「組み合わせ論パーフェクトマスター」にある問題について質問です。
解答の3行目にあるa+b|(b+c)-(a+c)はなぜ言えるのでしょうか。a+b|a+cとは限りませんよね。教えてください。
ベストアンサー
削除済みユーザー
ご指摘のとおり、 がともに の約数だからといって とは限りません。どのようにしても問題の仮定および背理法の仮定から は導けないように思います。
率直にいって、その『組み合わせ論パーフェクト』の記述にはおかしな点が散見されます。
・「 の任意の つの異なる元の和は の元」としか問題文には書いていない。よって、 の元は必ずしも の異なる 元の和としてあらわされるとは限らない。それなのに、解答では の最大元が としてあらわされるかのように扱っている。
・ からは直ちに矛盾が導けるはずである。それなのに、解答ではその後二行に渡って議論をつづけている。
・「 がわかる」と書いている。ところが、それは変数 を導入するときにおいた仮定 を改めて述べているに過ぎない。
などです。
これは何かおかしいと思って、知り合いの確率論の博士に「この解答はおかしいのではないか?問題文も誤訳されているのではないか?」と尋ねてみました。すると、私と同じく「解答が意味不明」「問題文もおかしそう」と答えがありました。
とは限らないというのは正しいです。正しい感覚をお持ちでいらっしゃるので、より良いテキストをお読みになるのがよろしいかと存じます。
削除済みユーザー
投稿したあとで誤字脱字に気づきました。
・「『組み合わせ論パーフェクト』」→『組み合わせ論パーフェクトマスター』
・「 を改めて述べているに過ぎない」→「 を改めて述べているに過ぎない」
です。失礼いたしました。
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そのほかの回答(1件)
問題文2行目に「Bの最大元は残りの元で割り切れ」るとあるので、(a+b)と(a+c)はともに(b+c)を割り切れることになります。
ですのでa+c|b+cが言えます。
質問者からのお礼コメント
やはりこの解答が間違っていたのですね。丁寧な解説でどこがおかしいのかも分かりやすかったです。ありがとうございました。