作用反作用の関係にあるときの2つの物体に2つの力がはたらいているという意味がわからないです
ベストアンサー

2つの物体に2つの力が掛かるというのは僕もよく分からないですが、作用反作用は「相手が自分を押す(または引っ張る)時、自分も同じ力で相手を押している,又は引っ張っている」ことだと考えてください。
いわゆる物体(仮にXとする)に力がかかるというのは物体Xが“他から“力をかけられているという事です。そして作用反作用というのは今我々は物体Xを基準に考えていますが、視点を物体Xに力をかけている存在(仮に物体Yとしましょう)に写すと物体Yにも同じだけの力を物体Xからかけられているということを示しているのです。
下の図を見てください。
机の上に物体が乗っている時、物体Xは机から押される力がかかってます(垂直抗力というやつです仮にRとしましょう)。物理演習で運動方程式を書いたりするでしょうが、コレはつまり「物体Aが他から力をかけられていて、これらの力が物体Aの加速度を生み出している」という事です。この時作用反作用を理解していなくとも運動方程式は書くことができると思います。
問題は机の運動方程式を書く時です。
机は物体Aを押してるので、机にも同じRの力だけ物体Aから押されることになります。この時力の方向が逆になるのは想像に固くないと思います。なので机の運動方程式にはちゃんとこの力Rを記述する必要があります。ここら辺をきちんと理解していないと書き忘れると思います。
重力についても同じことがいえます。
重力というのは「地球が物体を引っ張る力」です。そして作用反作用より、地球も物体から引っ張り返されてるという事になります。中々想像しにくいと思いますが、地球と物体Bの質量の桁が比にならないので地球を動かすまでに及ばないのだと思います。
ここまでが作用反作用についての説明です。僕も初めて文章にしたので上手く説明できてるか不安ですが、他にもわかりやすいサイトなどあると思うので演習と並行して勉強してみてください。作用反作用に限らず、エネルギーを考える時など、物理では「相互作用」というのがキーワードになっていると思います。今後物理を勉強する時は「相互作用」という言葉を思い出して観てください。
※作用反作用の説明をする時、「こちらが深淵を覗くとき、深淵もこちらを覗いている」ということわざ?を思い浮かべました。一度調べて見ると理解に繋がるかもしれません。
長々と説明してしまいすみませんでした。

シェアしよう!
そのほかの回答(1件)
名無しユーザー
この回答は削除されました。