【例文付き】「行ってきます」の英語表現とそれぞれのニュアンス

「行ってきます」という表現を英語で伝える際は、状況や文脈に応じていくつかの異なるフレーズが使えます。

ここでは「行ってきます」を示す英語のフレーズとそれぞれのニュアンスを見ていきましょう。

「行ってきます」の英語表現

「行ってきます」という日本語の表現に相当する英語のフレーズとそのニュアンスは以下の通りです:

「行ってきます」の英語
  • “I’m off.”

シンプルでカジュアルな出発の告げ方。日常的な状況でよく使われます。

  • “I’m leaving now.”

出発することを直接的に伝える表現。フォーマルでもカジュアルでも使えます。

  • “I’ll be back later.”

出発するが後で戻ることを明示するフレーズ。

  • “Heading out.”

カジュアルな状況で使われる、出発を伝える際の短い表現。

  • “See you soon/later!”

出発する際に別れを告げると同時に、後で再会することを伝えるフレーズ。

  • “I’ve got to go.”

何かの理由で出発しなければならない状況を示す表現。

  • “Off I go.”

自分が出発することを軽快に表現するフレーズ。

これらの表現は、出発する際に使用され、その状況や文脈によって適切なものを選ぶことができます。

I’m off.

「I’m off.」は、出発することを簡潔に伝えるカジュアルな英語表現です。このフレーズは、自分がそろそろどこかへ行くことを周囲に知らせる際に使われ、特に非公式な状況や友人や家族との会話でよく使用されます。フォーマルな場では少し軽すぎることがあるため、使用する文脈に注意が必要です。

以下に「I’m off.」の例文とその日本語訳を示します:

  1. 例文: “I’m off to the gym, see you in a couple of hours!”
    日本語訳: 「ジムに行ってきます、2時間後には戻りますね!」

  2. 例文: “I’m off to work now, have a great day!”
    日本語訳: 「これから仕事に行ってきます、素敵な一日を!」

  3. 例文: “I’m off to bed, goodnight everyone!”
    日本語訳: 「寝るので、皆さんおやすみなさい!」

I’m leaving now.

「I’m leaving now.」は、自分がその場を離れることを明示的に伝える表現で、フォーマルでもカジュアルでも使用できます。このフレーズは、出発する直前に周囲に知らせる際に使われ、特定の目的地への移動や日常的な出発の状況に適しています。簡潔でありながら、自分の行動を周囲に明確に伝える効果があります。

以下に「I’m leaving now.」の例文とその日本語訳を示します:

  1. 例文 “I’m leaving now. I’ll call you when I get there.”
    日本語訳: 「今、出発します。着いたら電話します。」

  2. 例文: “I’m leaving now. Can you please lock the door behind me?”
    日本語訳: 「出発します。私の後でドアを施錠していただけますか?」

  3. 例文: “I’m leaving now. Do you need anything before I go?”
    日本語訳: 「今、行きます。私が行く前に何か必要なものはありますか?」

I’ll be back later.

「I’ll be back later.」は、出発するが後で戻ることを示すフレーズで、一時的な離脱を伝える際に使われます。この表現は、短い間の外出や一時的な不在を伝えるのに適しており、職場や家庭などさまざまな状況で使われます。話し手がその日のうちに戻ることを前提としており、一時的な別れを意味します。

以下に「I’ll be back later.」の例文とその日本語訳を示します:

  1. 例文: “I’ll be back later. I’m just going to the store to pick up some groceries.”
    日本語訳: 「後で戻ります。ちょっと食料品を買いに店に行ってきます。」

  2. 例文: “I’ll be back later. I have a doctor’s appointment this afternoon.”
    日本語訳: 「後で戻ります。今日の午後、医者の予約があります。」

  3. 例文: “I’ll be back later. Don’t worry, I won’t be long.”
    日本語訳: 「後で戻ります。心配しないで、長くはかかりません。」

Heading out.

「Heading out.」は、自分が出発することを簡潔に伝えるカジュアルな英語表現です。このフレーズは、特定の目的地に向かうことを示す際に使われ、日常的な状況や友人や家族との会話で頻繁に用いられます。フォーマルな場では少し軽すぎることがあるため、使用する文脈に注意が必要です。

以下に「Heading out.」の例文とその日本語訳を示します:

  1. 例文: “Heading out to the gym, I’ll be back in a few hours.”
    日本語訳: 「ジムに行ってきます。数時間で戻ります。」

  2. 例文: “Heading out for lunch. Do you want anything?”
    日本語訳: 「ランチに行ってきます。何か欲しいものはありますか?」

  3. 例文: “Heading out for a meeting, can you cover for me?”
    日本語訳: 「会議に行ってきます。私の代わりをお願いできますか?」

See you soon/later!

「See you soon/later!」は、出発する際に別れを告げると同時に、後で再会することを伝えるフレーズです。この表現は、別れが一時的であることを示し、友人や同僚、家族との親しみやすいやり取りに適しています。カジュアルでポジティブなニュアンスを持ち、次に会うことへの期待感を表現します。

以下に「See you soon/later!」の例文とその日本語訳を示します:

  1. 例文: “I’m heading out to run some errands. See you later!”
    日本語訳: 「用事を済ませに出かけます。後で会いましょう!」

  2. 例文: “Great lunch, thanks! See you soon!”
    日本語訳: 「楽しいランチでした、ありがとう!また近いうちに会いましょう!」

  3. 例文: “I need to leave for my appointment now. See you later!”
    日本語訳: 「今、予約している場所に行かないといけません。後で会いましょう!」

I’ve got to go.

「I’ve got to go.」は、何かの理由で出発しなければならない状況を示す表現です。このフレーズは、話し手が急いでいるか、何らかの義務や予定があることを伝える際に用いられます。カジュアルな会話でよく使われ、話し手の即座の出発を伝えるために使用されます。

以下に「I’ve got to go.」の例文とその日本語訳を示します:

  1. 例文: “It’s getting late, I’ve got to go. See you tomorrow!”
    日本語訳: 「遅くなってきました、行かないと。明日会いましょう!」

  2. 例文: “I’ve got to go, my train leaves in ten minutes.”
    日本語訳: 「行かなくては、私の電車が10分後に出ます。」

  3. 例文: “Sorry, I’ve got to go. I have another meeting starting soon.”
    日本語訳: 「すみません、行かないと。もうすぐ別の会議が始まります。」

Off I go.

「Off I go.」は、自分が出発することを軽快に表現するフレーズです。この表現は、話し手が何か新しい活動や冒険に向かう前の楽観的で元気な態度を示す際に用います。特に、友人や家族との非公式な状況で使用され、前向きな気持ちや興奮を伝えるのに適しています。

以下に「Off I go.」の例文とその日本語訳を示します:

  1. 例文: “Off I go to my first day at the new job!”
    日本語訳: 「新しい仕事の初日に行ってきます!」

  2. 例文: “Off I go on my vacation! I’ll send lots of pictures.”
    日本語訳: 「休暇に行ってきます!たくさん写真を送りますね。」

  3. 例文: “Off I go for a morning run. It’s a beautiful day!”
    日本語訳: 「朝のランニングに行ってきます。今日は素晴らしい天気ですね!」

英語で「行ってきます」を表現する際のポイントと注意点

まず、状況や文脈に応じたフレーズの選択が重要です。例えば、カジュアルな状況では「I’m off」や「Heading out」が適していますが、フォーマルな場では「I’m leaving now」や「I must be going」が適切です。このように状況に合わせて言葉を選ぶことで、社交的な場面においても適切な印象を与えられます。

さらに、出発を伝える際のトーンや態度も大切です。明るく前向きな態度は、ポジティブな印象を与えます。非言語的なコミュニケーション、例えば笑顔や適切な身振りを取り入れることで、挨拶がより心地良くなります。また、「I’ll be back later」や「See you soon」のように、後で戻ることを示す表現を用いると、一時的な別れであることが伝わります。

「行ってきます」の英語表現

「行ってきます」という日本語の挨拶に相当する英語の表現は、以下のように様々あります:

まとめ

  • “I’m off.”

カジュアルな出発の告げ方で、日常的な状況でよく使われます。

  • “I’m leaving now.”

出発することを直接的に伝える表現。フォーマルでもカジュアルでも使えます。

  • “I’ll be back later.”

出発するが後で戻ることを示すフレーズ。

  • “Heading out.”

カジュアルな状況で使われる、出発を伝える際の短い表現。

  • “See you soon/later!”

出発する際に別れを告げつつ、後で再会することを伝えるフレーズ。

  • “I’ve got to go.”

何かの理由で出発しなければならない状況を示す表現。

  • “Off I go.”

自分が出発することを軽快に表現するフレーズ。

これらの表現は、出発する際に使用され、その状況や文脈によって適切なものを選ぶことができます。