解決済み

数学の質問です。


以前、定数を変化させる時、放物線と放物線でない他の二次曲線との交点の個数を調べる問題に就いて、yyを消去して解くと解答と合わなかったため、質問し、yyを消去すると、yyの範囲の情報が消えて終うからとの回答を頂き納得しました。しかし、思い返して見ると、同じような問題設定で、例えば、円と直線の交点の個数を調べる問題で解答ではyyを消去してもyyの取り得る範囲を考えずに解いて居たようなきがします。なぜyyの範囲を考える必要がないのでしょうか?どんな場合にyyの範囲を考える必要があり、どんな場合にyyの範囲を考える必要がないのでしょうか?


回答宜しくお願い致します。

ベストアンサー

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本来、数学において範囲を気にしなくていい文字は一つもありません


「円と直線の交点の個数を調べる問題」などでなぜ範囲を考えずにyyを消去して解答として問題がなかったのかというと、直線だからです。


直線では、ある11つのxxに対して必ず11つだけyyが対応します。つまり、ある11つのxxに対して必ず11つだけ点(x,y)(x,y)が対応することになります。


なので直線なら、xxの個数さえわかってしまえば、点(x,y)(x,y)の個数もわかるということです。

返信(3件)

回答ありがとうございます。


もう少し詳しくご説明下さると嬉しいです。

円と直線の場合、yyを消去したxxの方程式が実数解を持つ時、そのxxの値に対応するyyの値が必ず円の方程式のyyが取り得る範囲内に存在する理由が良く分からないです。

理解力がなくてすみません💦

「代入」という同値変形の正しい書き方はこうです

F(x,y)=0かつy=f(x)F(x,y)=0かつy=f(x)

F(x,f(x))=0かつy=f(x)⇔F(x,f(x))=0かつy=f(x)


「代入」を使う連立方程式の解法を書きます

F(x,f(x))=0F(x,f(x))=0を解くことで、xxの解x=a1,a2,,anx=a_1,a_2,\cdots,a_nが得られたとしましょう


「解く」は同値変形なので

F(x,y)=0かつy=f(x)F(x,y)=0かつy=f(x)

F(x,f(x))=0かつy=f(x)⇔F(x,f(x))=0かつy=f(x) (y=f(x)が直線ならここで消える)(←y=f(x)が直線ならここで消える)

(x=a1またはx=a2またはまたはx=an)かつy=f(x)⇔(x=a_1またはx=a_2または\cdotsまたはx=a_n)かつy=f(x)

(x=a1かつy=f(x))またはまたは(x=anかつy=f(x))⇔(x=a_1かつy=f(x))または\cdotsまたは(x=a_nかつy=f(x))

(x=a1かつy=f(a1))またはまたは(x=anかつy=f(an))⇔(x=a_1かつy=f(a_1))または\cdotsまたは(x=a_nかつy=f(a_n))

このように書けます



長くなるので次にします

最後に、なぜ代入先のyyの範囲は考えなくていいのか、です

よく使っていた「同値でない代入」ではy=f(x)y=f(x)の情報が消えます。が、F(x,y)=0F(x,y)=0の情報は最後まで残ります。

F(x,y)=0かつy=f(x)F(x,y)=0かつy=f(x)

F(x,f(x))=0⇒F(x,f(x))=0

x=a1またはx=a2またはまたはx=an⇔x=a_1またはx=a_2または\cdotsまたはx=a_n


F(x,f(x))=0F(x,f(x))=0の解である時点で、F(x,f(x))=0F(x,f(x))=0を同値変形したということになりますから、F(x,f(x))=0F(x,f(x))=0を満たしているかどうかは確認する必要はありません。


連立方程式の解の個数だけを考える問題の場合、y=f(x)y=f(x)が直線ならy=f(x)y=f(x)の情報が抜け落ちていても、F(x,f(x))=0F(x,f(x))=0の解の個数とどうせ一致するからいい、ということです

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