解決済み

理科の質問です。

南北熱輸送はなぜ起こるのでしょうか?

赤道付近の暖かい空気と北極付近の冷たい空気の寒暖差を補うために起こるのは分かるのですが、どういう仕組みで空気が動くのですか?

ベストアンサー

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 地球の緯度の違いで太陽によるエネルギーの受け取れる量が異なることにより,大気や海水に温度差が生まれ寒暖差があると,触れ合うところで熱の受け取り合いが起こります.赤道付近で上昇した空気はより高緯度の空気と触れることにより熱が奪われ下降します.高緯度になっても同様に熱の授受があり地球全体で大気の温度が安定します.要するに,低緯度帯で余った熱を高緯度帯の空気に渡すということです.

 大気の温度が変化すると,何が変化するかについてです.大気の密度が変化します.温かい空気は密度が小さくなり上昇し,冷たい空気は密度が大きくなり下降します.これらは上下でいれかわります.これを対流といいます.

 ですので,「どういう仕組みで空気が動くのですか」の答えについては,空気の対流ということになると思います.

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