塩は、陽イオン陰イオンの順に書くと国際的に決まっていると習ったのですが、なぜこれは陰イオンが先に書かれてあるのですか?調べてみたのですが、有機塩だからという理由で合っていますでしょうか?
また、二次試験でCaを先に書いた場合、原点になりますか?
ベストアンサー
私自身もいろいろと調べてみましたが、有機物を含む場合、結果的にそれを先に書くようですね。有機塩は化学式とは違い基本的に示性式と呼ばれる、官能基などを強調するような書き方で表現されるので、カルボキシ基と元々そこにあった水酸基の結びつきを表すためにそのように書いているそうです。
つまり、見た目の問題も多少あるという事です。因みに、Caを先に書いても問題ないですよ。
酢酸ナトリウムの事例で覚えると良いかも(CH₃COO⁻ Na⁺)
NaCH₃COOでも良い 論文にも見受けられました
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そのほかの回答(1件)
塩の化学式において、陽イオンと陰イオンの順番が国際的に決まっている理由は、主にIUPAC(国際純正・応用化学連合)の命名法に基づいています。この規則では、一般的に陽イオンを先に書き、次に陰イオンを書くことが推奨されています。これは、化学式を通じて成分の性質や構造を明確に示すためです。
ただし、有機塩の場合は例外があり、特定の陰イオンが先に書かれることがあります。例えば、酢酸ナトリウム(CH₃COONa)のような有機塩では、陰イオン(CH₃COO⁻)が先に書かれます。この場合、陰イオンの名前が化合物の性質を強調するためです。
二次試験でCa(カルシウム)を先に書いた場合についてですが、一般的にはIUPACの規則に従うことが求められます。したがって、陽イオンを先に書かないと原点になる可能性があります。特に試験では規則に従った記述が重視されるため、注意が必要です。
質問者からのお礼コメント
お二人とも丁寧に教えて下さりありがとうございます
1217様のおっしゃる通り、基準に則り書くように気をつけます
回答のはやかったEnigmathematics様をベストアンサーとさせて頂きます
ありがとうございました!