解答
x2+4x+5x+1
において、x+1=t と変換したものを関数 f(t)とする。即ち、
f(t)=t2+2t+2t
とする。この関数の値域を調べることと元の式の値の範囲を調べることは等価なので、以下ではこの関数の値域を調べる。
t=0の場合
(1)式よりf(0)=0 と分かる。
t=0の場合
(1)式を変形して
f(t)=t+2t1+21
と出来る。
t>0の場合
相加相乗平均の関係より
t+t2+2≥2(2+1)
と分かる。なお、等号成立条件はt=2。
また、f(t)の分子も分母も正であり、t→0でf(t)→0なので
0<f(t)≤2(2+1)1=22−1
となる。
t<0の場合
t=−∣t∣として、∣t∣に関して相加相乗平均の関係を用いてあげれば、t>0の場合と同様の手順で
−22+1≤f(t)<0
が分かる。(符号に注意。)
なお、等号成立はt=−2。
これまでの議論をまとめることで、
−22+1≤f(t)≤22−1
を得る。
(解答終)
コメント
かなり長くなってしまいましたが、(計算ミスが無い限り)あっていると思います。よくある解答な気がしますが、参考程度に。(多分、Rararaさんの回答の方が豊かな発想だと思います。)
質問者からのお礼コメント
たくさんの回答ありがとうございます。atozkoxo さんの解答が思いついたので投稿した経緯があるので、別解を送ってくださったRararaさんをベストアンサーとしたいと思います。
あと今ふと思ったのが=kとおいて実数解条件に持っていくこともできるかもしれません。これで微分も入れると5つの全く異なる解法があることが知れて満足です。ありがとうございました。