解決済み

共有結合は、分子わつくる結合

共有結合の結晶は、高分子 なので、分子間力とコラボできる(石炭)


と私は、勝手に今まで覚えていたのですがあっていますかね?

なんか急に心配になったのでおしえてほしいです。

ベストアンサー

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共有結合に因って分子が作られて居ると言うのは正しいですね。

しかし、「共有結合の結晶は、高分子 なので、分子間力とコラボできる(石炭)」と言うのはどういう意味でしょうか?もう少し分かり易く言い換えることは出来ますでしょうか?

返信(3件)

石炭じゃありませんでした。すいません!教科書の共有結合の結晶の例のなかに、黒鉛がありったのですが、なぜか、共有結合と分子間力どちらもつかわれていて、しらべてみたら共有結合の結晶は、高分子だとでてきました。

そんな感じの意味です。

成程、そういうことだったのですね。

因みに勘違いされているかも知れないので、行って置きますが、共有結合の結晶には大きく2種類あります。1つ目は共有結合だけで結晶を形作って居るものです。例えば、二酸化ケイ素などが挙げられます。二酸化ケイ素はケイ素と酸素が長く結合して結晶を形作ります。このような結晶は1つの大きな分子と考えられるので、巨大分子とも言われます。2つ目は共有結合と分子間力で結晶を形作るものです。例えば二酸化炭素(ドライアイス)などが挙げられます。この結晶はまず、小さな分子があって、そして、それらの分子が分子間力に因って結び付いて結晶を形作ります。この結晶の場合、小さな分子が集まっただけなので、巨大分子ではありません。

黒鉛の場合は恐らくこの2種類の中間の結晶と考えて良いでしょう。黒鉛はまず炭素原子が平面的に長く結合して層を形作ります。そして、その何枚もの層が分子間力に因って結びついて結晶となっています。層の中では長く長く横に結合して居るのでその点で1種類目の結晶と共通して居ます。そして、その層が分子間力に因って結びついて居ると言う点で2種類目の結晶と共通して居ますね。

蛇足かも知れないですが、失礼しました。

そのほかの回答(1件)

たしかに共有結合の結晶は高分子をつくるので,分子間力が大きくなって結晶どうしの分子間力は大きくなる傾向があります.

ただ,コラボというと少しイメージが違うかもしれなくて,引力がかかる場所が異なります.

特に石炭(つまり黒鉛)で見るとまたこれが特殊で,これについては少し掘りさげましょう.


炭素は多くの同素体をつくることで知られていますが,この同素体というのは,もっぱら結晶の形によるものです.


炭素は4つの価電子を持っていて,一般的にはこの4つの電子で腕を伸ばして立体的な結晶をつくるのですが,黒鉛だけは例外で,価電子が4つあるのに結晶には3つの電子しか使わなくて,そうすることで,グラフェンという“平面的”な結晶をつくります.それで余った価電子はどうなるのかというと,これがまるで金属の自由電子のようにグルグル動いて,グラフェンの平面に電気を帯びさせます.これによって電気的な偏りが生じて,まさにファンデルワールス力によってたくさんのグラフェンが層状に重なって(平面層状構造),黒鉛(グラファイト)という新たな結晶を作ることになるんですね.


糖類や合成繊維なんかを見るとこういうことは日常的に起こる(層状とかうどん状の高分子がベタベタくっついてるイメージ)し,これをファンデルワールス結合なんていわれたりするのですが,共有結合結晶の分野において,このファンデルワールス力の影響で新しい名前の結晶に変わるみたいなことは,少なくとも高校化学では登場しません.


参考までに,共有結合結晶の代表例を示して終わります.

C(炭素)から_グラファイト,グラフェン,ダイヤモンド,フラーレン,カーボンナノチューブ

Si(ケイ素)から_ケイ素,二酸化ケイ素,炭化ケイ素

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