解決済み

学年末テストについてわからないことがあります。三角関数の問題なんですけど僕の解答ではなぜ正しい aa の値の範囲が出ないのでしょうか?

模範解答は等式を

cos2θ+sinθ=acos2\theta + sin\theta = -a

にしてグラフで解く方法でした。 答えは 98a2 -\dfrac{9}{8} \leqq a \leqq 2です。

お願いします🤲

ベストアンサー

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写真のような解答の手順は途中まではOKだと思います。

正しい答えにたどり着けない理由は,判別式を用いた部分にあるでしょう。


まず与式を変形し,sinθ=xsin\theta=x とおくと


2x2+x+a+1=0-2x^2+x+a+1=0


が得られます。


このとき書いてあるように,1x1-1\leqq x \leqq 1に注意します。


sinθsin\theta の値が存在すればよいので,xx が存在すると考え判別式を用いたのでしょうが,ここで1x1-1\leqq x \leqq 1が忘れられてます。


あくまで x=sinθx=sin\theta なので,解 xx1x1-1\leqq x \leqq 1にある必要があります。このことを考えると,判別式だけでは不十分なはずです。


ここまでで次の手に進めるのであれば,ご自身で計算することをお勧めします。以下では私の考え方を示します。私は,別解として挙げる「定数分離」が初めに思い浮かびました。






関数f(x)=2x2+x+a+1f(x)=-2x^2+x+a+1とすると,軸の方程式はx=14x=\dfrac{1}{4} ですから,判別式の結果の範囲では,f(14)0f(\dfrac{1}{4})\geqq0が成り立つことは分かる。

グラフの対称性からf(1)f(1)f(-1)\leqq f(1)であるからあとはf(1)=21+a+1=a20f(-1)=-2-1+a+1=a-2\leqq0を解いて,a2a\leqq2

共通部分をとると解答と一致します。



別解ですが,2x2+x+a+1=0-2x^2+x+a+1=0a=2x2x1a=2x^2-x-1と変形し(これを定数分離という),y=2x2x1(1x1)y=2x^2-x-1(-1\leqq x \leqq 1)y=ay=a(これはxx軸平行な直線)の交点(これが解を表す)が存在する範囲を考えても同じ答えを得られます。グラフをかくときに定義域には注意します。




完璧とは言い切れませんがいかがでしょうか。お役に立てれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

質問者からのお礼コメント


解答ありがとうございます。良く理解できました🔥。

🙌🙌

そのほかの回答(2件)

こんばんは!

判別式についての不等式を解くだけでは、xの範囲(-1≦x≦1)が考慮されていないんじゃないでしょうか??

記述解答としては不足がありますが、だいたい以下のようになると思います!

定数分離という解き方です。

sinθsinθ についての関数と直線 aa に分けて考えます。