者の違いについて見ていきましょう。

(6) I can’t believe what they did.
私は彼らがしたことを信じられない。

(7) I can’t believe that they commited a crime.
私は彼らが罪を犯したことを信じられない。

(6)では、関係代名詞whatが用いられています。関係代名詞なのでwhat以下で何らかの文の要素が欠落しています。

実際に目的語が抜けていて、what自体が目的語の役割をしています。

(7)では、that節が用いられています。このthatは接続詞であるため、whatとは異なり以後に完全な文が来るはずです。

またこの他に、例文(5)からもわかるように関係代名詞whatは「〜もの」という意味を表しますがthat節では表さないという違いもあります。

疑問代名詞whatとの見分け方

疑問代名詞のwhatと関係代名詞のwhatは見た目上区別がつかないことがあります。その場合は意味が自然に通る方を採択します。

(8) She asked me what the answer was.
彼女は私に答えが何か尋ねた。

(9) She gave me what I wanted.
彼女は私が欲していたものをくれた。

(8)のwhatは疑問代名詞と解釈すれば意味が通りますが、関係代名詞とすれば意味が通りません。

(9)のwhatは関係代名詞と解釈すれば意味が通りますが、疑問詞とすれば意味が通りません。

whatはもともと疑問詞であるため、文中に出てきたwhatについて、疑問詞と関係どちらかで悩みすぎるのはよしましょう。

what + 名詞(関係形容詞)

(10) I gave her what little money I had.
私は、なけなしのお金を全て彼女に与えた。

(10)では、関係詞whatが直後に名詞を伴って「〜するだけの/〜するすべての」という意味を表します。

このようなwhatを関係形容詞と言います。

関係代名詞whatを用いた慣用表現

(11) This book is what is called “novel”.
この本がいわゆる「小説」です。

(12) What with the strong wind and the heavy rain, I can’t leave the hotel.
強い風やら豪雨やらで、ホテルを出発できません。

(13) Her father made her what she is today.
彼女の父が、彼女を今日の彼女たらしめた。

(14) Air is to us what water is to fish.
空気と人間の関係は、水と魚の関係と同じである。

(15) He plays the guiter, and what is more, he sings very well.
彼はギターを上手に弾き、その上とても上手に歌う。

(11)のwhat is calledは、「いわゆる〜」という意味を表す。what you call…という形でも使われます。

(12)のwhat with A and (what with)Bは、「AやらBやらで」という理由を表します。

(13)のwhat S is todayは、「現在のS」という意味になります。what S was だと、「かつてのS」という意味になります。

(14)のA is to B what C is to Dは「AのBに対する関係は、CのDに対する関係に等しい」という意味になります。AとBの関係をわかりやすく説明するために使われるので、what以下にはわかりやすい例がきます。

(15)のwhat is moreは「その上」という意味を表します。moreの部分には比較級が入り、「さらに〜なことに」という意味になります。

【大学受験対策】練習問題

練習問題で定着度を確認しましょう。

練習問題

問1 whatを用いて以下の英文を完成させましょう。
1.君には親切心が必要だ。
(    )is kindness.
2.それは彼がしたことではない。
That is not(    ).

問2 次の英文を和訳しましょう。
She lacks what is called common sense.

問3 次の英文を和訳しましょう。
Please lend me what books you have about baseball.

解答

問1
1.What you need
()の中に入る要素としては、「君に親切心が必要であること」です。whatを使うよう指示があるので、関係代名詞のwhatを用いて、what you needとすると当てはまります。
2.what he did
()の中に入る要素としては、「彼がしたこと」です。1.と同様に考えてwhat he didとすると正解です。

問2
彼女はいわゆる常識に欠けている。
what is calledは「いわゆる」という意味の慣用表現だったのでそれを反映させましょう。

問3
あなたが持っている野球についての本をすべて私に貸してください。
関係詞whatの直後に名詞がついている場合は関係形容詞と言い、「〜するすべての」と訳すのでした。

関係代名詞whatの結構コアなところまで網羅したつもりです。慣用表現など最後の方は半分例文暗記みたいなところがありますが、難しいものではないのでしっかり覚えて差をつけましょう。

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