解決済み

数学の質問です。

曲線の方程式を微分する方法に就いてですが、例えば円の方程式を微分する時に、教科書では、yyxxの関数と考えて両辺をxxで微分すると〜と書いてありましたが、定義域内の或るxxに就いてそれに対応するyyが2つ存在することがあるので実際は円はyyxxの関数ではないですよね?にも関わらずyyxxの関数と考えて両辺をxxで微分することが出来るのはなぜでしょうか?yyxxの関数と考えて両辺をxxで微分して何も問題は起こらないのでしょうか?yyxxの関数と考えて両辺をxxで微分した時と円の方程式を2つの陽関数に分けて微分した時の導関数は確かに等しいですが、、、

回答宜しくお願いします。

補足

訂正

実際は円はyyxxの関数ではない

実際は円に就いてyyxxの関数ではない

ベストアンサー

ベストアンサー

質問者さんの仰る通り、円の方程式は二つの陽関数に分けて微分しているんです。

より一般化して考えましょう。陰関数F(x,y)=0F(x,y)=0yyについて解いて得られる関数f1(x),f2(x),f3(x)...f_1(x),f_2(x),f_3(x)...をそれぞれ、y1,y2,y3,...y_1,y_2,y_3,...とします。これらはF(x,y1)=0,F(x,y2)=0,F(x,y3)=0,...F(x,y_1)=0,F(x,y_2)=0,F(x,y_3)=0,...を満たし、さらに関数なのでそのままの形でxxについて微分することができます。微分して出てきた導関数はそれぞれ、dy1dx=g(x,y1),dy2dx=g(x,y2),dy3dx=g(x,y3),...\dfrac{dy_1}{dx}=g(x,y_1),\dfrac{dy_2}{dx}=g(x,y_2),\dfrac{dy_3}{dx}=g(x,y_3),...という風に同じ形で出てくるので、まとめてdydx=g(x,y)\dfrac{dy}{dx}=g(x,y)と書きます。


ここで疑問に浮かぶのが、これに代入して本当に微分係数が求められるのかですが、xxだけを代入すると求まりません。F(x,y)=0F(x,y)=0のグラフが自己交差点している点以外では、xxyyの両方を代入することでただ一つの微分係数が求まります。

返信(3件)

成程!2つの陽関数に分けて微分しなくても大丈夫な理由が分かりました!ありがとうございます!


もう1つ、聞きたいことがあるのですが、細かいところではありますが、、、

「陰関数F(x,y)=0F(x,y)=0yyについて解いて得られる関数f1(x),f2(x),f3(x),f_1(x),f_2(x),f_3(x),\ldotsをそれぞれ、y1,y2,y3,y_1,y_2,y_3,\ldotsとします。」

の部分でF(x,y)=0F(x,y)=0の形で表されて居ても1つのxxに対してyyが複数ある時、それは関数とは呼ばないのではないですか?少なくとも私はその様に認識して居たのですが、、、

説明を忘れていました。

その通りで、「定義域内の各xxに対し、ただ一つのyyが対応しているとき、yyxxの関数という」ので、yyが複数得られるような陰関数は関数ではありません。この場合「まるでyyxxの関数であるかのように微分する」という意味かもしれませんね。論理を考えると分かりにくいことこの上ないですが、直観的にはこう言われた方が分かりやすい気はします。

分かりました!ありがとうございます!

質問者からのお礼コメント

質問者からのお礼コメント

大変助かりました!!!

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