中学三年生です。
水酸化ナトリウムの
電気分解の化学反応式が
2H(2)O→2H(2)+O₂
電離のようすをイオン式を使った化学式が
NaOH→Na(+)+OH(-)
でよろしいでしょうか?
問題解いてたら分からなくなってきました💦
ベストアンサー
そうです。間違いはないです。
あと、あるあるの質問も解説しておきます。
Q:「なんでナトリウムが水酸化ナトリウムの電気分解で発生しないの?電離式では
があるのに、、」
A:ナトリウムは一族元素「アルカリ金属元素」に分類されます。仲間には、リチウムやカリウム、ルビジウムやセシウムがあります。これらの元素はすべて「爆薬」であるとともに、「水に反応しやすい」「水と結びつきやすい」という、ユニークな特徴を持っています。
さて、一族の元素たちは、「爆薬」であると書きました。知っていたら大変恐縮なのですが、ナトリウムやカリウムは石油の中で保存します。ルビジウムやセシウムは真空管の中で保存します。これは空気中の水蒸気と激しく反応して、爆発するためです。なぜ爆発するのかは、ぜひ調べてみてください。
上で書いたように、空気中の水蒸気とも反応してしまう元素が一族元素なのです。(リチウムは爆発よりも燃えるという感じの穏やかな反応を示します。)そのような元素は、イオンになっても特に性質は変わりません。なので、水酸化ナトリウムを電気分解しても、ナトリウムは現れません。なぜなら、水と結びついているからです。(ナトリウムイオンは爆発しません。ナトリウム原子になって初めて爆発します。ほかの一族元素も同じです。しかし、水とは結び付きやすい性質は変わりません)
なので、電気分解の式と電離式には差が生じます。
余計なことまで書いてしまいすみません。
ただ、学校で触れられていないことを学べた と解釈してくださると幸いです。
中2の時に、なんで水酸化ナトリウムを入れるのか と思ったりしませんでしたか?この疑問は、返信の欄で解説しようと思います。
真水は電気を通しませんが、海水やプールの水など、電解質が解けている水は電気を通します。
したがって水を電気分解するときは、何らかの電解質を溶かすことが必要になります。なので、水と反応しやすい(→電気分解したときに、水素と酸素以外の物質を出さない)アルカリ金属元素化合物の中で、一番日常生活に身近な物質である水酸化ナトリウムを溶かします。
これが水酸化ナトリウムを溶かす意味です。
水道水にも、電解質塩素が含まれていますが、プールほど濃くはありません
質問者からのお礼コメント
なんでナトリウムが電気分解で反応しないのかなんだかんだ知らなかったので、めちゃくちゃ勉強なります!
理由が分かったのでもうこんがらなくなると思います!
丁寧に回答してくださりありがとうございました🙇✨