オカキの所の質問で、解説を読んでもイマイチ納得できません!わかりやく教えて欲しいです!また、他の求め方があれば教えてください!!
ベストアンサー
※この回答では、カードで引いた数字を[1],[2],…、数直線上の点Pの位置を1,2,…などと表現しています。
「2回目の操作を終えた時点で、点Pがゴールに到達していないとき、点Pの座標が2,3,4,5のいずれかであり、それぞれに対して3回目の操作で点Pがゴールに到達する確率はである」というのがどういうことなのかを説明していきます。
ざっくり説明すると、「2回目の操作終了時、点Pはの確率で2,3,4,5のいずれかであり、の確率で6に到達することができる」ということです。
大きく2つに分けて解説します。
●前半:「2回目の操作を終えた時点で、点Pがゴールに到達していないとき、点Pの座標が2,3,4,5のいずれかである」とは、どういうことか?
2回目の操作終了時で点Pが6に到達していないとき、具体的には点Pは数直線上のどこにいるでしょうか。
6から最も近いのは、5です。
6から最も遠いのは、①少ししか動けなかったパターンと、②近くまできたのに折り返して遠ざかってしまったパターンを考えればわかります。
①は、1回目で[1]、2回目で[1]を引いたパターンで、点Pは2にいます。
②は、1回目で[5]、2回目で[5]を引いたパターンで、点Pは2にいます。
今回はたまたまどちらも2ですので、点Pは2〜5のいずれかにいる、ということがわかります。
●後半:それぞれに対して3回目の操作で点Pがゴールに到達する確率はである」とは、どういうことか?
例えば点Pが2にいるとき、次で6に到達するためには、[1]〜[5]のうち、[4]を引くしかありません。その確率はです。
点Pが3にいるときは、[1]〜[5]のうち、[3]を引くしかありません。その確率はです。
4や5にいるときも、引くべきカードはそれぞれ変わりますが、いずれも確率はです。
つまり、「これまでどのような過程で点Pが2,3,4,5のいずれかにやってきたかはさておき、次に6に到達する確率はである」ということです。
一度、場合分けしてバラバラに考えると腑に落ちるかもしれませんね。下に画像をつけておきます。
したがって、「2回目の操作終了時、点Pはの確率で2,3,4,5のいずれか(すべて均等とは限らない)であり、次の操作によっての確率で6に到達することができる」ということですので、
×=となります。
<蛇足>
他の方法ですか…樹形図とかですかね?分けるとめんどくさいので、この方法が1番スマートですよ!共通テストは時間との勝負ですし…。
まぁ、この問題に限って言えばせいぜい125通り(通り)なので、どうしてもここしか点数のとりどころがない!という場合はしらみ潰し的に洗い出してもよいでしょうが…。おそらくその過程で、この方法が最も効率が良いなと痛感することでしょう。
受験生とお見受けします。これまでたくさん頑張ってきていらっしゃることかと思います。当日、十分に実力が発揮されますように…!!
本当に丁寧に解説していただいてありがとうございます!!😭😭
とってもわかりやすくて、理解出来ました!!受験生です!数学が不安しかありませんが頑張ります!ありがとうございます😭