数学の質問です。
曲線の方程式を微分する方法に就いてですが、例えば円の方程式を微分する時に、教科書では、をの関数と考えて両辺をで微分すると〜と書いてありましたが、定義域内の或るに就いてそれに対応するが2つ存在することがあるので実際は円はをの関数ではないですよね?にも関わらずをの関数と考えて両辺をで微分することが出来るのはなぜでしょうか?をの関数と考えて両辺をで微分して何も問題は起こらないのでしょうか?をの関数と考えて両辺をで微分した時と円の方程式を2つの陽関数に分けて微分した時の導関数は確かに等しいですが、、、
回答宜しくお願いします。
訂正
誤
実際は円はをの関数ではない
正
実際は円に就いてはの関数ではない
ベストアンサー
質問者さんの仰る通り、円の方程式は二つの陽関数に分けて微分しているんです。
より一般化して考えましょう。陰関数をについて解いて得られる関数をそれぞれ、とします。これらはを満たし、さらに関数なのでそのままの形でについて微分することができます。微分して出てきた導関数はそれぞれ、という風に同じ形で出てくるので、まとめてと書きます。
ここで疑問に浮かぶのが、これに代入して本当に微分係数が求められるのかですが、だけを代入すると求まりません。のグラフが自己交差点している点以外では、との両方を代入することでただ一つの微分係数が求まります。
成程!2つの陽関数に分けて微分しなくても大丈夫な理由が分かりました!ありがとうございます!
もう1つ、聞きたいことがあるのですが、細かいところではありますが、、、
「陰関数をについて解いて得られる関数をそれぞれ、とします。」
の部分での形で表されて居ても1つのに対してが複数ある時、それは関数とは呼ばないのではないですか?少なくとも私はその様に認識して居たのですが、、、
説明を忘れていました。
その通りで、「定義域内の各に対し、ただ一つのが対応しているとき、をの関数という」ので、が複数得られるような陰関数は関数ではありません。この場合「まるでがの関数であるかのように微分する」という意味かもしれませんね。論理を考えると分かりにくいことこの上ないですが、直観的にはこう言われた方が分かりやすい気はします。
質問者からのお礼コメント
大変助かりました!!!