今回のご質問には是非私に答えさせてくさだい(笑)。プロフィールにある通り積分はオールマイティーと自負しているのでーーーということで全部お答えします。
(1) 合成関数がひどいので、まず tan(x2)=tと置いて、dxdt=cos2x22x
更に、2x(1+t2)と変えられますね。ここから式の改変を行い、
G=∫2(1+t2)t3dt (ここは自分で導出してみてください)
あっと言う間にただの分数関数となり、簡単です
(さっきの続き)G=∫(21t−1+t2t)dt
よって、右の項は微分の前後関係があるので log でやりましょう
G=41(t2−log∣1+t2∣)
∴G=41(tan2x2+2logcosx2)
(2)長くなりそうなので別で書きます
(3) これは置換しないで解いてみます。
I=∫cosxtan′xと変形できますから部分積分法で
cosxtanx−∫cos′xtanxdx
さらに∫cos′xtanxdx=∫cos3xsin2xdx=∫cos3x1−cos2xdx=I−∫cosx1dx
従って、
2I=cosxtanx+∫cosx1dxー①
続いて、cosx1ですが、
∫cosx1dx=∫cos2xcosxdx=∫(1+sinx)(1−sinx)cosxdx
よって、部分分数より
∫21(1+sinxcosx+1−sinxcosx)dx
従って、log が使えそうなので
21(log∣1+sinx∣−log∣1−sinx∣)+C
ですから
∫cosx1=21log1−sinx1+sinx
①より、
I=41(cosx2tanx+log1−sinx1+sinx)
となるでしょう
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます 大変助かりました
あまりよく過程がイメージできなかったので、大変助かりました。 ありがとうございます。
返信遅れてすみません