△ACL および 直線 BM に対して定理を適用すれば、
MCAM⋅BLCB⋅PALP=1;∴PALP=34
一方、△ABL および 直線 CN に対して定理を適用すれば、
NBAN⋅CLBC⋅RALR=1;∴RALR=61
これで LP:PA,LR:RA は分かりました。ここで AP:PR:RL を求めるために LP=4t,PA=3t および LR=u,RA=6u とおき、
4t+3t=LP+PA=LR+RA=u+6u
という t,u の関係式を立てます。ここから t=u が分かり、したがって AP=3t,PR=3t,RL=t、すなわち AP:PR:RL=3:3:1 を得ます。同時に、問題設定における L,M,N の対称性から BQ:QP:PM=CR:RQ:QN=3:3:1 を得ます。
あとは「高さが共通で、底辺の比率が a:b である 2 つの三角形の面積比は a:b である」という事実をくり返し使います。
RP:LA=3:7;PQ:PB=1:2;∴△PBR=73△ABL∴△PQR=21△PBR
したがって、△PQR=21⋅73⋅32=71 を得ます。