古文の竹取物語の「取りがたき物を、かくあさましく持て来ることを、ねたく思ふ。」のあさましの意味は「意外なほどに」が正解だったのですが、「見苦しく」ではダメなのでしょうか?辞書的にはOKっぽいんですが…
ベストアンサー
「あさまし」は基本的に「驚き呆れる」という意味です。
プラスの意味では「驚くほど(すばらしい)」で、
マイナスの意味では「驚くほど(ひどい)」「嘆かわしい」になります。
今回の問題は、
「手に入りにくい物をこのように()持ってくることを、憎らしく思う。」
という本文から推測し、あさましの「驚き呆れる(ほど)」の意味を考えて、「意外なほどに」は正解として妥当だと思います。
「見苦しく」は現代の「浅ましい」という言葉に近い意味ですが、古文の「あさまし」に「見苦しい」の意味はないので注意してくださいね。