「Koko's mobile home, situated on the Stanford University campus,
came to us with normal accommodationsa kitchen, a living room, and a hallway leading to a small bedroom,bathroom, and master bedroom Chain-link」
「ココのトレーラーハウスは,スタンフォード大学のキャンパス内にあり、通常の設備(台所,リビングルーム, 小さな寝室,浴室,主寝室につながる廊下)が用意されています。 」
という文章についてですが、「come to us withがどのように訳されているのかがわからないです。解説おねがいします。
*神奈川大学2023給費生入試
ベストアンサー
日本語訳に該当する部分は「用意されています」にあたります。
文章の構造は、端的に言えば
A came to us with B
「AはBと共に私たちの元へやって来た」
です。ここに、A=「家」、B=「設備」を入れる(わかりやすく説明するために、端的な表現に変えています)ので、
「家は設備と共に私たちの元へやって来た」
となります。しかし、家や設備が動いたら怖いので、日本語として違和感のないように訳す(=意訳)と、
「家には(私たちのために)設備が用意されています。」
となります。
ちなみに、cameは過去形なのに日本語訳が「用意されています」と現在形になっている(「用意されていました」とは訳されていない)のは、「用意された状態です」という意味で考えれば過去形の部分も表現されている解釈になっています。
<蛇足>
知っておくと英語がもっと理解しやすくなるかと。
①comeの意味
通常「来る」と訳されることが多いですが、口語の「I'm coming!(今行くよ!)」などでは「行く」と訳されることもあります。
両者に共通するのは「話題の起点となっている物や人に対して、遠いところにあったものが近くにやってくる」というニュアンスです。詳しくはお持ちの辞書をじっくりご覧ください。web上の簡易訳ではなく、紙辞書や電子辞書だと確実です。
②無生物主語
英語ではよく見かけますが、日本語では馴染みのない表現なので、混乱する人が多いです。日本語で言うところの、擬人化のようなものでしょうか。
例えば「This music makes me happy.」は、直訳すると「この曲は私に幸せを作り出す。」ですが、意味は通じるものの、日本語としては違和感ありまくりです。
意訳すると「私はこの曲を聴くと幸せになる。」と言ったところでしょうが、逆にこれを英語で直訳すると「I become happy when I listen to this music.」となり、英語では普通このような表現はしません。英語と日本語には、そもそもの言い回し表現のクセが異なるのです。
これらを知っているだけでも、読める英文がぐんと増えるのでは。
受験生さんでしょうか。いよいよですね。微力ながら、質問者さんの実力が十分に発揮されますよう、祈っています。