「〜と言われている」の英語表現とそれぞれのニュアンス・例文

更新日時 2021/09/02

「和食は健康に良いと言われている」「来年には景気が回復すると言われている」など、普段何気なく使っている「~と言われている」という表現ですが、英語ではどのように言うのでしょうか。

今回は、「~と言われている」に関するフレーズの使い方について見ていくことにします。

目次
  • 「~と言われている」の英語

  • It is said that ~

  • They say ~、People say ~

  • I hear ~、I ('ve) heard ~

  • 「~と言われている」の英語のまとめ

「~と言われている」の英語

「〜と言われている」の英語
  • It is said that ~
  • They say ~、People say ~
  • I hear ~、I ('ve) heard ~

「~と言われている」を意味するフレーズとしては、It is said that ~They say ~People say ~ などがあります。

また、同様な意味を、I hear ~I ('ve) heard ~ などでも表すことができます。

すべて中学や高校で習う基本的な表現ですが、これらのニュアンスの違いを説明しようとすると意外と難しいことがわかります。以下それぞれについて解説します。

It is said that ~

It is said that ~ は、They say ~ や People say ~ よりもフォーマルな表現で、主に書き言葉として使われます。また、be said to ~ という構文で同じ意味を表すことができます。なお、be said to ~ の構文では、過去のことは完了形の不定詞(例文3)で、未来のことは進行形の不定詞(例文4)で表します。

  1. It is said that exercise is good for health.
    = Exercise is said to be good for health.
    運動は健康に良いと言われている。

  2. It is said that the flu has been spreading.
    = The flu is said to have been spreading.
    インフルエンザが流行しつつあると言われている。

  3. It is said that bowling originated in Europe.
    = Bowling is said to have originated in Europe.
    ボウリングはヨーロッパで始まったと言われている。

  4. It is said that the President will visit China in the near future.
    = The President is said to be visiting China in the near future.
    近い将来、大統領が中国を訪問すると言われている。

They say ~、People say ~

They say ~People say ~ は同じ意味を表しますが、使われる頻度は They say ~ の方が多くなります。People say ~ の方は、Some people say ~ や Many people say ~、People often say ~ のように、しばしば数や頻度を表す語を伴って使用されます。

They [People] say Mr. Smith is the richest man in the town.
スミスさんは町一番の金持ちと言われている。

Some [Many] people say money can’t buy happiness.
幸せはお金で買えないと言う人も [多く] いる。

People often say I look older than my big brother.
兄より私の方が年上に見えるとよく言われる。

日本語の「~と言われている」は受け身の形をしているので、英語でも It is said that ~ や be said to ~ という受け身の表現を使いたくなりますが、これらのフレーズは書き言葉で使われることが多く、話し言葉では They [People] say ~ や、次の項で述べる I hear ~、I ('ve) heard ~ が主に使われます。

I hear ~、I ('ve) heard ~

I hear ~I ('ve) heard ~ は、それぞれ「~ということを聞いている」「~ということを聞いた」という意味のフレーズですが、「~と言われている」という意味でも使うことができます。

I hear ~ には「うわさに聞いている」というニュアンスが、I ('ve) heard ~ には「最近、誰かに直接(またはニュースなどで)聞いた」というニュアンスがあります。

I hear [('ve) heard] breakfast is the most important meal of the day.
朝食は一日で最も大切な食事だと言われています。

I hear [('ve) heard] badminton is a very tough sport that requires a lot of training.
バドミントンは多くのトレーニングを必要とするとても厳しいスポーツであると言われています。

「~と言われている」の英語のまとめ

以上、「~と言われている」に関する様々な英語表現について見てきました。

まとめ

  • It is said that ~ は、They say ~ や People say ~ よりもフォーマルな表現で、主に書き言葉として使われます。
  • be said to ~ という構文で、It is said that ~ と同じ意味を表すことができます。
  • be said to ~ の構文では、過去のことは完了形の不定詞で、未来のことは進行形の不定詞で表します。
  • They say ~People say ~ は同じ意味を表しますが、使われる頻度は They say ~ の方が多くなります。
  • People say ~ は、Some people say ~ や Many people say ~、People often say ~ のように、しばしば数や頻度を表す語を伴って使用されます。
  • I hear ~I ('ve) heard ~ は、「~と言われている」という意味でも使うことができます。
  • I hear ~ には「うわさに聞いている」というニュアンスが、I ('ve) heard ~ には「最近、誰かに直接(またはニュースなどで)聞いた」というニュアンスがあります。

今回の記事を参考に、「~と言われている」を意味する英語を上手に使い分けられるようになっていただければと思います。

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