解決済み

方程式の有理数解の証明にて、

第二項以降が全て pp の倍数であれば、

第一項 anqna_n q^npp の倍数になるのの

理由が分かりません。詳しく説明をお願い

します。


ベストアンサー

ベストアンサー

元式から、

第一項だけを残して第二項からを移項すると

anqn=(第二項+n)a_nq^n=-(第二項+…第n項)

となります。

ここで、仮定(第二項以降はppの倍数である)より

右辺は

-(ppの倍数の和)

であるため当然ppの倍数になります。

なので、それと等しいanqna_nq^nppの倍数となります。

qqの倍数の方も、最終項だけを残して移項するやり方で証明できます。

ご参考になれば幸いです。

そのほかの回答(1件)

nn次方程式anxx++a0=0a_nx^x+\cdots+a_0=0が有理数解qp\dfrac{q}{p}(p,qp,qは互いに素)を持つとき

an(qp)n+an1(qp)n1++a0=0an(qp)n={an1(qp)n1++a0}\begin{align*}a_n\left(\dfrac{q}{p}\right)^n+a_{n-1}\left(\dfrac{q}{p}\right)^{n-1}+\cdots+a_0&=0\\a_n\left(\dfrac{q}{p}\right)^n&=-\left\{a_{n-1}\left(\dfrac{q}{p}\right)^{n-1}+\cdots+a_0\right\}\end{align*}

両辺pnp^nかけて

anqn=(an1pqn1++a0pn)=p(an1qn1++a0pn1)\begin{align*}a_nq^n&=-\left(a_{n-1}pq^{n-1}+\cdots+a_0p^n\right)\\&=-p\left(a_{n-1}q^{n-1}+\cdots+a_0p^{n-1}\right)\end{align*}

よってanqna_nq^nppの倍数。

関連する質問

もっとみる