【例文付き】「本当に」の英語表現とそれぞれのニュアンス
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「本当に」という表現を英語で伝える際は、状況や文脈に応じていくつかの異なるフレーズが使えます。
ここでは「本当に」を示す英語のフレーズとそれぞれのニュアンスを見ていきましょう。
「本当に」の英語表現
「本当に」の英語表現
「本当に」を表現する英語のフレーズとそれぞれのニュアンスを以下に列挙します。
- “Really”
汎用性が高く、驚きや疑問、強調など様々な状況で使われます。
- “Truly”
深い誠実さや本気度を示す、少しフォーマルな表現です。
- “Indeed”
確認や同意、時には驚きを示す際に使われる、フォーマルなフレーズです。
- “Absolutely”
強い同意や確信を示す際に用いられ、非常に強調的なニュアンスを持ちます。
- “Definitely”
確実性や確信を表現する際に使われ、強い断定を伝えます。
- “Certainly”
確実性や同意、時には許可を示すのに使われる、ややフォーマルな表現です。
- “Without a doubt”
絶対的な確信や確実性を示す際に使われます。
- “Honestly”
真実を強調する際や、率直な意見を表現するのに用いられます。
これらのフレーズは、状況や話し手の意図によって使い分けることが大切です。会話の流れや相手の反応に応じて、最も適切な表現を選びましょう。
Really
“Really” は非常に多様な文脈で用いられる英語の表現で、驚き、疑問、強調など様々な感情を表現する際に使われます。この単語は、話し手が何かを強く信じている、または逆に信じがたいと感じている状況でよく用いられます。また、相手の発言に対する確認や、強い同意を示す際にも使用されます。
以下に “Really” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “Really? I had no idea.”
日本語訳: 「本当に?全く知らなかったよ。」 - 例文: “She’s moving abroad? Really?”
日本語訳: 「彼女、海外に引っ越すの?本当に?」 - 例文: “I really think we should reconsider our plan.”
日本語訳: 「本当に、私たちの計画を再考すべきだと思う。」
これらの例文では、「Really」は、新しい情報に対する驚きや疑問、あるいはある提案や意見に対する強い確信を表しています。この表現は、話し手の感情や態度を強調するのに適しています。
Truly
“Truly” は、深い誠実さや真実性を強調する際に用いられる英語の表現です。この単語は、話し手が何かを心から信じていることや、本気であることを示すために使われます。“Truly” は、感情や意見を強調する際や、言葉に重みを持たせたいときに特に効果的です。また、フォーマルな文脈や文学的な表現にも適しています。
以下に “Truly” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “I truly believe that we can make a difference.”
日本語訳: 「私たちが変化をもたらせると本当に信じています。」 - 例文: “This is truly a remarkable achievement.”
日本語訳: 「これは本当に顕著な成果です。」 - 例文: “I’m truly grateful for your help.”
日本語訳: 「あなたの助けに本当に感謝しています。」
これらの例文では、「Truly」は、強い信念、顕著な成果に対する評価、または深い感謝を表しています。この単語は、話し手の言葉に真実性や誠実さを加え、感情や意見を強く表現するために使われます。
Indeed
“Indeed” は、英語で確認や同意、または時には驚きを示す際に用いられるフォーマルなフレーズです。この単語は、相手の言ったことを強調して認めるときや、何かが特に真実であることを示すときに使われます。“Indeed” は、話し手が何かを深く理解しているか、特に同意していることを示すのに効果的です。
以下に “Indeed” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “This is one of the best books I’ve read.” “Indeed, it’s quite remarkable.”
日本語訳: 「これは私が読んだ中で最高の本の一つです。」 「確かに、非常に注目すべきです。」 - 例文: “He’s known for his expertise in this field.” “Indeed, he’s highly respected.”
日本語訳: 「彼はこの分野での専門知識で知られています。」 「確かに、彼は非常に尊敬されています。」 - 例文: “They say that the event was a success.” “Indeed, everyone enjoyed it.”
日本語訳: 「そのイベントは成功だったと言われています。」 「確かに、皆楽しんでいました。」
これらの例文では、「Indeed」は、書籍の価値、専門家の評価、イベントの成功など、特定の事実や意見に対する強い同意や確認を表しています。この表現は、話し手が相手の言葉に深く同意していることを示すのに適しています。
Absolutely
“Absolutely” は、英語で非常に強い同意や確信を表すフレーズです。この言葉は、何かに完全に同意するときや、何かが絶対的に真実であると強調する際に用いられます。“Absolutely” の使用は、話し手が持つ信念の強さや確信の程度を強く表現し、相手に対して強い肯定的な反応を示すことができます。
以下に “Absolutely” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “Do you agree with this plan?” “Absolutely, it’s a great idea.”
日本語訳: 「この計画に賛成ですか?」 「もちろん、素晴らしいアイデアです。」 - 例文: “Can you confirm that this is true?” “Absolutely, I have no doubt.”
日本語訳: 「これが真実だと確認できますか?」 「間違いなく、疑いはありません。」 - 例文: “Is this product worth the price?” “Absolutely, it’s high quality.”
日本語訳: 「この製品はその価格に値するのですか?」 「間違いなく、高品質です。」
これらの例文では、「Absolutely」は、計画への強い同意、事実の確信、製品の価値に対する肯定的な評価を表しています。この表現は、確信や同意の度合いを強く示す際に効果的です。
Definitely
“Definitely” は、確実性や確信を強く表現する際に使われる英語のフレーズです。この単語は、話し手が何かについて絶対的な確信を持っているか、あるいは何かが完全に真実であることを強調する際に用いられます。“Definitely” の使用は、確信の度合いを非常に強く示し、明確で断固たる同意や肯定を伝えることができます。
以下に “Definitely” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “Will you be attending the meeting tomorrow?” “Definitely, I wouldn’t miss it.”
日本語訳: 「明日の会議に出席しますか?」 「もちろん、絶対に欠席しません。」 - 例文: “Is this the right way to the station?” “Definitely, just keep going straight.”
日本語訳: 「これが駅への正しい道ですか?」 「間違いなく、まっすぐ進んでください。」 - 例文: “Do you think this plan will work?” “Definitely, it’s well thought out.”
日本語訳: 「この計画はうまくいくと思いますか?」 「間違いなく、よく練られています。」
これらの例文では、「Definitely」は、会議への出席、道順の確認、計画の成功に対する強い確信を表しています。この表現は、話し手が何かについて絶対的な確信を持っていることを明確に示すのに適しています。
Certainly
“Certainly” は、確実性や同意、時には許可を示すのに使われる英語のフレーズで、フォーマルなニュアンスを持ちます。この表現は、話し手が何かに完全に同意しているか、または何かが完全に真実であることを強調する際に用いられます。“Certainly” の使用は、確信の度合いを非常に強く示し、明確で断固たる肯定を伝えることができます。
以下に “Certainly” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “Can I borrow your book?” “Certainly, feel free to take it.”
日本語訳: 「あなたの本を借りてもいいですか?」 「もちろん、自由に持っていってください。」 - 例文: “Is this the correct answer?” “Certainly, you got it right.”
日本語訳: 「これが正しい答えですか?」 「間違いなく、正解です。」 - 例文: “Do you agree with this decision?” “Certainly, it’s the best option we have.”
日本語訳: 「この決定に賛成ですか?」 「もちろん、これが私たちにとって最善の選択です。」
これらの例文では、「Certainly」は、本や答えへの同意、決定への肯定的な反応を表しています。この表現は、話し手が何かについて絶対的な確信を持っていることを明確に示すのに適しています。
Without a doubt
“Without a doubt” は、絶対的な確信や確実性を示す英語の表現です。このフレーズは、話し手が何かについて全く疑いを持っていないこと、または何かが完全に真実であることを強く強調する際に用いられます。“Without a doubt” は、明確で強い同意や肯定を伝えるために使われ、話し手の信念の深さを示します。
以下に “Without a doubt” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “Is he qualified for the job?” “Without a doubt, he’s perfect for it.”
日本語訳: 「彼はその仕事に適任ですか?」 「間違いなく、彼にはぴったりです。」 - 例文: “Do you think we will succeed?” “Without a doubt, we have everything we need.”
日本語訳: 「私たちは成功すると思いますか?」 「間違いなく、必要なものは全て揃っています。」 - 例文: “Are you sure this is the right decision?” “Without a doubt, I’ve considered all the options.”
日本語訳: 「これが正しい決定だと確信していますか?」 「間違いなく、全ての選択肢を検討しました。」
これらの例文では、「Without a doubt」は、職務適任、成功の確信、正しい決定への自信を表しています。この表現は、話し手が何かに対して絶対的な確信を持っていることを強く示すのに適しています。
Honestly
“Honesty” は、誠実さや正直さを意味する英語の単語です。この言葉は、真実を話すこと、または誠実な行動や態度を示す際に使われます。“Honesty” を用いることで、話し手が誠意を持って行動していることや、正直な意見を述べていることを強調できます。
以下に “Honesty” を用いた例文とその日本語訳を3つ示します。
- 例文: “Honesty is the best policy in any relationship.”
日本語訳: 「どんな関係においても正直さが最善の方針です。」 - 例文: “I appreciate your honesty in this matter.”
日本語訳: 「この件におけるあなたの正直さに感謝します。」 - 例文: “Honesty is essential for building trust.”
日本語訳: 「信頼を築くためには正直さが不可欠です。」
これらの例文では、「Honesty」は、関係性における正直さの重要性、ある事柄に対する正直な対応、信頼構築のための誠実さなどを表
英語で「本当に」を表現する際のポイントと注意点
英語で「本当に」を表現する際のポイントと注意点
英語で「本当に」という感情や状況を表現する際には、以下のポイントと注意点を考慮すると良いでしょう。
文脈や感情の程度を考慮して選択します。 「本当に」を表す英語のフレーズは多岐にわたります。そのため、文脈や会話の流れに応じて、適切な表現を選ぶことが重要です。例えば、カジュアルな会話では「Really」がよく使われ、フォーマルな状況では「Certainly」や「Indeed」が適しています。
注意として、誤解を避ける。 特に「Really」や「Seriously」などのフレーズは、状況によっては皮肉や疑問として受け取られる可能性があります。聞き手の反応を注意深く観察し、誤解を避けるようにしましょう。
これらのポイントと注意点を意識することで、英語で「本当に」という意味を効果的に伝えることができます。
「本当に」の英語表現まとめ
「本当に」の英語表現まとめ
英語で「本当に」という感情や状況を表現する際に使用される主なフレーズを以下にまとめます。これらの表現は、文脈や話し手の感情の強さに応じて使い分けることができます。
まとめ
- “Really”
驚き、疑問、強調など様々な状況で汎用的に使われます。
- “Truly”
深い誠実さや本気度を示す、少しフォーマルな表現です。
- “Indeed”
確認や同意、時には驚きを示す際に使われる、フォーマルなフレーズです。
- “Absolutely”
強い同意や確信を示す際に用いられ、非常に強調的なニュアンスを持ちます。
- “Definitely”
確実性や確信を表現する際に使われ、強い断定を伝えます。
- “Certainly”
確実性や同意、時には許可を示すのに使われる、ややフォーマルな表現です。
- “Without a doubt”
絶対的な確信や確実性を示す際に使われます。
- “Honestly”
真実を強調する際や、率直な意見を表現するのに用いられます。
これらの表現は、話し手の感情の程度や状況に応じて選択し、適切に使い分けることが大切です。